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忘れっぽいです

『少女は自転車にのって』

・『少女は自転車にのって
http://shoujo-jitensha.com

監督、脚本:ハイファ・アル=マンスール
キャスト:ワアド・ムハンマド、リーム、アブドゥラ



法律上、映画館が造れない国サウジアラビアの、初女性監督による、国の慣習にささやかな抵抗をする少女の物語。

この手の映画は、訴えたい事を全面に押し出して微妙な出来になる事も多々ありますが、本作はイデオロギーを押し付けたり、しみったれた雰囲気になる事も無く、しっかりエンターテイメントした良作。厳しい状況を吹き飛ばす軽やかな語り口は、ユーモア溢れる往年の松竹コメディのようです。

構図の取り方、カット変わりのアクションの繋ぎ方なども見事。メインストーリーとサブストーリーがラストで美しく交わり、『ロッキー』的感動を倍増させる脚本構成も巧みでした。「サウジアラビア初の女性監督」という物珍しさに頼らなくとも、普通に世界で仕事していける実力の持ち主だと思います。今後の作品が楽しみ。

[ 2014/02/10 22:44 ] 映画鑑賞記 | TB(0) | CM(0)
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Author:かりふら