メモ

忘れっぽいです

『青鬼』『るろうに剣心 京都大火編』

・『青鬼
http://aooni-movie.com

監督:小林大介
出演:入山杏奈、須賀健太、古畑星夏



元ネタ知らず。

恐らく、演技が達者ではないであろう主役の入山杏奈を、感情の起伏を見せないクールビューティー役に据え、凛とした美しさを引き立てつつ、どうしても必要な長台詞は全力疾走後の息切れ状態で言わせる。出演者の欠点を補い、魅力を引き出す演出がキチンと出来ている映画は、見ていて嬉しくなります。

主人公が感情を出さない分、もう一人の女性キャラ古畑星夏がスクリーミング・クイーンとして活躍。『キャリー』でいう所のナンシー・アレン的立ち位置で、いびり、さげすみ、泣け叫ぶ。演技経験少ない雑誌モデルさんにも関わらず、顔ぐしゃぐしゃにして頑張ってて、とても良かったです。


演技や演出は限られた条件の中で努力工夫してる感がありました。でも脚本と、肝心の青鬼のビジュアルが今一つ。

脚本は独りよがりで精神年齢低め。言葉での説明が多いというダメ映画の基本を押さえているのは当然として、さっきまで一緒に居た連中がいつの間にか別行動してたり、状況把握能力が異様に高かったりと、登場人物が自発的に動いているのではなく、物語の都合で動かされている、という感じがアリアリとします。

青鬼のVFXは、怖くもなければ可愛げもない、『大日本人』の北朝鮮獣チックなビジュアルと動き。この規模のホラー映画にしては素晴らしいクオリティですが、モンスターホラーと見せかけて実は○○ホラー、、、な本作には、具体性の強いデザインは食い合わせが悪くて、勿体ないです。



・『るろうに剣心 京都大火編
http://wwws.warnerbros.co.jp/rurouni-kenshin/

監督:大友啓史
アクション監督:谷垣健治
出演:佐藤健、武井咲、神木隆之介、藤原竜也



原作、アニメ、映画前作知らず。


今際の際にある兄と、それを見守る弟。
兄が息絶えると、弟が「お兄ちゃん、、、、、お兄ちゃん???おにーーーーーーちゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」って、コントの臨終みたいなシーンを本気でやるんだから笑うしかないですね。

主人公周り役者の皆様は、そんなコント演出の餌食になっていて可哀想でした。嫌な事があればスグ怒鳴る、直情型なキャラにされて、馬鹿みたく見えます。


しかし、バカみたいに喋る事の無い、ビジュアルとアクションが充実した敵側のキャラは大変魅力的。

いかにも漫画的な感情欠落ショタキャラが神懸り的にハマる神木隆之介。
妖しく匂い立つ夜伽、高橋メアリージュン。
ゴツいのに立ち姿が美しい伊勢谷友介。
ヤンチャ金髪パワーキャラでキュートなのに陰を感じさせる三浦涼介。

特に三浦涼介は、今回最も活躍する敵幹部。電王(佐藤健) vs オーズ(三浦涼介)の仮面ライダー俳優対決は尺が長いし、その他にも見せ場が多いです。映画としてはタルく酷い本作ですが、俳優/キャラ萌えツールとしては上等。というか、俳優の力に頼りきり。次回作へのクリフハンガーなんて、物語の文脈とは一切関係無く、ラストにちょっとだけサプライズ登場する俳優の豪華さで期待させてるだけだもんな。すげぇわコレ。
[ 2014/08/04 20:55 ] 映画鑑賞記 | TB(0) | CM(0)
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Author:かりふら