メモ

忘れっぽいです

2014年に見た映画、項目別まとめ

2014年に見た日本公開/ソフト化/配信映画を、項目別に振り返ります。

レッド・ファミリー』『毛皮のヴィーナス』『おやすみなさいを言いたくて 』『天才スピヴェット』は、僕の住む新潟市では来年公開なので未見。
ご贔屓監督リチャード・リンクレイターの『6才のボクが、大人になるまで。』は近場で公開予定ナシ。悲しい。



アニメ

たまこラブストーリー
ジョバンニの島
BUDDHA2 手塚治虫のブッダ 終わりなき旅
思い出のマーニー
楽園追放 Expelled from Paradise
ゆるゆり なちゅやちゅみ!
聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY
THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!
劇場版 gdgd妖精s っていう映画はどうかな…?



相変わらず深夜アニメ劇場版やOVAが多い中、定期的にオリジナル企画も製作/配給してくる東映アニメーションとワーナー・ブラザース映画の存在が嬉しかったアニメ映画。

BUDDHA2』は主人公が「お母さんにブッダになれ、と言われたのでブッダになりました」という冗談の様な演出が炸裂。前作同様「酷すぎて逆に笑える」映画として高く評価しております。
劇場版gdgd妖精s』は映画館で見ていたら生涯ワーストになったであろうレベルで、石館光太郎が不参加のgdgd妖精はダメだ、と改めて思いました。

他はどれも見所のある良作。特に『たまこラブストーリー』『ジョバンニの島』『思い出のマーニー』は手放しに絶賛できる作品。




ファミリー/キッズ向けアニメ、特撮、ジュヴナイル

悪夢ちゃん The 夢ovie
映画プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠のともだち
劇場版 プリティーリズム・オールスターセレクション プリズムショー☆ベストテン
烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS
LEGO ムービー
劇場版アイカツ!
劇場版 カードファイト!!ヴァンガード ネオンメサイア
獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ
仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル
劇場版 カードファイト!!ヴァンガード 3つのゲーム
ベイマックス
アナと雪の女王
映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん
映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ペコと5人の探検隊
プレーンズ2 / ファイアー&レスキュー
ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー
STAND BY ME ドラえもん
瀬戸内海賊物語
映画ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ
映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!
名探偵コナン 異次元の狙撃手
平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊
劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!
キカイダー REBOOT



今年、最も充実していたのがキッズムービー。
ディズニーブランド完全復活の『アナ雪』。『トイ・ストーリー』に比肩する大傑作『LEGOムービー』。クレしん映画歴代上位に食い込むレベルの『逆襲のロボとーちゃん』。出来にバラつきがあるニチアサ映画も今年は良作が多く、今後シリーズ化しそうな『プリリズ』『アイカツ』『妖怪ウォッチ』といった新規参入作品も好調。

そんな激戦区での俺ベストは実写作品の『悪夢ちゃん』。僕が最も毛嫌いする「セリフが多すぎて言いたい事が逆に伝わらなくなる」シーンもありますが、それでも今年屈指の傑作キッズムービー。劇場で見損ねた事を大変後悔しました。

ちなみに今年見た全ての映画の中で一番先鋭的だったのは『プリリズ』。カウントダウンTV風ランキング番組の作りで「映画である」という特別性を放棄しながら、映像と音楽の力だけでスクリーンをプリズムの煌めきに染める、圧巻の作品でした。




アジア映画

新しき世界
ポリス・ストーリー / レジェンド
罪の手ざわり
怪しい彼女
テロ,ライブ
ファイ 悪魔に育てられた少年
西遊記 はじまりのはじまり
泣く男
観相師
チェイス!
ゲノムハザード ある天才科学者の5日間



(僕は見てないけど)『マダム・イン・ニューヨーク』を筆頭にインド映画が質量ともに充実。とはいえ、シネコンで広く公開される事は稀なのでミニシアターの無い地方で見るのは相変わらず厳しいです。
香港映画の地方公開は輪をかけて厳しく、映画祭などの特殊上映を除いて新潟で一般公開されたのは、日活と東宝東和による映画配給レーベル"GOLDEN ASIA"の『西遊記』一本だけ。
韓国映画は今年もレベルの高い作品が続きました。中でも大傑作である『新しき世界』が、BLとしても支持された事は今後日本に輸入される韓国映画ラインナップに影響を与えるかもしれません。




ホラー、ジャンル映画

ある優しき殺人者の記録
ザ・レイド GOKUDO
ヌイグルマーZ
グランドピアノ 狙われた黒鍵
イントゥ・ザ・ストーム
戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪い
アメリカン・ドクターX
パニック・マーケット3D
赤々煉恋
喰女
劇場版 零
戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版
ネイキッド・ソルジャー 亜州大捜査線
マチェーテ・キルズ
徳川埋蔵金伝説 大発掘プロジェクト2014 将軍家の暗号
エビデンス 全滅
女体銃 ガン・ウーマン
MONSTERZ モンスターズ
青鬼
フジミ姫 あるゾンビ少女の災難
ストリートファイター 暗殺拳
赤×ピンク
Angry Video Game Nerd: The Movie
Pro9-治験
ハイキック・エンジェルス
マザー
WTF



好き嫌いは分かれるけれど、ハマると偏愛作品になりやすいのがジャンル映画。
今年は、特撮ヒーロー中毒者の夢の結晶『ヌイグルマーZ』、「デ・パルマみたいな映画」の理想型『グランドピアノ』、21世紀を代表するディザスター映画『イントゥ・ザ・ストーム』、そしてついに「一部の好事家」以外のファンを取り込んだ白石晃士監督作品と、ツボにハマる映画が多かったです。

耳の早い海外ホラー映画好きは既にご存知であろう肉体改造整形外科女医ゴア・スリラーの傑作 "American Mary" は『アメリカン・ドクターX』という微妙なタイトルで、ようやく日本でもソフト化。身体欠損&改造モノが好きなら是非チェックしていただきたい一作です。

劇場版 零』はホラーを期待すると盛大に肩透かしを喰らうので低評価を受けがちですが、実は『ピクニック at ハンギング・ロック』な映画。ファンタジックな中盤は特に素晴らしく、埋もれるには惜しい作品。

ニコニコ動画を見ている人ならご存知の方も多いであろうAVGN、待望の長編『Angry Video Game Nerd: The Movie』は、好きなモノを詰め込んだ自主制作映画らしさは好ましいのですが、詰め込みすぎた小ネタで映画のリズムを損なっている印象。映画として見ると評価は厳しくなってしまいますが、AVGNの1エピソードとして見ればやっぱり面白い。オタク受けしそうなヒロインの造形(アラレちゃん眼鏡がキュート)も良かったです。

なお、2013年に小規模/限定公開され2014年ソフト化された佳作もココに並んでおります。
パニック・マーケット3D』『赤々煉恋』『ネイキッド・ソルジャー 亜州大捜査線』『エビデンス 全滅』『フジミ姫 あるゾンビ少女の災難』どれも一癖あって、人知れずレンタル屋から姿を消すには惜しい佳作です。




ハリウッドメジャー系

ジャージー・ボーイズ
ファーナス 訣別の朝
ニード・フォー・スピード
トランスフォーマー/ロストエイジ
ゴーン・ガール
イコライザー
X-MEN: フューチャー&パスト
ローン・サバイバー
ダラス・バイヤーズクラブ
ヘラクレス
マイティ・ソー/ダーク・ワールド
エンダーのゲーム
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
アメリカン・ハッスル
ホビット 竜に奪われた王国
ホビット 決戦のゆくえ
フューリー
ロボコップ
猿の惑星:新世紀
キック・アス ジャスティス・フォーエバー
300 帝国の進撃
ポンペイ
エクスペンダブルズ3 ワールドミッション
アバウト・タイム 愛おしい時間について
ウルフ・オブ・ウォールストリート
オール・ユー・ニード・イズ・キル
アメイジング・スパイダーマン2
キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー
LIFE!
ノア 約束の舟
ウォルト・ディズニーの約束
マレフィセント
LUCY / ルーシー
ラストミッション
ダイバージェント
GODZILLA ゴジラ
エージェント:ライアン
トランセンデンス
リディック ギャラクシー・バトル
ドラキュラZERO



話題性も評価も上々な『GODZILLA』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、スコセッシ新たな傑作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』、遂に終演を迎えたピージャク版中つ国サーガ『ホビット』など、なかなか充実していた大作洋画。

ただ今年のこの枠は、世間の評価と僕の評価が全く合致していないので、個人的にはイマイチな印象。文句無しに楽しめたのは『ジャージー・ボーイズ』『ファーナス』『イコライザー』『ローン・サバイバー』くらい。
拾い物だったのは『ニード・フォー・スピード』と『ヘラクレス』。前者は70年代クルマ映画魂を感じさせ、後者はドウェイン・ジョンソン主演のオレ様映画かと思いきや『七人の侍』だったりアレだったりする意外性が楽しかったです。




邦画

抱きしめたい 真実の物語
小さいおうち
1/11 じゅういちぶんのいち
野のなななのか
TOKYO TRIBE
わたしのハワイの歩きかた
テルマエ・ロマエ2
寄生獣
ちょっとかわいいアイアンメイデン
THE NEXT GENERATION パトレイバー 第1章
超能力研究部の3人
ガチバン ULTRA MAX
クローズEXPLODE
闇金ウシジマくん Part2
そこのみにて光輝く
ルパン三世
僕は友達が少ない
土竜の唄 潜入捜査官 REIJI
魔女の宅急便
クジラのいた夏
THE NEXT GENERATION パトレイバー 第2章
超高速!参勤交代
25 NIJYU-GO
ニシノユキヒコの恋と冒険
るろうに剣心 京都大火編
るろうに剣心 伝説の最期編
きゃりーぱみゅぱみゅシネマJOHN!
ほとりの朔子
リトル・フォレスト 夏編・秋編
舞妓はレディ
5つ数えれば君の夢
神さまの言うとおり
偉大なる、しゅららぼん



見る前から敬遠されそうな『抱きしめたい』『わたしのハワイの歩きかた』そして数々の漫画ラノベ原作モノが、実はなかなか良かったり、そこまで酷い出来じゃない事が多かった邦画。

抱きしめたい』は「塩田明彦」の名前にピンと来るなら間違いない傑作。
わたしのハワイの歩きかた』は、真剣に見ようとすれば主人公が職場放棄する最低人間でムカつくし、現実逃避用ファンタジーとして消費には物語が苦すぎる、明らかにバランス配分を間違えた映画ですが、変な映画を許容するタイプのシネフィルには受けそうな、奇妙な魅力があります。

漫画ラノベ原作モノで心底酷いと思ったのは『神さまの言うとおり』だけ。
ルパン三世』は通常営業の北村龍平映画。『寄生獣』は良い意味で無難な出来。『はがない』は、後半の邦画にありがちなムリヤリ鬱展開は退屈でしたが、前半はとても良かったです(海辺歩きシーンはチョット泣いた)。いずれも良作とは言い難いですが、貶すほどでもありませんでした。
ルパン三世』と『クローズEXPLODE』を低評価にしている最大の要因であろう制作脚本の山本又一朗は、悪い意味でもうチョット注目されて「見える地雷」として周知された方が健全な気がします。監督ばかりが批判対象になってしまうのはフェアじゃないです。
なお、来年公開される『新宿スワン』は、山本又一朗と鈴木おさむが脚本担当で園子温が監督。どうなるか楽しみ。

このブログで触れなかった作品でオススメは『ちょっとかわいいアイアンメイデン』。「お菓子系アイドルが脱いでも面白くも何ともない」という常識を打ち破る、本気でエロい不器用純愛百合映画でした。




ドキュメンタリー

夢は牛のお医者さん
DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?
北朝鮮強制収容所に生まれて
クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落
ネイチャー
ホドロフスキーのDUNE
ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂
CRASS: ゼア・イズ・ノー・オーソリティ・バット・ユアセルフ
かみさまとのやくそく
ROOM237
リヴァイアサン
世界の果ての通学路
アクト・オブ・キリング



ホドロフスキーのDUNE』『世界の果ての通学路』そして『アクト・オブ・キリング』が高評価だと思いますが、僕はイマイチ。『世界の果ての通学路』は1月3日にEテレで放送されるそうです。
スピリチュアル系のイッてる映画を期待した胎内記憶モノ『かみさまとのやくそく』は意外と大人しい出来で残念でしたが、キューブリック映画をバカみたいに深読みする『ROOM237』は期待通りのキチガイ映画。ワン・ビン監督の『収容病棟』が見られなかったのが心残り。




ミニシアター系

家族の灯り
アデル、ブルーは熱い色
ビフォア・ミッドナイト
ある過去の行方
エレニの帰郷
キル・ユア・ダーリン
パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間
誰よりも狙われた男
プリズナーズ
オンリー・ゴッド
アイム・ソー・エキサイテッド!
her / 世界でひとつの彼女
ザ・イースト
インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
エヴァの告白
グランド・ブダペスト・ホテル
闇のあとの光
リアリティのダンス
悪童日記
ワレサ 連帯の男
ヴィオレッタ
複製された男
ドン・ジョン
少女は自転車にのって
アンダー・ザ・スキン 種の捕食
チョコレートドーナツ
フルートベール駅で
フランシス・ハ



単館系、作家性の強い監督作品、非英語圏映画など。地方に住んでいるとこの辺のラインナップがどうしても貧相になります。

オリヴェイラは個人的に当たり外れの大きい監督ですが『家族の灯り』は抜群に良かった。衰えを知らない(むしろ老人化が功を奏していそうな)オリヴェイラと比べると、アンゲロプロスの遺作『エレニの帰郷』は明らかに衰えが見えました。それでも、言葉だけが時空を超越して過去に移行するシーンは、今年屈指の名シーンです。
その他、おじいちゃん監督ではホドロフスキーとアンジェイ・ワイダの新作もありましたが、個人的には今ひとつ。ホドロフスキーは画調に、ワイダは音楽に、今の時代とのズレを感じました。数年後見たら印象変わるかも。

アルモドバル、スパイク・ジョーンズ、コーエン兄弟、ウェス・アンダーソンなど、既に名のある監督は今年も好調。僕は見損ねたけど、ウディ・アレンの『ブルー・ジャスミン』も評判良いですね。
オンリー・ゴッド』は初見時、(ちょうどモノクロ日活映画をやたら見ている時期だったので)鈴木清順の出来損ないと思ってしまいましたが、『ルパン三世』の後に見返したら一気に評価が上がりました。





以下、雑感。

今年はキッズムービーを除いて、全体的に低調な印象。ハリウッド大作が自分の生理に合わない物ばかりだったので、余計にそう感じます。

反面、邦画は良くて、特に松竹の『小さいおうち』における特撮と、『たまこラブストーリー』のプログラムピクチャー性に、日本映画が積み重ねてきた地力を感じました。

監督では『ガチバン』シリーズ、『カードファイト!!ヴァンガード 3つのゲーム』の元木隆史監督の力に感服しました。あれだけ上手くDAIGOを魅せる人は、他に居ないでしょう。
ヴァンガードは同時上映された板垣伸監督のアニメ『ネオンメサイア』もドラッギーなのが良くて、二本併せて見る事に意味がある優れたジャパニーズ・グラインドハウス・ムービーでした。現状、それを指摘してくれるメディアが無いので、気付かれぬまま埋もれてしまうのかな。勿体無いなぁ。


映画館でリピートした作品は『たまこラブストーリー』『プリキュアASNS3』『アナ雪』『ヌイグルマーZ』。
例年なら必ずリピートする秋のプリキュア映画ですが、今年の『ハピネスチャージ』は全く食指が動きませんでした。ファンの評価は高いのですが、僕はどうしても『劇場版セーラームーンR』という虎の威を借る狐に思えてしまいます。

ブルーレイでリピートしたのは『たまこラブストーリー』『プリキュアASNS3』『プリリズ』。しかし今後最も繰り返し見る事になるのは、間違いなく来年発売の『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』でしょう。怠惰な幸福が最後まで持続する、最高の垂れ流し映像でした。
[ 2014/12/23 01:08 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
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