メモ

忘れっぽいです

2017年8月公開映画チェック

8月。
新作公開監督はボール・ヴァーホヴェン、ジム・ジャームッシュ、マイケル・ベイ、ロベルト・シュベンケ、エドガー・ライト、アンヌ・フォンテーヌ、原田眞人、三池崇史、西村喜廣、三島有紀子。数は少なくとも濃ゆいです。ヴァーホーヴェンとマイケル・ベイだけで胃もたれしそう。

再上映モノは、4Kリマスターが嬉しい『ターミネーター2 3D』と、ペキンパー『戦争のはらわた』40周年記念リマスター版。『T2』は東京では日劇上映。あのデカイ箱で再見出来るなんて最高ですね。

企画モノはキネカ大森で「ホラー秘宝まつり」
http://horror-hiho.com/
ハウリング』『ザ・フォッグ』やるのは嬉しいですが、他の旧作は去年もやった『バスケットケース』&『ヘル・レイザー』シリーズと、至る所でリバイバル上映してるハーシェル・ゴードン・ルイスのベタなタイトル群。どうにも新鮮味に欠けますね。


http://eiga.com/coming/


8/4(金)
トランスフォーマー 最後の騎士王
http://www.tf-movie.jp/
シリーズ5作目。もちろんマイケル・ベイが監督。前作は、露骨なプロダクト・プレイスメント&出資国ヨイショが満載でした。本来なら慎ましく見せるべき点を、最前面に押し出してしまう辺り、マイケル・ベイらしくて僕はとても楽しめました。
今回の撮影は『ミッドナイト・ミート・トレイン』『ダイ・ハード ラスト・デイ』『ジョン・ウィック』ジョナサン・セラ。夕日とか爆発とか、暖色系の色合いが似合うシリーズですが、今回は硬質で寒色な雰囲気を推して来るのかな。


ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章
https://warnerbros.co.jp/movie/jojo/

実写版。
監督は、こんな企画、仕事を選ばないこの人しか受けてくれないであろう三池崇史。脚本は『牙狼』シリーズや、近年屈指のダメ実写化映画(でも僕は大好きな)『タイガーマスク』江良至。この監督脚本コンビの映画では、内田春菊が母乳をひり出す大傑作『ビジターQ』がありますね。アレくらい無茶できたら相当面白いでしょうが、まあこんなメジャー・タイトルじゃ出来ませんわね。
企画プロデュースは平野隆。プロデュース作を並べると『黄泉がえり』『どろろ』『感染列島』『余命1ヶ月の花嫁』『今日、恋をはじめます』とロクでもないように見えますが、塩田明彦、瀬々敬久、廣木隆一、古澤健といった、力はあるけどメジャー仕事が回ってこなさそうな監督にバジェットのある映画の監督機会を提供している、と考えると日本映画界にとって有難い人なのかも。それともしょうもない映画を作って足を引っ張ってるだけか。


8/5(土)
俺たちポップスター
http://popstarmovie.jp/

サタデー・ナイト・ライブ組が監督脚本出演でジャド・アパトー制作、日本じゃイマイチ受けないコッテコテの現代アメリカン・コメディ映画プロダクト。しかし本作は音楽ドキュメンタリーのパロディという分かりやすいスタイルなので万人受けしそう。
監督脚本出演3人の仕事では、ナタリー・ポートマンのギャングスタ調ラップが日本でもそこそこ知られているでしょうか。『LEGO ムービー』主題歌「全てはサイコー!」でラップ・パートの担当もしています。
それにしてもアパトー映画の「俺たち」縛りのダサい邦題は、アメリカン・コメディのファンにしか通じないし、もう止めた方がいいんじゃないですかね。


夜明けの祈り
http://yoake-inori.com/

ココ・アヴァン・シャネル』『ボヴァリー夫人とパン屋』アンヌ・フォンテーヌ監督作。戦時、ソ連兵によって身ごもった修道女たちと、彼女らを手助けしたフランス人女性医師のおはなし。出演に『ハミングバード』アガダ・ブゼク、『イーダ』アガタ・クレシャ。


スターシップ9
http://starship9.jp/

地味で良さそうなSF。監督脚本は、ゾンビ映画な世界観でサスペンスフルな人間心理を描いた『ゾンビ・リミット』脚本のアテム・クライチェ。ジャンル映画のツボを押さえつつ、一捻りあるストーリーテリングをする人、という印象があります。


ファンタズムV ザ・ファイナル
http://qualite.musashino-k.jp/quali-colle2017/
銀玉が飛び回る人気ホラー・シリーズの5作目。僕は一応全作見てる、、、ハズですが、4作目の銀玉おっぱいしか覚えておりません。
シリーズ生みの親にして監督脚本を続けていたドン・コスカレリは今回、脚本制作。トールマン役のアンガス・スクリムは本作が遺作となりました。最終作の撮影が間に合ったのは不幸中の幸いでしょうか。


リベリアの白い血
http://liberia-movie.com/

アフリカ、リベリアからニュー・ヨークへ渡った移民のおはなし。監督は日本人。


劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング
宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲

http://ex-aid-kyuranger.jp/
ニチアサ夏の劇場版。ライダーはタイトル通り、トゥルー・エンディングをテレビ本編に先駆けて公開、だそう。


オラファー・エリアソン 視覚と知覚
http://www.ficka.jp/olafur/
ヨコハマトリエンナーレ2017への参加も決まっているオラファー・エリアソンのドキュメンタリー。


8/11(金)
スパイダーマン ホームカミング
http://www.spiderman-movie.jp/

再度リブートの『スパイダーマン』新シリーズ。本作からマーベル・シネマティック・ユニバースに合流。


少女ファニーと運命の旅
http://shojo-fanny-movie.jp/

二次大戦時、ナチス支配下のフランスからスイスへ渡った9人の子供たちの実話ベース映画。監督はジャック・ドワイヨンの娘、ローラ・ドワイヨン。


8/12(土)
海底47m
http://gaga.ne.jp/47m/
夏!海!サメ!47メートルの海の底に沈んだ檻の中シチュエーション・スリラー。


RE:BORN リボーン
http://udenflameworks.com/reborn/

下村勇二監督、坂口拓主演のアクション物。個人的に、この辺りの人たちの「作りたい映画作りました!」系映画は手弁当っぽさ、内輪な閉塞感が強くて、あまり好きになれなかったのですが、最近はその辺り改善されてきた気がします。コレもキャスティングやスタッフの布陣を見るに悪くなさそうな。


8/18(金)
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
http://uchiagehanabi.jp/

岩井俊二出世作を元ネタに、シャフト制作、新房昭之総監督、武内宣之監督、大根仁脚本でアニメ化。僕が苦手とする深夜アニメと大根仁の強力タッグ。岩井俊二嫌いは数年前に克服しましたが、これに立ち向かうのは大変そうだ。


8/19(土)
ベイビー・ドライバー
http://www.babydriver.jp/

エドガー・ライト監督脚本。公式サイトによると、初のハリウッド・メジャー進出作、だそうです。『アントマン』はゴタゴタして監督降りちゃいましたからね。
出演リリー・ジェームズ、ケヴィン・スペイシー、ジェイミー・フォックス。
カメオ出演は『ファントム・オブ・パラダイス』スワン役のポール・ウィリアムズ、映画監督ウォルター・ヒル、そしてレッチリのフリー、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンのジョン・スペンサー。良いチョイスです。しかも映画で最初にかかる曲はジョンスペの「ベルボトム」だそうで。こりゃ早く見たいですね。北海道は札幌でしかやらないみたいだけど。


ダイバージェントFINAL
http://divergent.jp/
シリーズ遂に完結!と言われても、何のこっちゃという人ばかりであろう米人気ヤングアダルト小説の映画版シリーズ最終作。監督は前作に続き『フライトプラン』ロベルト・シュベンケ。


キングス・オブ・サマー
https://www.kings-of-summer-jp.com/

キングコング 髑髏島の巨神』ジョーダン・ボート=ロバーツ監督の長編デビュー作。良作を予感させるボンクラDIY『スタンド・バイ・ミー』。


HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY
http://high-low.jp/
今の日本で一番、映画人が有意義にバジェットを使えるシリーズかもしれない HiGH&LOW シリーズ新作。


蠱毒 ミートボールマシン
http://kodoku-mb.net/

山本淳一監督の自主制作版『ミートボールマシン オリジン』、それをキングレコード制作で商業作品としてリメイクした『ミートボールマシン』、そして今回の新作、という事で、シリーズの3作目、、、と言っていいのかな?
ミートボールマシン オリジン』は自主制作らしさが良い方向に働いたパワフルな傑作。リメイク版『ミートボールマシン』は追加撮影分の監督である山口雄大や造形の西村喜廣の嗜好が入り込んだ、オリジナルとは別物の作品。という印象があります(同じネタでも自主制作と資本入りじゃ別物になる、というのは『死霊のはらわた』しかり、よくある事例なのでしょうが)。
今回の新作は、プロデューサーに山口雄大の名はあれど、山本淳一の文字はクレジットに見当たらないので、リメイク版『ミートボールマシン』に連なるタイトルなのでしょう。いずれは山本淳一監督の手も入った新作も作って欲しいものです。


8/25(金)
エル ELLE
http://gaga.ne.jp/elle/

ロボコップ』『トータル・リコール』『氷の微笑』『ショーガール』『スターシップ・トゥルーパーズ』『インビジブル』『ブラックブック』こんなにも楽しい映画たちを監督したその凄さに、批評家連中もようやく気づいたらしい、偉大なるボール・ヴァーホヴェン監督の、世界中で高評価を受けている最新作。ようやく日本公開です。
しかし公開館が首都圏のTOHOシネマズと地方の小さめ映画館ばかりで悲しいですね。新潟はシネウインドですらやらないのか。


ワンダーウーマン
http://wwws.warnerbros.co.jp/wonderwoman/

DCコミック映画化ユニバースの一作。『マイティ・ソー』にもあったカルチャー・ギャップ・コメディ要素のおかげで、シリアスになりすぎず楽しめそう。
監督は、シャーリーズ・セロンがアグリーなメイクで主演した『モンスター』監督脚本のパティ・ジェンキンス。近年はテレビ畑で活躍しているので、今回が久しぶりの劇場長編監督作。撮影は『クロニクル』『ファンタスティック・フォー』マシュー・ジェンセン。美術はジャン=ピエール・ジュネ監督『天才スピヴェット』やジョー・ライト監督『PAN』のアリーヌ・ボネット。良さそうな布陣です。
しかしアメコミ的キッチュを意識した日本語コピーと、ロンドン舞台の映画映像が見事にミスマッチな予告編は、どうにかならなかったのか。


きみの声をとどけたい
http://kimikoe.com/movie/

マッドハウス制作のオリジナル長編アニメ。監督『映画ドキプリ』『劇場版総集編オーバーロード』伊藤尚往。『映画ドキプリ』は、「映画フィルムへのノスタルジー」など理解できるハズもない幼児にオトナのノスタルジーを押し付けるプリキュア映画の最低作、と僕は思っていますが、中高生向け映画でラジオやカセットテープくらいの懐かしさなら、悪くないですわね。キャラデザインとリッチな背景の違和感も、逆に良さげ。


映画くまのがっこう パティシエ・ジャッキーとおひさまのスイーツ
映画ふうせんいぬティニー なんだかふしぎなきょうりゅうのくに!

http://jackie-tinny-movie.com

くまのがっこう』は映画2作目。『ふうせんいぬティニー』は初映画化。どちらも映像の質感は面白いですが、色がゴチャゴチャで子供に厳しそうな気もします。その辺の画面の整理力は『アンパンマン』ホント上手いよなー。


8/26(土)
ハイジ アルプスの物語
http://heidimovie.jp/

スイスドイツ合作の実写版。予告編からして、かなり日本のアニメ版から影響受けてそうな雰囲気です。
おんじ役は『ヒトラー 最期の12日間』ヒトラー役でお馴染みブルーノ・ガンツ。日本語吹替版はハイジ花澤香菜、クララ早見沙織、おんじ茶風林、ロッテンマイヤーさん本田貴子、と魅力的なキャスティング。このブログでは度々「やっぱ花澤さん上手いですね」と書いている記憶がありますが、やっぱ花澤さん上手いですね。


パターソン
http://paterson-movie.com/

ジム・ジャームッシュ監督脚本。アダム・ドライバー主演、『彼女が消えた浜辺』ゴルシフテ・ファラハニ、永瀬正敏、メソッド・マンなど共演者も魅力的。撮影は『イレイザーヘッド』『ブルーベルベット』『リバース・エッジ』など魅力的タイトルを数々手がけるフレデリック・エルムス。ジャームッシュ作品では『コーヒー&シガレット』などに参加しています。
バス運転手の一週間を、監督の弁を借りると「ただ過ぎ去っていくのを眺める映画」。個人的に、今年のベストになりそうな雰囲気。


関ヶ原
http://wwwsp.sekigahara-movie.com/
司馬遼太郎原作、原田眞人監督脚本。


阿修羅少女 BLOOD-C 異聞
http://asuragirl.com/
BLOOD』シリーズの世界観、というか主人公の小夜を踏襲した、オリジナルストーリーの実写版。


幼な子われらに生まれ
http://osanago-movie.com/

重松清原作、『しあわせのパン』三島有紀子監督、『共喰い』荒井晴彦監督。閉じた人間関係の中で万事解決する、悪く言えば独りよがりな世界に閉じこもる映画を作る三島監督に、あえて、破綻している閉じた人間関係を撮らせる、というのはかなり面白そうな気がします。
[ 2017/07/23 14:29 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
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Author:かりふら