メモ

忘れっぽいです

『CRASS: ゼア・イズ・ノー・オーソリティ・バット・ユアセルフ』『ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー』

・『CRASS: ゼア・イズ・ノー・オーソリティ・バット・ユアセルフ
http://www.curiouscope.jp/CRASS/

監督:アレクサンダー・エイ(『あるドイツ人テロリストの告白』)
出演:CRASS、ペニー・リンボー、スティーヴ・イグノラント、ジー・ヴァウチャー



「“ダイヤルハウス”と呼ばれる家で自給自足の集団生活を送り、反戦/反核/フェミニズム/動物愛護/環境保護等について強力なメッセージを発し、高い影響力を持った、アナーコ・パンク(無政府主義パンク)の代表的バンド、CRASS」のドキュメンタリー。こう書かれると全然面白くなさそうだなぁ。

Crassはどうしても、そのアティチュードや思想、政治的活動といったエピソードばかりが語られてしまうきらいがあって、このドキュメンタリーも、やはりそういう性質を持っています。
ファンにとっては、本人の口からそういった事を聞けるのも喜ばしい事ではありますが、そろそろ純粋に「音楽」の事も突いて欲しい今日この頃。

音楽的魅力は実際に聴くのが一番だから、語るのは無粋かもしれませんが、その時期その時期でガラッとスタイルが変わるバンドだから掘り下げ甲斐はあるはずなんだよなー。

スタイルが変わっても、ギターの歪み方が滅多に変わらないのとか、凄く面白い。トロピカルなサウンドを切り裂く様に歪んだギターが入ってくる"Berkertex Bribe"。同じ構成の曲はいくらでもあるだろうけど、こんなに鋭いギター音で入ってくるのはCrassだけでしょう。普通ならもっと丸く歪ませるはず。この辺りの、サウンドに関する考え方なんかも聞きたかった。



・『ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー
http://www.pokemon-movie.jp

監督:湯山邦彦
脚本:園田英樹
ゲスト声優:松本まりか、三田佳子、中川翔子



ポケモン映画初鑑賞。ゲームはGBA版リメイク赤緑を序盤プレイした程度。TVアニメは見た事ナシ。


そんな僕でも、行動原理やセリフから些細な仕草まで、そのキャラ「らしさ」を示す描写に手を抜かない、キャラクター映画のお手本の様な丁寧な作りのおかげで、登場人物やポケモンの魅力がしっかり伝わってきました。

中でも、初登場ポケモンであるディアンシーは、ほとんど暴力的に萌えを喚起させるレベルのキャラ作り。世間知らずの高貴なお嬢様で、丁寧な言葉遣いという基本属性に、テレパシーを使ってるのに舌足らずという飛び道具がとてもズルかったです。あの舌足らず感を出しながら演技出来るのは松本まりかの凄さですね。松本まりかの魅力を堪能出来るテキストとして、とても優秀な作品だと思います。


お話や構成は、最初の設定説明が冗長だったり、小道具を効果的に使えてなかったり、ディアンシーの成長に具体性が無かったりで、イマイチな部分も多々見受けられました。

ただ、終盤に出てくる、破壊を司る伝説のポケモンの、無慈悲な破壊っぷりや、唐突な去り際など、人間の倫理では理解出来ない怪獣的な恐ろしさは、あまり状況整理出来ていない脚本ゆえに出せた良さだとも思います。クライマックスは『モスラ対ゴジラ』を彷彿とさせてくれて、かなりアツかったです。
[ 2014/07/28 21:22 ] 映画鑑賞記 | TB(0) | CM(0)
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