メモ

忘れっぽいです

『マラヴィータ』

・『マラヴィータ
http://www.malavita.jp

監督:リュック・ベッソン
脚本:リュック・ベッソン、マイケル・カレオ(『ザ・ソプラノズ』)
出演:ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー、トミー・リー・ジョーンズ


リュック・ベッソン監督作は、あまり見ていません。『フィフス・エレメント』は中学生男子妄想映画の傑作だと思うし、彼の映画制作会社ヨーロッパコープの『トランスポーター』『96時間』といったアタマ悪めなラインナップには、多いに好感を持っています。ですが、他の監督作に関しては、気取ってるつもりがダダ滑りしてるスタイルがどうしても好意的に受け取れません。タランティーノとポール・W・S・アンダーソンを足して海水で10倍に薄めたショッパサこそがリュック・ベッソンの面白さだと思っているので、もっと低俗になって欲しいといつも思っています。


そんな僕なので、ベッソンのボンクラ指向が全面に出た『マラヴィータ』はとても楽しめました。ベッソンを「劣化タランティーノ」呼ばわりしている僕ですが、今回の過去のギャング映画を引用する手つきに関しては、敢えてベタな映画を使う事で、映画の歴史の面白さと、そこにある物が映ってしまう映像の豊かさを分かり易く観客に伝えており、タランティーノとは違う明快なスタイルが活きていました。音楽使いに関しては、劣化タランティーノの悪い面が思いっきり出ていましたが。

それ以上に本作の欠点として上げられそうなのが、ラスト付近の展開。劇中展開する主人公家族4人ひとりひとりのストーリーが最後まで交わる事なく、また報われる事もなく終わってしまうのは作劇としてはヘタな感があるけど、個人的には「やっぱり家族がイチバン!」的な明るいラストでまとめて強引に解決するよりは誠実で良いな、と思います。



・今日からの飯田橋ギンレイホール上映作品『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ 宿命』『イノセント・ガーデン』とか、俺の今年のベスト映画二本立てだなー行きてーなー。
http://www.ginreihall.com
[ 2013/11/23 18:20 ] 映画鑑賞記 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール
Author:かりふら