メモ

忘れっぽいです

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』

・『オール・ユー・ニード・イズ・キル』2D字幕
http://wwws.warnerbros.co.jp/edgeoftomorrow/

監督:ダグ・リーマン(『ボーン・アイデンティティー』)
出演:トム・クルーズ、エミリー・ブラント



予告編を見て期待した分の面白さは保証出来る、良心的なSFアクション娯楽映画。いかにもSF的なヒネくれたオチも無く、徹底して万人向け仕様にチューニングされています。
個人的には、トム・クルーズ主演作で言えば『宇宙戦争』や『オブリビオン』みたいな、ヒトクセあるオチの方が好きですが。



・そろそろソフト化される作品も多い今年上半期公開映画の俺ベストを振り返ります。


01.ヌイグルマーZ
本編上映前に武田梨奈が頭突きで瓦割りするCMが流れ、映画本編でも武田梨奈が獅子奮迅の大活躍。確かな身体能力を持ちながら、なかなか作品に恵まれなかった武田梨奈がようやく花開く瞬間を映画館で目撃した僕は、ずっと涙が止まりませんでした。
僕の思い入れはさておき、特撮ヒーローを嬉々として見ているなんて、馬鹿馬鹿しい、子どもじみている、それを知りながら、それでも、いつまでも信じ続けてしまう人に、是非見て欲しい映画です。
8/6にDVD、ブルーレイ発売。


02.抱きしめたい 真実の物語
難病実話モノ、という嫌う人は徹底的に嫌う(俺も大嫌いな)題材を、塩田明彦監督は、それはそれは真っ当で見事な「映画」にしました。大袈裟ではなく、ムルナウの『サンライズ』を見た後の様に「ああ、"映画"を見たなぁ」という充実した気分を与えてくれます。
8/13にDVD、ブルーレイ発売。


03.ジョバンニの島
戦争に引き裂かれた家族、時代に飲み込まれた恋愛。堂々たるメロドラマを、アニメーションだから出来る、繊細と大胆を両立した映像に昇華。題材の割りに辛気臭さを感じさせない、ポジティブな演出トーンも良かったです。
あまり報道されていないかもしれませんが、アヌシー国際アニメーション映画祭で審査員特別賞受賞。あまり話題にならなかったかもしれませんが、初の声優仕事をした北島三郎の演技も見事で表彰モノでした。
8/6にDVD、ブルーレイ発売。


04.小さいおうち
僕は山田洋次監督作を多く見ている訳ではありませんが、でも恐らく、氏の監督作では『喜劇 一発大必勝』以来の、人間性むきだしのハードコアな映画です。
喜劇 一発大必勝』は不謹慎ブラックジョークが炸裂する森崎東脚本ゆえのハードコアでしたが、『小さいおうち』は山田洋次監督自身の暗部が炸裂。80歳を越え、82作目にして、このエモさ(プラス、エロさ)。それでいて、映画という虚構に自覚的な老獪さも、当然持ち合わせている(あのミニチュア特撮の素晴らしさ!)。
破綻に満ちた大林宣彦の近作と同じ凄みを、「普通の劇映画」の体を崩さず孕んでしまった怪作です。
8/8にDVD、ブルーレイ発売。


05.グランドピアノ 狙われた黒鍵
70〜80年代初期のデ・パルマ好き必見。ハッタリを楽しめる人にオススメ。設定や物語の破綻を気にする人には全くオススメ出来ません。
9/2にDVD、ブルーレイ発売。


06.映画プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠のともだち
ブツクサ文句言いながらNewStageシリーズを見続けてきた(特に鷲尾P時代プリキュア好きな)オッサン共も落涙。
7/25にDVD、ブルーレイ発売。


07.エレニの帰郷
アンゲロプロス監督作とは思えない腑抜けた出来、と感じました。でも、忘れ難いワンシーンがあるのよね。
7/11にDVD、ブルーレイ発売。


08.新しき世界
ヤクザ、仁侠、マフィア、ノワール、潜入捜査、BL、それらジャンルの最新鋭。『仁義なき戦い』や『ゴッドファーザー』と同じく、当然のように何度も見返すであろう芳醇な映画。
8/2にDVD、ブルーレイ発売。


09.LEGO ムービー
世界最高のファミリー映画。
8/2にDVD、ブルーレイ発売。


10.夢は牛のお医者さん
目標に向かって真っ直ぐで、ほとんど聖人君子のような主人公。それを手厚くサポートする家族。あたたかく見守る地域の人々。劇映画だったら興醒めしそうな世界ですが、これは26年の長きに及ぶ時間を積み重ねた、紛れもなく現実世界のドキュメンタリー。人間の美徳の結晶を嫌味なく、映画らしくまとめた労作。
現在も各地で上映中。


11.BUDDHA2 手塚治虫のブッダ 終わりなき旅
前作最大の欠点(=爆笑ポイント)である、映画本編とトーンが合わないリアルな動物寓話パート、何目線かナゾな吉永小百合ナレーション、「ヘタ」というレベルを超越した酷い演技の観世清和。これを詰め込んだ冒頭10分だけで、1800円分の笑いは約束されているというのに、その後もずっと酷いです。笑えます。クソ映画に微笑んでみせる寛大な心を育む偉大な映画。
8/8にDVD、ブルーレイ発売。


12.劇場版 プリティーリズム・オールスターセレクション プリズムショー☆ベストテン
映画館でダウントダウンTVを見せられる不毛な映画、ではなく、ファンが望む物をストレートに届ける最高のgift。
7/18にDVD、ブルーレイ発売。


13.たまこラブストーリー
今年、最も「松竹映画」のロゴが似合う、清く正しい松竹青春映画(本来、松竹的である山田洋次が今年は逸脱してるだけに尚更)。
現在も各地で上映中。


14.ハミングバード
映画も人生も過ぎ去った時は戻らない、という事に自覚的な映画。その中の一瞬を切り取った「写真」から受けた絶望で進行する物語が、「写真」に希望を託して終わるのが、とても美しい。ジェイソン・ステイサム主演作では、現状最良の作品でしょう。
現在も各地で上映中。
[ 2014/07/04 22:29 ] 映画鑑賞記 | TB(0) | CM(0)
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Author:かりふら