メモ

忘れっぽいです

『きゃりーぱみゅぱみゅシネマJOHN!』『ニッポン無責任時代』『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』

・『きゃりーぱみゅぱみゅシネマJOHN!
http://cinemajohn.com

監督:湧川敬介
出演:きゃりーぱみゅぱみゅ



稚拙で軽薄な作り。そこが「逆にイイ」みたいな魅力に転じる事も無い。ただただ、ヘタクソな映像作品。
切り返しショット時に人物の位置がブレまくる素人臭い画作り。基本的な事も出来ないのに、画面中央に人物を置くオーソドックスな構図を恐れる、弱腰なカメラ。やたらとスローモーションを使うので60分とは思えないほど冗長。クライマックスもスローかけてドラマチックにしようとしてるけど、既に何度もスローを使っているので感慨も生まれようもない。


どこを取っても酷い映像ですが、きゃりーぱみゅぱみゅが大変に可愛らしかったので、どうでもいいです。
僕は、しっかりと彼女を見た事も、歌を聴いた事も無かったので、こんなにも上手く自分をデフォルメしてコントロール出来る人間が居る事に驚きました(彼女の自在性を捉える為に、スローモーションを多用してしまう心情は理解できます)。


ただ、彼女の上手さ/良さが出ているシーンのほとんどがテレビ番組『きゃりーぱみゅぱみゅテレビJOHN!』からの流用なんですよね。

映画用新撮パートはオッサンがドーナツを汚く食い散らかすスローモーションだとか、じじいのアップだとか、内輪だけが笑えるクソ寒い映像ばかり。

一箇所だけ、実は自分がロボットなのではないか、と疑問を抱いた彼女がサツマイモを頬張り、おならを出そうとするシーンは素晴らしい新撮パートでした。ガツガツと飯を喰らう女性を魅力的に映している映画はそれだけで価値があると思いますし、この映画もそこだけは価値があると思います。



・『ニッポン無責任時代
http://asa10.eiga.com

午前十時の映画祭で。なるほど、ハードボイルドの主人公をC調にするとこうなるんだなー。現代日本で『クレヨンしんちゃん』のしんのすけが、このDNAを受け継いで毎年スクリーンに登場してくれているのは幸せな事です。



・『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
http://www.insidellewyndavis.jp

監督、脚本:ジョエル&イーサン・コーエン
出演:オスカー・アイザック、キャリー・マリガン、ジャスティン・ティンバーレイク、ジョン・グッドマン



片翼をもぎ取られ続ける男の悲喜劇。そして、フォークソングのブルース性を感じさせる映画でした。
音楽業界に憧れを持っていた/いる人や、ディラン登場前後のフォークに多少なりとも理解や知識があるのなら、恐ろしく身にしみる大傑作になるかもしれません。

それにしても役者としてのジャスティン・ティンバーレイクは相変わらず充実してますね。『ソーシャル・ネットワーク』『ステイ・フレンズ』そして本作と、彼が演じないと成立しないであろうユニークな役柄なのに、ごく普通の人間としてサラッと演じてしまうんだから、凄いです。
[ 2014/07/17 17:48 ] 映画鑑賞記 | TB(0) | CM(0)
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Author:かりふら