メモ

忘れっぽいです

『ラストミッション』『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』

・『ラストミッション
http://lastmission.jp

監督:マックG
脚本:リュック・ベッソン、アディ・ハサック
出演:ケビン・コスナー、ヘイリー・スタインフェルド(『トゥルー・グリット』『エンダーのゲーム』)、アンバー・ハード(『ドライブ・アングリー3D』)



いかにもヨーロッパ・コープらしさ全開な作りが好ましい、『96時間』の二匹目のドジョウ映画。

毎度、その時期に流行っている映画の要素を恥ずかしげもなくパクるヨーロッパ・コープ。今回は、無意味にスプリットスクリーンを使ったタイトルクレジットからお察しの通り、『最強のふたり』要素を微妙に投入。『96時間』と全く噛み合わなそうなフィーチャーを無理矢理ブチ込み、そしてやっぱり上手く噛み合っていない事に、ニヤニヤが止まりません。

パリを舞台にした事によるカルチャーギャップ・コメディ要素もダダ滑り。マックGを監督に据えた意義も、あまり感じられませんでした。

コレをヘタな制作会社が作っていれば目も当てられない出来になっていたでしょうが、100点満点中65点くらいの面白さがちゃんとある辺り、ヨーロッパ・コープは立派ですわ。


ゾンビランド』『ザ・ウォード』『ドライブ・アングリー』『マチェーテ・キルズ』と、順調にジャンル映画キャリアを積み上げているアンバー・ハード。今回はやたら偉そうに格好つけ、ひたすら主人公に命令するだけというVIP待遇な役回り。にも関わらず、全く嫌な人間に見えないクールビューティっぷりに惚れ惚れします。

そして、主人公の娘を演じるヘイリー・スタインフェルド。『エンダーのゲーム』では立ち位置的にヒロインなのに、全く可愛く撮ってもらえていませんでしたが、今回は素晴らしい。『トゥルー・グリット』でも見られた鼻っ柱の強さと、年頃の女の子らしさを合わせ持った、人間味を感じさせるキュートさ。俺、こういうヘイリー・スタインフェルドが見たかったんだよ、ありがとうマックG。


ちなみに字幕は戸田奈津子。主人公の口癖である"Jesus Christ"を全く活かせていない訳が、悪い意味でナッチらしい、と思います。



・『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY
http://saintseiya2014.com

監督:さとうけいいち(『TIGER & BUNNY』『アシュラ』)
出演:石川界人、赤羽根健治、小野賢章、岡本信彦、野島健児、佐々木彩夏



映画が始まって3分、初めてセイント以外の一般人が出てくるシーンで「あ、これダメだ」と分かる親切設計。ああ、あの時点で映画館出れば良かった。


この映画、映像の質感が、無双シリーズのムービーみたいなんですよね。

そのくせ、キャラの演技や表情の付け方がピクサー映画みたいで、物凄く食い合わせが悪いのです。

短い尺に色々詰め込まねばならない都合上、台詞のほとんどは説明的。ブロンズ聖闘士と蟹座以外のキャラは説明セリフしか与えられていない、というキツイ状況なので、演技でユーモアを出さざろう得なかったのでしょうが、流石にピクサー演技は無理がありすぎる、というか、ハッキリ言って気持ち悪かったです。
ユーモアを廃して『死亡遊戯』に徹していれば面白くなりそうなんだけど。

他にも、フルフェイスの兜は表情演出を手抜きする為の仕様としか思えなかったり、登場人物たちを分断する状況作りがワザとらしかったり、「作り手の都合」を常に感じさせてしまうのも、映画を安っぽさを加速させるマイナス要因でした。


オリジナル版を全く見ていない(星矢世代だけど、ジャンプのバトル漫画とは縁無く生きてきた)僕が言うのはナンですが、青銅聖闘士たちのキャスト陣はとても良かったと思います。紫龍の、『アベンジャーズ』のハルク的な美味しいマジメ大暴れキャラは、素直に楽しかったです。
[ 2014/06/24 13:15 ] 映画鑑賞記 | TB(0) | CM(0)
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Author:かりふら