メモ

忘れっぽいです

『エンダーのゲーム』『もらとりあむタマ子』

・『エンダーのゲーム』字幕
http://disney-studio.jp/movies/ender/

監督、脚本:ギャヴィン・フッド(『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』)
出演:エイサ・バターフィールド、ハリソン・フォード、ベン・キングズレー、アビゲイル・ブレスリン、ヘイリー・スタインフェルド



きっと、「一本の映画として見ると微妙」みたいな感想、沢山言われると思うし、その通りだとも思うけど、でもコレ、すんげぇ頑張ってますよ。そこそこのボリュームを持つ原作から、中二魂をソソる部分を上手く抽出して、破綻無く114分にまとめたギャヴィン・フッドの監督&脚本力は評価されてしかるべきです。

映像的には、キューブリック映画や『スター・ウォーズ』を見て「映画スゲェ!俺もやりてぇ!」と思った中二男子が「オレ監督映画」として妄想するレベルの光景をてらいなく実践。
物語的には、「偶然席が隣になった女子がスゲェ親切。もしかして俺に気があるんじゃ?!」とか、「あぁ、うぜぇアニキじゃなくて、綺麗な姉チャンが欲しいなぁ」といった中二男子のボンヤリ妄想を心地よく実践。
ジュブナイルSFとして、とても好感の持てる映像化です。


これで、主役の子供たちが可愛ければもっと燃えるし萌えるのだけども、ストイックな映像作りゆえに化粧っけが無く、可愛げもあまり感じられません。エイサ・バターフィールドは『ヒューゴの不思議な発明』ではあんなにキュートだったのに、ヘイリー・スタインフェルドは『トゥルー・グリッド』で天使な小生意気っぷりを発揮していたのに、二人とも本作では超クールエリート。ターゲット客層である小中学生からすれば完璧超人な主人公は気持ちよいかもしれませんが、オッサン観客としては、もうちょっと茶目っ気があった方が「がんばれよ少年!」と応援する気持ちになれます。

とはいえ、文句はそれと、バトルスーツを着たヘイリー・スタインフェルドのキュートなアスをもうちょっと見ていたかった、という程度。充分に素晴らしい映像化です。映画で興味を持って原作読んだら、映画を遥かに超える終盤の凄さにブッたまげて、二倍楽しめると思います。『ウォッチメン』の映画化に近いモノがありますね。



・『もらとりあむタマ子
http://www.bitters.co.jp/tamako/

監督:山下敦弘(『リンダリンダリンダ』)
脚本:向井康介(『ふがいない僕は空を見た』)
撮影:芦澤明子(『トウキョウソナタ』)、池内義浩(『苦役列車』)
出演:前田敦子、康すおん



美術スタッフの手が入っている部分は隅から隅までディテール豊かだし、撮影監督に池内義浩だけでなく黒沢清作品の常連である芦澤明子も参加しているスタッフ布陣も完璧だし、前田敦子以外のキャストもモチロン素晴らしいのに、前田敦子(というか主人公、坂井タマ子)が全部持っていってしまう。すごいわコレ。

ちなみに、僕が一番笑ったのは、喫茶店のテーブルに積まれた漫画のチョイス。よりによって『宮本から君へ』。しかも、太田出版から出てるブ厚いヤツって。あんなの笑うわ。
[ 2014/01/20 20:17 ] 映画鑑賞記 | TB(0) | CM(2)
もらとりあむタマ子は予告映像しか知りませんが、
前田敦子はどこから見てもアイドルって面でも肢体でもないし
もう本当に普通のどこにでもゐさうな女の子としか見えませんでした
アイドル文化について全く無知ですけど、アイドルといふものを恐ろしく思ひました
[ 2014/01/31 23:13 ] [ 編集 ]
前田敦子のその感じは、アイマスガールズで言うと原由実が普段は「はや〜」とか言ってるのに、ライブステージに立つと別人になってしまうのと似てますね。現実世界で天海春香に一番存在感が近いのは、AKB48に居た時の前田敦子だなーと思います。
[ 2014/02/01 06:35 ] [ 編集 ]
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Author:かりふら