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忘れっぽいです
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2016年6月公開映画チェック

ハスミ先生の受賞芸、面白かったですね。僕も御多分に洩れず蓮實重彦の映画本にしっかり影響受けているので、毎度ブレない芸風に笑ってしまいました。
アイマスMAD作ってる方に向けて書くと、蓮實重彦の映画/映像の見方を踏まえていると、MADを作る際に、
「アイドルマスターMAD」である以前に「映像」である
という考え方が自然と出来るようになって(例えばチヒロPのように)、MADのクオリティが底上げされるんじゃないかなー、と思います。
とはいえ、アイマスを俯瞰するより、アイマスに溺れているMADの方が界隈で受けるでしょうから、それは無用の考えかもしれません。ジャンルに溺れているから出来る表現も沢山ありますし(だからこそ僕はジャンル映画が好きですし)。僕自身は、動画編集するとき頭の片隅にハスミン思考がある事に随分助けられています。

なお、僕が今読みたい映画本は下のアマゾン乞食リストにありますので、かりふらPに貢ぎたいかりふらチルドレンな方はどうぞ。貢いでも後利益は一切ありませんが。
http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/ZMMNIWMAIHWQ



6月。GW攻勢が終わり、夏の大作ラッシュが始まる前の谷間の時期で、個性的な映画が沢山公開されて良い感じです。邦画とドキュメンタリーが特に豊作な印象。ウチの近所のイオンシネマじゃ全く上映されませんが。
監督名を並べると、ウディ・アレン、ペドロ・コスタ、アントワン・フークワ、ジョディ・フォスター、イーライ・ロス、阪本順治、黒沢清、廣木隆一、清水崇、白石晃士、前田司郎、白石和彌、宮藤官九郎、そして森達也。
http://eiga.com/coming/


6/1(水)
デッドプール
http://www.foxmovies-jp.com/deadpool/
ドラゴン・タトゥーの女』のタイトル・バックを担当したティム・ミラーが長編初監督。脚本は、レット・リースとポール・ワーニックの『ゾンビランド』脚本コンビ。主演のライアン・レイノルズはグリーン・ランタンもデッドプールも演じるなんて、おいしすぎますね。



6/3(金)
サウスポー
http://southpaw-movie.jp/
トレーニング・デイ』アントワン・フークワ監督作。主演は『エンド・オブ・ウォッチ』『ナイトクローラー』など、最近の主演作にハズレ無しのジェイク・ギレンホール。
音楽は『アポロ13』『タイタニック』ジェームズ・ホーナーで、昨年自身が操縦する飛行機で墜落死したため本作が遺作。錚々たるタイトルの音楽を手掛けた人ですが、映画業界に入るキッカケがロジャー・コーマンの誘いで、その後もロン・ハワードやキャメロンといったコーマン門下生の劇伴を担当し続けていました。
公式サイトによるとジョン・ヴォイト版『チャンプ』のリメイクだそうですが、予告見た感じ、大筋が同じだけ、という雰囲気。アントワン・フークワなら旧作みたいなコテコテ泣かせ演出はしないでしょうから、良作になるのでは。



6/4(土)
その女諜報員 アレックス
http://momentum-movie.com/
オルガ・キュリレンコ主演の、画が安っぽいアクション映画。
監督に、『マディソン郡の橋』以降の全イーストウッド作品でカメラ・オペレーターを担当したスティーヴン・S・カンパネッリ。脚本は、良作『飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲』のアダム・マーカス&デブラ・サリヴァン。撮影は、ポール・W・S・アンダーソン作品の常連グレン・マクファーソン。面白そうなスタッフ陣。


鏡は嘘をつかない
http://www.pioniwa.com/kagamimovie/

インドネシア映画。特集上映でもないと見る機会が無かったりしますから、貴重です。鏡は、うまく使えば映画において最高のアイテムになり得ますが、本作はどうでしょう。


王の運命 歴史を変えた八日間
http://www.ounosadame.com
韓国ではとても有名な、思悼世子が米びつに入れられ餓死した壮絶な朝廷親子喧嘩を元にした映画。2015年の韓国映画賞を色々取っている期待作ですが、予告編ではイマイチ良さが伝わってきませんね。
主演ソン・ガンホ、『ベテラン』のクソったれな悪役が見事だったユ・アイン。


団地
http://danchi-movie.com/
阪本順治監督脚本、藤山直美主演。『』のコンビ再び、なコメディ。阪本監督のコメディ面白いから楽しみ。


雨女
http://www.ame-onna.jp
清水崇監督脚本、4DX用短編ホラー。『TOKYO TRIBE』『東京無国籍少女』清野菜名主演。


任侠野郎
http://ninkyo-yaro.com

蛭子能収主演のヤクザ映画。監督はバラエティ番組演出してる徳永清孝、脚本は『勇者ヨシヒコ』福田雄一。こういうネタは、杉作J太郎に監督して欲しかったですね。
キャストは柳楽優弥、安田顕、中尾明慶、やべきょうすけ、千鳥の大悟など。


高台家の人々
http://www.koudaike-movie.jp
森本梢子のマンガ実写映画化。妄想女子とテレパス男子の恋愛劇って題材はとても面白そうだし、妄想女子が綾瀬はるか、テレパス男子が斎藤工というキャスティングも良いですね。
監督は『謎解きはディナーのあとで』土方政人。脚本は『おかえり、はやぶさ』『ヘルタースケルター』金子ありさ。必要以上にオチャラケなければ、意外と良くなりそうな。


探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海
http://www.mitarai-movie.jp
島田荘司原作、玉木宏主演、探偵モノ。監督『相棒』シリーズ和泉聖治。
広瀬アリス、石田ひかり、小倉久寛、要潤、谷村美月、吉田栄作と面白いキャスト揃えてる割に映像が安そうな。でもそれがジャンル映画感を出してて良さそうな。


ブラー:ニュー・ワールド・タワーズ
http://blur-movie.jp
2015年のブラーを追ったドキュメンタリー。


FAKE
http://www.fakemovie.jp/

森達也監督作。佐村河内守ドキュメンタリー。映画に「フェイク」というタイトルをつける度胸、態度。これは面白いでしょう。



6/10(金)
シークレット・アイズ
http://secret-eyes.jp/
アルゼンチン映画『瞳の奥の秘密』のアメリカ版リメイク。キャストは『それでも夜は明ける』主演キウェテル・イジョフォー、ジュリア・ロバーツ、ニコール・キッドマン。
オリジナルは、ミステリーと政治背景やロマンス要素が見事に融和した傑作でした。リメイク版はミステリー要素をより強化してそうな雰囲気ですね。


マネーモンスター
http://www.moneymonster.jp/
ジョディ・フォスター監督作。ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ主演。テレビ番組の生放送がジャックされてさあ大変系映画。番組の司会者と犯人がガッツリ手を組んで真相を追究していく、ってのは面白そう。


アウトバーン
http://autobahn.asmik-ace.co.jp/
追っ手を避けながらアウトバーン突っ走って恋人を救い出すカー・アクション映画。ニコラス・ホルト主演、恋人役に『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』主演のフェリシティ・ジョーンズ、悪役にベン・キングズレーとアンソニー・ホプキンスと、この手のジャンル映画にしては珍しく、脇まで面白いキャスティングしてます。
監督脚本は『ビトレイヤー』のエラン・クリービー。ジョエル・シルバーの会社が制作噛んでるのにアメリカ映画じゃなくて英独合作って、珍しい気が。



6/11(土)
教授のおかしな妄想殺人
http://kyoju-mousou.com/
ウディ・アレン最新作。ホアキン・フェニックス、エマ・ストーン出演。この名前の並びだけでワクワクします。


エクス・マキナ
http://www.exmachina-movie.jp/
アカデミー視覚効果賞受賞作。美しい女性型ロボットと何やかんやするサスペンス。『わたしを離さないで』脚本のアレックス・ガーランドが脚本と初の監督を担当。
キャストにハリポのロンの兄役や『アバウト・タイム 』ドーナル・グリーソン、『リリーのすべて』でアカデミー助演女優賞を受け次期『トゥームレイダー』主演のアリシア・ヴィキャンデル、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』主演や『フォースの覚醒』ポー・ダメロン役オスカー・アイザック、と、とても良いキャスティング。


ノック・ノック
http://knockknock-movie.jp/
イーライ・ロス監督、キアヌ・リーブス主演。キアヌ演じる良識人が、道に迷ったと言う2人のずぶ濡れの女性を親切に家に招き入れたばっかりに何もかも失ってしまう、、、という事で、ラストの唐突展開がスキモノに有名な『メイクアップ』のリメイクです。原典の権利が行方不明なので、正式に権利取っている訳では無いそうですが。
ロッテントマトで評価低めですが、そもそもどうあがいても高評価なんて得られないであろうこの企画。イーライ・ロスなら若手に監督させて制作に回る事も出来るでしょうに、わざわざ自分で撮るなんて偉いなぁ。


ラザロ・エフェクト
http://lazaroeffect.com
二郎は鮨の夢を見る』デヴィッド・ゲルブ監督の新作。死人蘇らせたらエライ事になっちゃった系ホラー。『パラノーマル・アクティビティ』のブラムハウス制作だからって、予告編で『パラノーマル・アクティビティ』ばりに人をブッ飛ばしてくれるなんて、サービス精神旺盛ですね。


夏美のホタル
http://natsumi-hotaru.com/
監督廣木隆一、主演有村架純の『ストロボ・エッジ』コンビ再び、、、と言うとアレですが、デート映画ではなく、森沢明夫原作の喪失からの再生モノ。脚本に、近年多くの良作に関わっている『たまこちゃんとコックボー』片岡翔と『百年の時計』港岳彦。


シチズンフォー スノーデンの暴露
http://gaga.ne.jp/citizenfour/
アカデミー長編ドキュメンタリー賞受賞作。米国家安全保障局による国民の通信データ収集を暴露した元CIA職員エドワード・スノーデンへのインタビューを主としたドキュメンタリー。


さとにきたらええやん
http://www.sato-eeyan.com
西成で、子どもたちを障がいの有無や国籍の区別なく無料で受け入れている、こどもの里ドキュメンタリー。楽曲提供SHINGO★西成。



6/17(金)
10 クローバーフィールド・レーン
http://10cloverfieldlane.jp/
一発ネタ怪獣映画『クローバーフィールド』の続編。と思っていましたが、予告編を見ると一捻りありそうな雰囲気。意外と良さそう。
出演は『スコット・ピルグリム』ヒロインのメアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジョン・グッドマン。


帰ってきたヒトラー
http://gaga.ne.jp/hitlerisback/
ヒトラーが現代に蘇り、モノマネ芸人と勘違いされ大人気に、そして彼は再び、、、というドイツのベストセラー小説を映画化したドイツ映画。ドイツでこういう映画、作れるんですねぇ。



6/18(土)
ホース・マネー
http://www.cinematrix.jp/HorseMoney/
ペドロ・コスタ最新作。監督インタビューに、当初はギル・スコット・ヘロンと共同作業をして映画を作りたいという欲望だけがあった、とありますが、その逝去によって叶わぬ幻影となったのでしょうね。見たかったなぁ。


トリプル9 裏切りのコード
http://999-movie.jp/
欲望のバージニア』ジョン・ヒルコート監督作。職務中の警官が撃たれると、全警官は現場へ急行する。その隙を狙い国土安全保障省を襲撃する、という楽しそうな犯罪計画を実施するクライム・アクション。ケイシー・アフレック、ウディ・ハレルソンが出演。この手の映画にこの二人が出てるだけで、どう足掻いても悪い方向にしか物事が進まない不穏感が充満して、嬉しくなります。


クリーピー 偽りの隣人
http://creepy.asmik-ace.co.jp/
黒沢清監督脚本、『東京の日』池田千尋共同脚本。これは黒沢監督の資質が活きつつストレートに楽しめるサスペンスになっていそうな。


葛城事件
http://katsuragi-jiken.com

その夜の侍』赤堀雅秋監督脚本。無差別殺人事件を起こした加害者青年とその家族、そして加害者と獄中結婚した女性が繰り広げるドロドロ人間模様。面白そう。
キャスティングも面白そうで、三浦友和と南果歩のかつてない荒れっぷりが新鮮。新井浩文のボンヤリ不穏感も流石。


貞子vs伽椰子
http://sadakovskayako.jp/
白石晃士監督脚本作。フェイク・ドキュメンタリーの印象が強い白石監督ですが、ノーマルな劇映画にも『幽霊ゾンビ』というミもフタも無いタイトルの傑作があるし、同じくミもフタも無いタイトルの本作も期待できるのではないでしょうか。と思いましたが、『口裂け女』といい『テケテケ』といい、白石監督の劇映画はミもフタも無いタイトルばかりですね。


ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン
http://uplink.co.jp/mrdynamite/
JBドキュメンタリー。



6/24(金)
WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ
http://wayf.jp

あまりにも清く正しくて赤面するタイプの王道青春サクセス物+流行り物映画。ダンス映画では、最近の『ステップ・アップ』シリーズや『ストリートダンス Top of UK』などこの手の映画は数多くありますが、DJをネタにするのは珍しいですね。日本には『DJキッド』という愉快な刹那系青春DJ映画があったりしますが。



ダーク・プレイス
http://dark-movie.jp
サラの鍵』ジル・パケ=ブレネール監督脚本。原作は『ゴーン・ガール』のギリアン・フリン。キャストにシャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、クロエ=グレース・モレッツ。



6/25(土)
日本で一番悪い奴ら
http://www.nichiwaru.com/
凶悪』白石和彌監督作。暴力団と手を組んでのし上がっていく悪徳刑事映画。キャスティングも魅力的で『凶悪』が好きならコレは良さそう。僕はあまり好きじゃないのであまり魅力を感じませんが。


ふきげんな過去
http://fukigen.jp
ジ、エクストリーム、スキヤキ』前田司郎監督脚本。小泉今日子と二階堂ふみが母娘役という、そそるキャスティング。予告見ると、最近多いロメール調邦画にも見えますが、どうかな。


二重生活
http://nijuuseikatsu.jp/
論文のため、無作為に選んだ対象を尾行する「哲学的尾行」をしてみるお話。キャストは門脇麦、長谷川博己、菅田将暉、リリー・フランキー、宇野祥平、西田尚美など。丸メガネ門脇麦かわいいっすね。


TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ
http://tooyoungtodie.jp
バス事故の影響で公開延期になってたクドカン監督映画。


嫌な女
http://iyanaonna.jp/
黒木瞳初監督映画。そういや最近、黒木瞳主演の『略奪愛』見たんですが、とても楽しかったです。黒木瞳が他人の男を奪うためにイタズラ電話したり望遠鏡で男の家を監視したり、1991年製作にしてもアナクロ過ぎるシチュの連続で、笑いの絶えない映画でした。
[ 2016/05/26 13:27 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
プロフィール
Author:かりふら