メモ

忘れっぽいです

『悪の法則』『悪いやつら』

・『悪の法則
http://www.foxmovies.jp/akuno-housoku/

監督:リドリー・スコット
脚本:コーマック・マッカーシー(『ノーカントリー』原作者)
出演:マイケル・ファスベンダー、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、ハビエル・バルデム、ブラッド・ピット


原題"The Counselor"。予想外の事など何一つ起きない暴力サスペンスにコーマック・マッカーシーの御託が並ぶだけの映画、と切り捨てる事も出来るし、(宣伝や邦題が悪いせいで)評判イマイチなのもよーく分かる。けど、『ノーカントリー』の時は僕の右耳から左耳へ通り抜けていったコーマック・マッカーシーの御託が、本作ではとても切実に感じられました。終盤、主人公に向けられるある決定的な長い長い台詞が、自殺してしまったトニー・スコットへの、監督からの愛憎入り交じる言葉に思えたからでしょうか。ビジュアルやアイデアではない部分で、リドリー・スコットが監督する必然性が感じられた映画って今回が初めてかもしれない。

ちなみに今週の金土日限定で、本作上映前にベン・スティラー監督最新作『LIFE!』の特別予告が流れるのですが、これが桁違いに素晴らしいので、正直予告目当てに『悪の法則』吹替版で再見しようかな、とちょっと思ってる。



・『悪いやつら
http://waruiyatsura.com

監督、脚本:ユン・ジョンビン
出演:チェ・ミンシク(『オールド・ボーイ』)、ハ・ジョンウ(『哀しき獣』)



予告見て「東映実録路線の空気感あるなー」と思ったら、ホントに『仁義なき戦い』みたいな始まり方して、『グッドフェローズ』やって、最終的に『ゴッドファーザー』に先祖返りする、ヤクザ映画を総まとめした様な映画。

それでいて主人公はヤクザではなく半端モノで、キレ者でもないし腕っぷしも弱い。武器はタダ一つ、生まれ持った名字、すなわち「ファミリーネーム」。それだけでのし上がっていくというヒネリの効いた設定がとても新鮮。面白い部分沢山あるけど、この一点だけとっても充分に傑作。英語題の"Nameless Gangster"ってのも、二重の意味を感じさせて良いなぁ。
[ 2013/11/15 23:26 ] 映画鑑賞記 | TB(0) | CM(0)
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Author:かりふら