メモ

忘れっぽいです

『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』

・『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪
http://www.precure-allstars.com/

監督:志水淳児
脚本:井上美緒
ゲスト声優:中田敦彦、藤森慎吾



プリキュアオタクとしては、過去作への思い入れ故に、それなりに楽しめました。が、「俺の中の幼女」はさほどトキメキませんでした。

昨年の『劇場版プリティーリズム・オールスターセレクション プリズムショー☆ベストテン』のようにダンスステージ特化型であれば、もしくは、劇場版セラムンR併映の『メイクアップ! セーラー戦士』のようなカタログ型であれば、プリキュア過去シリーズを知らない子供も容易に楽しめたと思うのですが、本作は両方を中途半端に取り入れた構成で、女児置いてきぼりになってしまった様に思います。


プリキュア映画でお子様が最も盛り上がるシーンは「私の知っている物が出てくる」場面である事が多いんですよね。
昨年のオールスター映画の場合は、キュアハニー登場シーンでした。当時のハニーはTVシリーズ本編ではまだキチンと活躍していないけど、オープニングなどに出てくるのでみんな存在は知っている、という状態。雑誌などでプリキュア予習している女の子が得意になって「キュアハニーだよ!」と声をあげたりするのが、なんとも微笑ましい光景でした。

逆に、よく知らないおはなしを延々と続けられると、お子様はどうしようもなくテンションが下がっていきます。今回はその典型でした。昔のプリキュアや妖精の姿を情緒たっぷりに見せられても、何のこっちゃ、です。再放送の少ない地方では、なおさら。

しかし流石に、主題歌"イマココカラ"は大々的にテレビなどで露出していたので、お子様のリアクションも上々でした。プリキュアとハロプロの連携プロモーションとしても良かったですね。『映画ふたりはプリキュアMH2』以降、イマイチなコラボを繰り返してきましたが、ようやく成功した感じ。


反面、オリラジの起用は案の定お寒い結果となりました。
プリキュアは頻繁に芸人を声優起用しながら(フレプレのレギュラー前田健を除いて)総じてクソみたいな使い方しか出来ていませんが、それと比べれば幾分マシです。
藤森慎吾は、かつて米国産3DCGアニメの佳作『モンスター・ホテル』で吹替担当して作品を台無しにしていたのですが(悪いのは芸人さんじゃなくて、起用したヤツと吹替セリフ書いたヤツだと思うけど)、それと比べれば圧倒的にマシです。
それでもやはり、ただでさえ低い作品クオリティをドン底にまで落とし込む要素になった事は否めません。寒々しいセリフと演技に、お子様連れの親御さんは呆れ返った事でしょう。いい加減、相手に迎合しない芸人起用をして欲しいっす。



と、主題歌以外のほとんどの要素を酷評してしまう映画にも関わらず、プリキュアオタクとして見ると号泣作品になってしまうのだから、思い入れというのは恐ろしいモノです。

最終回後の世界を楽しそうに過ごしているプリキュアたちを見ているだけでウルウルします。しかもそれが青山充原画だったり、香川久や川村敏江の画だったりするので、嬉しくて嬉しくて、涙ダダ漏れでした。特にドキプリパートは今思い出しても涙ぐみますねヤバイですね。

しかし、プリキュアたちを見せるにしても、前回のオールスター映画ASNS3が、映画のテーマである「夢」と絡めて各プリキュアの個性を活かしていたのと比べると、今回はあまりに安易。
ASNS1の時点で、キュアマリンに「やるっしゅ!」って言わせときゃイイんだろ的な安易さは出ていましたが、今回は「このキャラとこのキャラいちゃいちゃさせときゃイイんだろ」という、悪い意味で二次創作的な安易さが炸裂しており「公式がコレをやってしまうのか」と不安にもなってしまいました。

でもそんな文句垂れながらドキプリパートのマナレジ&あぐエルで号泣しちゃうのが悲しい。トークをもれなくゴハンネタに繋いでいく大森はスゲェ面白かったし、キュアメロディとキュアマリンの絡みも新たな可能性が見えてヤバかったなぁ。。。
ああ、コレはまんま、ソープで散々気持ち良くなっておきながら嬢に説教するダメ男ですね、よくないですね。
[ 2015/03/17 15:07 ] 映画鑑賞記 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール
Author:かりふら