メモ

忘れっぽいです

『夢は牛のお医者さん』『ダラス・バイヤーズクラブ』『新しき世界』

・三作品とも、すげぇ優等生映画で、「良い」以外の言葉があまり思いつきません。


・『夢は牛のお医者さん
https://www.teny.co.jp/yumeushi/

監督:時田美昭



キネ旬の星取りで、★が5つ、4つ、4つの高評価。しかも評者は上島春彦、北川れい子、モルモット吉田。映画の好みがバラバラで、評価が割れる事の多い三人が全員絶賛は珍しいのですが、その位、誰が見ても納得の傑作ドキュメンタリー。新潟の地方局が作ったとはいえ、映画としてのユルさも無し。


・『ダラス・バイヤーズクラブ
http://www.finefilms.co.jp/dallas/

監督:ジャン=マルク・ヴァレ
脚本:クレイグ・ボーテン、メリッサ・ウォーラック(『白雪姫と鏡の女王』)
出演:マシュー・マコノヒー、ジャレッド・レト(『レクイエム・フォー・ドリーム』)、ジェニファー・ガーナー(『エレクトラ』)



余命30日の男の足掻き。
法の穴をくぐり抜けた未認可薬品の密売。
保身優先の政府や利益優先の製薬会社への抵抗。
被差別者への偏見の払拭。
利己的な人間がやがて知る他者への思いやり。
これらの、あざとく演出すれば幾らでも、劇場版ジャイアンのように感動を押し付けたり、ねずみ小僧よろしく義賊の痛快譚として描ける要素を、敢えて全てサラリと受け流していくスマートなストーリーテリング。

観客に感情を押し付けたり、過剰な演出をする事なく、主要登場人物3人の魅力で観客を映画に惹き付ける。余程良い役者が揃っていないと出来ない作劇だと思います。アカデミー主演男優、助演男優の受賞も納得。



・『新しき世界
http://www.atarashikisekai.ayapro.ne.jp

監督、脚本:パク・フンジョン(『悪魔を見た』脚本)
出演:イ・ジョンジェ(『10人の泥棒たち』)、チェ・ミンシク(『オールド・ボーイ』)、ファン・ジョンミン(『ユア・マイ・サンシャイン』)



公式サイトにある通り、『インファナル・アフェア』+『ゴッドファーザー』。ついでに『アウトレイジ ビヨンド』。それらのグッと来る要素を凝縮。


仁義なき戦い 広島死闘編』の千葉真一並みに、テカテカ脂ギッシュなファン・ジョンミン(写真右)のツラが、クソ格好良く見えてくる。ヤクザ/マフィア映画が好きなら間違いない逸品。
[ 2014/04/13 21:10 ] 映画鑑賞記 | TB(0) | CM(0)
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Author:かりふら