メモ

忘れっぽいです

『TOKYO TRIBE』『舞妓はレディ』『るろうに剣心 伝説の最期編』

・『TOKYO TRIBE
http://tokyotribe-movie.com

監督、脚本:園子温
出演:鈴木亮平、YOUNG DAIS、清野菜名、竹内力、窪塚洋介、染谷将太



今年のマイ・ベスト映画『ヌイグルマーZ』は、中川翔子の趣味嗜好、黒歴史まで含めた人生、出会った人々、理想、等々あらゆる経験が映画に結実した、中川翔子と映画が有機的に絡み合った傑作でした。


逆に、『TOKYO TRIBE』の中川翔子は、とことん記号的です。単に「ヌンチャクを上手く振り回す女性」として使われるのみ。
中川翔子に限らず、全ての登場人物が、同じように記号的。
そしてそれが、とても心地よいのです。

例えるなら、壁一面にシールがベタベタと貼り敷き詰められているような感じでしょうか。
それが貼られた経緯や意味は無く、ただデザインだけがある。
しかもそのデザインが、竹内力だったり、高山善廣だったり、叶美香だったり、おっぱいだったり、パンチラキックだったり、中川翔子のヌンチャク捌きだったりと、いちいちパンチが利いています。
そんな愉快な壁を延々と映し続ける映画。面白かったです。今年の映画では相当上位に来そう。



・『舞妓はレディ
http://www.maiko-lady.jp

監督、脚本:周防正行
出演:上白石萌音、長谷川博己、富司純子、田畑智子、草刈民代



周防正行ってこんなに酷かったっけ、と思うくらい乱雑な展開で、全くアガらず。音楽も、別の人に発注した方が良かったんじゃないですかね、と思うくらいイマイチ。
相変わらず美しい富司純子と、何をしてもサマになる草刈民代の見事な立ち振る舞いだけが救いでした。



・『るろうに剣心 伝説の最期編
http://wwws.warnerbros.co.jp/rurouni-kenshin/

監督:大友啓史

相変わらず人物演出は、お笑い専門学校でコンビ組まされた素人のコントレベル。
人物以外の演出も相当なモンです。

例えばこんなシーン。画像は他の映画のモノですが。
ABA.jpg
サスペンス系ドラマのクライマックス、追う者と追われる者が遂に対峙するシーンなんかで使われそうな構図。
Aが話している時はAの顔に、Bの時はBの顔に、ピントを合わせる。カメラはフィックス。

こんな時は、A→B→A、とピントの合う人物が移り変わり、Bが振り返ってカットが切り替わる、、、なんてのが定石かと思います。

が、本作ではA→B→A→B→、、、と幾度もピントが移り変わります。正確に数えてはいませんが、少なくとも8回は焦点移動するでしょうか。
同じ画の中で、こう何度も焦点移動されると、次第にバカバカしくなって笑えて来ますし、よりによってそれが行われるのはエピローグの最後を飾る、主人公とヒロインの会話なのです。しかもこの構図のまま、二人は視線を合わせる事なく映画は終わってしまいます。

会話で話にケリさえ付ければ映画は終わると思っている。確かに「物語」は終わっているかもしれないけど、「映像」は思いっきり消化不良だよ。


こんな具合の、映画生理として気持ち悪い演出が頻出。プラス、惨憺たる台詞と演技の数々。結果としてかなり笑えました。
勿論全面的に酷い訳ではなく、アクションとその見せ方は良い所いっぱいありましたし、言葉少ない敵側のロマンスはとても魅力的でした。何より、神木隆之介のアクションが見られただけで僕は満足です。
[ 2014/09/14 06:55 ] 映画鑑賞記 | TB(0) | CM(0)
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Author:かりふら