メモ

忘れっぽいです

『たまこラブストーリー』とか、最近家で見た映画とか

・『たまこラブストーリー』二回目
http://tamakolovestory.com

監督:山田尚子
脚本:吉田玲子
出演:洲崎綾、田丸篤志


1960年代までの日本映画界は映画を量産して、駄作もいっぱいあっただろうけど、同時に傑作も沢山作りあげる、確かな制作力がありました。

山田尚子監督の本作や、松本理恵監督の『映画ハートキャッチプリキュア』みたいに、短期間で作られたプログラムピクチャー的なアニメから上質な映画が出てくるのを見ると、何だかんだ言われながらも日本のアニメ業界、少なくとも京都アニメーションと東映アニメーションにはまだ、撮影所システム的な制作力が残っている様に感じます。


今、大ヒット曲「リンゴの唄」が使われた青春映画『そよかぜ(1945年、松竹大船制作)』を見ながらコレ書いてるんですけど、その軽妙で清楚な筆致は、ストレートに『たまこラブストーリー』と相通じています。

1940〜50年代の、『そよかぜ』や『踊る摩天楼』といった軽妙で楽しい、けれども映画の歴史からは忘れられつつある幾多の松竹青春映画。『たまこラブストーリー』が実践するシンプルながら芳醇な描写は、そんなかつての映画たちを思わせます。

たまこラブストーリー』は冒頭で、白黒の松竹ロゴをネタとして出していますが、僕は本気で、あのロゴを背負うに相応しい傑作だと思います。



・今週あんま映画行けなくてヒマので、最近レンタルやネットで見た映画で印象深かった物を振り返ります。


オンリー・ゴッド』ニコラス・ウィンディング・レフン監督
この監督の映画、一つも面白いと思った事ないんだけど、今回もハマれなかった。『殺しの烙印』に赤と青の照明プラスしただけやん。


THE NEXT GENERATION パトレイバー/第1章』押井守/田口清隆監督
新潟じゃ公開しないのでDVD鑑賞。テンション上がる出来の田口清隆監督のエピソード0は映画館で見たかった。真野恵里菜が歌うエンディング曲の昭和アニメ感も最高。早く音源発売して欲しいっす。


ガチバン ULTRA MAX』元木隆史監督
実に元木監督らしい情緒系『ガチバン』。シリーズの中でも上位に入る、という人が居るのも分かります。僕はあんまり感心しなかったけど。


イヤー・オブ・ザ・スネーク 第四の帝国』デニス・ガンゼル監督脚本
2011年制作映画。ニコ生鑑賞。フィクションだけど、ロシアのチェチェンへの嫌らしい干渉を交えた脚本が秀逸な、主人公巻き込まれ型サスペンス。スゲェ良い出来。


ぎゃるVSヤン女 紅の決闘』加納周典監督
2011年発売オリジナルビデオ。Gyao鑑賞。仮面ライダーマリカの変身前も変身後も両方演じる、という初代仮面ライダー以来の快挙を平然と行う佃井皆美が主演なので、アクションだけは一見の価値アリ。


携帯裏サイト 口裂け女』市瀬裕士監督
2010年発売オリジナルビデオ。Gyao鑑賞。「母親が管理人をしている健全な学校裏サイト」の取材が、やがて猟奇殺人、そして口裂け女に繋がっていく、、、というフェイク・ドキュメンタリー。凄まじく淡泊な作りで(それだけに終盤の展開がスゲェ面白んだけど)怖がらせ要素もほとんど無いので、ホラー映画を期待するとガッカリな出来。
しかしフェイク・ドキュメンタリーとして見ると、奇妙な味があります。ゆっくりとねじれていく運動量を極限まで削ったストーリーテリングが、最後の最後に凄い勢いで加速するのが、とても楽しい。今年、家で見た映像作品で一番好きかも。




あと、「マリオカート8」のためにWiiU買ったけど、「レゴシティ アンダーカバー」が楽し過ぎて他のゲームが全く出来ないっす。映画ネタが多くて、ヒッチコック『逃走迷路』のいかにもレゴらしいパロディとか本当に巧く出来ていて、ちょっと感動しました。
[ 2014/06/03 20:03 ] 映画鑑賞記 | TB(0) | CM(0)
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Author:かりふら