メモ

忘れっぽいです

『超能力研究部の3人』『チェイス!』

・『超能力研究部の3人
http://www.bs-tbs.co.jp/chonoryoku3/

監督:山下敦弘(『リンダリンダリンダ』)
脚本:いまおかしんじ(『苦役列車』)、向井康介(『もらとりあむタマ子』)
出演:秋元真夏、生田絵梨花、橋本奈々未



「映画製作」をネタにしたフェイク・ドキュメンタリーは星の数ほどありますが、本作は珍しく「アイドル映画のメイキング・ムービー」をフェイク・ドキュメンタリーで作った作品。手触りとしては、古澤健監督の『making of LOVE』に近い物があります。



近年のフェイク・ドキュメンタリーは、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の様な「飛躍したアイデア」、もしくは『オカルト』等の白石晃士監督作の様な「飛躍した展開」が魅力となる物が多いですが、本作の魅力は飛躍ではなく、単純に、出演しているアイドル自身。

役を演じる自分、素を演じる自分、乃木坂46のメンバーとしての自分、アイドルである自分、個人としての自分。様々な状況と感情と演技と素とが交錯し、アイドルの表情を次々と変えていく。設定は奇抜ながら、地に足ついた上質なアイドル・ドキュメンタリーとなっておりました。



・『チェイス!
http://chase-movie.jp/

監督、脚本:ビジャイ・クリシュナ・アーチャールヤ
出演:アーミル・カーン(『きっと、うまくいく』)、カトリーナ・カイフ(『タイガー 伝説のスパイ』)



個人的に、最近日本公開されている大作インド映画は、映画内倫理に違和感を覚える事が多く、それでも勢いのある前半は楽しく見ていられるのですが、映画の方向性が定まった中盤以降は興味が持続しない、という事がほとんど。本作もそんな感じ。

最初の一時間はキメのカットとセリフがバシバシ入り、映画の売りであるカー&バイク・チェイスにも独自の魅力があって(ハリウッドのカー・アクションと比べ車や障害物の衝突/爆発シーンが極端に少なく、主人公がトンチを利かせて危機を回避する気持良さに重点を置いた構成が面白い)、心底感心しながら見ていました。

以降は、150分という尺が気にならない程度には楽しめましたが、主人公の行動規範や、登場人物の心情より作り手の都合が優先されている様に思える展開に、若干気が削がれました。オチは意外性があって好き。
[ 2014/12/10 21:59 ] 映画鑑賞記 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール
Author:かりふら