メモ

忘れっぽいです

『泣く男』『ヘラクレス』

・『泣く男
http://nakuotoko.jp

監督、脚本:イ・ジョンボム(『アジョシ』)
出演:チャン・ドンゴン、キム・ミニ、キム・ヒウォン



監督の前作『アジョシ』は、オジサンが一人の少女を救う為に悪の組織を壊滅させる、という、モテないボンクラの妄想の様な物語でした。そんな甘ったれた物語が感傷に溺れずに済んだのは、主人公ウォンビンが感情を殺していたからこそ。

それに比べ、今回の『泣く男』は、「贖罪」をテーマに据えたが為に主人公が感情を表に出し、さらに、主人公の贖罪意識を観客に共有させるため感傷的演出が連発されます。主人公が高倉健みたくずっと無表情だったら『冬の華』チックな佳作になったと思うのですが、いささかセンチメンタル過ぎました。


ただですね、『アジョシ』では敵兄弟の兄であるマンソクを演じていたキム・ヒウォン(超イイ顔)は、今回も最高に輝いておりまして、そこは必見です。
mansoku.jpg
アジョシ』ではゲスで卑劣だったけど、『泣く男』ではちょっと愛嬌を感じさせる卑劣っぷりを見せてくれます。
ゼニの為ならばと、理不尽なボスに、なじられ、小突かれ、でも我慢して。その鬱憤を血生臭い仕事にぶつけて楽しんでいる様な感じ。日々の憂さを、ひとときの映画で晴らしている人間としては、彼にこそ悲哀を感じずにいられませんでした。



・『ヘラクレス』2D字幕
http://www.hercules-movie.jp

監督:ブレット・ラトナー(『ラッシュアワー』『レッド・ドラゴン』)
出演:ドウェイン・ジョンソン



この監督、この主演、この題材。どう考えても大雑把なロック様の英雄映画だろ!
と思って見に行ったら、気持ち良く裏切られました。

あの映画みたいな展開はやっぱアツイよね!とか、あの映画みたいな構造は反射的に泣きそうになるんだよなー、とか、色々言いたいけど、とりあえずは何も知らずに見て欲しい一作。
基本、大味なアクション映画ではありますが、なかなかの拾い物でした。
[ 2014/10/24 13:55 ] 映画鑑賞記 | TB(0) | CM(0)
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Author:かりふら