メモ

忘れっぽいです

『映画プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠のともだち』

・『映画プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠のともだち』2回目
http://www.precure-allstars.com

監督:小川孝治
脚本:成田良美



プリキュア映画は上映時間を72分程度に収めるのが通例です。
毎度、尺を抑えるのに苦労していると思うのですが、今回は省略が本当に上手い。

特に、ユメタと少女のかくれんぼから、妖精たちの再会、睡眠事件との関連発見、と進む一連のシーンの、人物の出し入れ、語り口の無駄の無さ、感心しました。登場人物が多いのに分かり易く、洗練されています。

プリキュア教科書や神様を活用して、説明や理屈を省くのも良い姿勢だと思います。
ASDXシリーズの敵側の事情説明シーンは、単に設定を説明しているだけで退屈だし、子供たちが飽きるわ泣くわで全く良い事無いですが、今回は敵側の事情がテーマと直結しているのでちゃんと意味があるのも良いですね。

そして、とうとうオールスターズ恒例の長い変身シーンもばっさりカットして、極限までテンポを上げています。

これら効率の良いストーリーテリングに、ASNS前二作がパズル的にハマる展開、盛り沢山のアクション、マッチカットでガンガン繋いでいくプリキュアの夢シーンが重なって、映画体験としてとても気持ち良いです。


ヘタにやると観客のストレスになりかねない悪者側の演出は、モンスターペアレンツ状態のマアムをアオリで映したり、ユメタを抱きしめるマアムの前に泡を置いて画を歪ませたり、観客の子供を怖がらせない範囲で、密やかに不安を煽る程度に留めているのも好印象。


初日に見た時は、アクションシーンのCG使いのせいで演出に不満を感じたけど、改めて見ると、演出すごく気を使ってました。
ファンサービスに徹したケレン味溢れるDXシリーズとは異なるベクトルで、間違いなく傑作なプリキュア映画ですね。
[ 2014/03/17 22:08 ] 映画鑑賞記 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール
Author:かりふら