メモ

忘れっぽいです

プラチナスターズ所感

プラチナスターズ、全員Sランクにしたところでの感想。長いので、本文は追記の方に。


プラチナスターズは確かに、出来る事が少ないゲームシステムのくせに多大なプレイ時間を要求する酷いゲームバランスですが、僕は作業とは思えど苦行とは思わず、全員Sランクになるまで飽きることなく遊ぶことが出来ました。元々、Xbox360の実績厨時代に散々作業プレイはしていたし、音ゲーも苦手ではないのが幸いしたのでしょう。何より、二年以上ほとんどアイマス関係のコンテンツに触れていなかったし、未だにアイマス2もOFAも内容を全く知らないので、ほとんど新規参戦Pのような状態で臨めたのが大きかったです。

そんな僕のプラチナスターズの感想は多くの人にとって何の参考にもならないでしょうし、これから書くことは単に、現時点での「俺のアイマス」を整理する物でしかありません。
ついでに言えば、別に多くの人が貶しているから僕はどうにか擁護しよう、とか、こう考えれば良く出来たゲームだ!とアナタに説明したい、とか、そんなつもりもなく、僕はそう思っている、というだけの話です。



ヒトコトで言って、プラチナスターズは、とてもよく出来た「765プロ・ビューティフル・ドリーマー」でした。
ゲームとしては大いに難アリ、ですが、『うる星やつら ビューティフル・ドリーマー』のような「プロデューサーとわたし(たち)の終わらない日常」をコンセプトとしたアイマス作品としては、とても良く出来ていると、むしろ、異常なゲームバランスにしてまでそのコンセプトを徹底してみせた傑作だ、とさえ思います。


制作側が何を意図してこのゲームバランスにしたのか知る由もないし、知りたいとも思いません。
ただ僕は、今回のゲームバランスを、力技でビューティフル・ドリーマーな世界観をプレイヤー(というか、俺)に実践させる、という意味で、とても面白く感じました。
Sランクへの道のりが異様に遠いのは「Sランクになってプロデューサーが離れてしまうのなら、ウチはいつまでもSランクになんてなってあげないっちゃ」という事。各種要素のコンプリートが厳しいのは「だってコンプしたらこの合宿やめちゃうでしょ、行っちゃヤダよ」という事。
僕はひたすらボタンを押し、サイコロを転がし、時折スクリーンショットを撮りながら、アイドルたちを眺める一年間を何度でも続ける。そんな怠惰で閉鎖的なシャングリラの退屈が、とても心地よかったです。


コミュに関しても(あまりヘタな事を書いて、今後コミュを見る人の興をそぎたくないので簡単に済ませますが)、アイドルの成長/あるいは自分が何者であるか/何を求めているか、という気付きをキチンと描きつつ、永遠に終わらない合宿生活が破綻しない、見事な着地をしてみせる展開が多く、とても良く出来ていると思いました。特に、響は「765プロ・ビューティフル・ドリーマー」の美しき体現者でした。(何度も言いますが、あくまで個人の感想で、僕が勝手に思っているだけです)



「765プロ・ビューティフル・ドリーマー」な世界は、甘えに満ちた幸せな空間です。ですが同時に、そこから抜け出せないのはとても残酷だ、という側面も当然あります。

僕は、アイドルマスターのプロデュースはすなわち、おとぎ話の「シンデレラ」だ、と思っていました。
魔法使いはただ魔法をかけるだけで、見返りは求めない。
そして、シンデレラは、シンデレラのまま、プリンセスになる(魔法によって彼女の容姿/内面/身体能力などが変わることは無い)。

プラチナスターズはこの二点を徹底しています。
「プロデューサーとアイドル」という関係を踏み越えることは無く、これまでのアイマスの歴史で積み重ねてきたアイドルの個性はとても丁寧に尊重されています。

ただ僕は、シンデレラにおけるもう一つの大切なこと、「シンデレラがプリンセスになるのは魔法が解けた後である」という点を、今まで考えてもいなかったと、プラチナスターズをプレイして気付かされました。

知ってる人は知ってるように、僕は秋月律子をこじらせた人間で、律子にはいつまでもアイドル秋月律子でいて欲しいと願っていました。しかし今回の、秋月律子が安穏とアイドルであり続ける世界に身を置いてみると、「何故キミはここから出ようとしないんだ」と物足りなく思う、いやむしろ苛立たしくさえ思ってしまったのでした。
結局のところ僕は、プロデューサーのかけた魔法を自らの手で解く秋月律子が好きなのでしょう。
僕はアイドル秋月律子を望んでいるけど、律子は秋月律子プロデューサーを望んでいる。そんな、ままならぬ状況があったからこそ、僕は秋月律子に執着したのだと、今更ながらに思います。

とはいえ今回の世界線の律子は、これはこれで嬉しいし感涙しました(EXライブ挑戦前コミュは本当にヤバかった)。考えようによっては、作品ごとに立場を変え、ついでにモデルごとに髪型も変える、様々な律子を見れるのだから律子ファンは、随分と幸せなのかもしれません。


昔の僕だったら、本作をこんなに冷静に受け止められなかっただろうと思います。一旦アイマス熱が引いたついでに、情熱も随分と失われたのでしょう。昔ならこんな事はブログやツイッターに書いたりせず、感情をぶつけたMADにすることで整理していましたが、今はそこまでの気概はありません(そもそもMAD LIVE EXPのチルアウト枠用のMADを作り終えたあと、本気でアイマスとサヨナラするつもりでしたから)。

でもこれはこれでいいなぁと思います。以前より随分ライトにアイマスを楽しめている状況が、とても幸せです。

あとは765プロが今後も据置機で継続してくれたら何の問題も無いのですが、、、どうでしょうね。
新機種でビジュアル一新のアイマスを今回のスタッフ数で実現しているのは素直に凄いですが、このスタッフ数でこのボリュームの物をフルプライスにしても高めな値段設定で販売し、さらにPドロップ課金も入れなければならない辺り、やはり据置機用ソフトを日本国内でペイするのは相当難しいのだろうなーと思います。多くの日本向けソフトがビジュアル面などで妥協しつつPS4とVitaで同時展開して本数を稼ぐのが一般的になっている中、PS4だけで勝負してくれる方向性は嬉しいけど、売上的には大変でしょうね。
[ 2016/10/14 20:49 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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