メモ

忘れっぽいです

4月公開注目映画

アンジェイ・ワイダ、アスガー・ファルハディ、エドガー・ライト、そして押井守の新作が公開される4月ですが、全体的にはあまりパッとしない印象。
大作は『キャプテン・アメリカ』『スパイダーマン』。
クローズ』『ガチバン』の二大ヤンキー映画の新作公開(『ガチバン』はしょっちゅう新作出してるけど)。
実写邦画で興収良さそうな『テルマエ・ロマエ』『相棒』が同日公開。
キッズアニメは『クレしん』『コナン』が同日公開。
オタ向けは『そらのおとしもの』『たまこラブストーリー』が同日公開。
色々と、被りすぎだと思います。
http://eiga.com/coming/


4/1(火)
サンブンノイチ
http://www.sanbunnoichi.jp/

品川ヒロシ監督三作目。予告編に出てくるクソ寒い映画たとえ、きっつい。『ドロップ』でもクソ寒いドラゴンボールたとえやってたな。


4/4(金)
リベンジ・マッチ
http://wwws.warnerbros.co.jp/grudgematch/
デ・ニーロとスタローンが老ボクサーとしてリングに立つ、つまり『レイジング・ブル』のジェイク・ラモッタvs『ロッキー』を実現してしまったスーパー大戦的映画。ストーリーは『ロッキー・ザ・ファイナル』の焼き直しな気がするけど、監督が『50回目のファースト・キス』『ゲット・スマート』のピーター・シーガルなので良さげ。


4/5(土)
アデル、ブルーは熱い色
http://adele-blue.com/
バンドデシネ原作、カンヌのパルムドール受賞作。何も知らずに見たいので、全く前情報見てません。超楽しみ。

THE NEXT GENERATION パトレイバー 第1章
http://patlabor-nextgeneration.com/
真野恵里菜主演のアイドル映画としても良さそう。

ブライアン・ウィルソン ソングライター ザ・ビーチ・ボーイズの光と影のオフィシャルサイト
http://brianwilson-movie.com/

予告の日本語フォントと惹句がヤバイ。「ブライアンのいない僕らの人生なんて、神様しか知らない…」とか、ホラーかサスペンス映画みたいなフレーズだし、そもそも日本語としてどうなんだ。

ワレサ 連帯の男
http://walesa-movie.com/
アンジェイ・ワイダ監督最新作。


4/12(土)
クローズEXPLODE
http://www.crows-movie.jp/
映画版『クローズ』シリーズ三作目。監督は『青い春』の豊田利晃、脚本に『ふがいない僕は空を見た』の向井康介。良さそうな布陣。

ガチバン ULTRAMAX
ネット上に公開日以外の情報が無い『ガチバン』最新作。ジャケット見る限りではMAXシリーズの正統派続編っぽい。

アクト・オブ・キリング
http://www.aok-movie.com/
1960年代インドネシアで行われた大量虐殺の実行者たち自身に、その大量虐殺を演じさせる。どう考えても面白そうなドキュメンタリー。

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!
http://www.worldsend-movie.jp/
エドガー・ライト監督、サイモン・ペッグ&ニック・フロスト主演の『ショーン・オブ・ザ・デッド』組最新作。


4/18(金)
8月の家族たち
http://august.asmik-ace.co.jp/
メリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツ、ユアン・マクレガー、ベネディクト・カンバーバッチ、ジュリエット・ルイス、サム・シェパード、、、すげぇ演者陣だわ。原作脚本はフリードキン監督作『バグ』のトレイシー・レッツ。良さそう。


4/19
キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー
http://www.marvel-japan.com/movies/captain-america2/
キャプテン・アメリカ』二作目。事前知識ゼロで見た予告編にロバート・レッドフォードが出ていて驚愕。期待が高まるキャスティングだなぁ。

ある過去の行方
http://www.thepast-movie.jp
別離』のアスガー・ファルハディ監督最新作。

映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん
http://shinchan-movie.com/
臼井儀人編集経験者である中島かずき脚本。

名探偵コナン 異次元の狙撃手
http://www.conan-movie.jp/
常連スタッフによる18作目。

シャドウハンター
http://www.shadowhunter.jp/
トワイライト・サーガ』『ハンガー・ゲーム』と同系統の、人気ヤングアダルト小説映画化物件。

レイルウェイ 運命の旅路
http://www.railway-tabi.jp/
コリン・ファース、二コール・キッドマン、真田広之出演。豪華メンツなだけに楽しみだけど、三人とも微妙な映画にバンバン出るタイプでもあるんだよな。


4/25(金)
アメイジング・スパイダーマン2
http://www.amazing-spiderman.jp/
リブート版二作目。ジェイミー・フォックス、デイン・デハーン、ポール・ジアマッティと、新規参入キャストの層が厚い。前作は正直「またこの話やるのかよー」感に打ち勝てなかったと思うけど、今回は行けるんじゃないでしょうか。


4/26(土)
テルマエ・ロマエII
http://thermae-romae.jp/
前作はDVDで見る分には、なかなか良かったですよ。

たまこラブストーリー
http://tamakolovestory.com/
京アニ物件。
[ 2014/04/01 20:01 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

『ロボコップ』

・『ロボコップ
http://www.robocop-movie.jp

監督:ジョゼ・パジーリャ(『エリート・スクワッド』)
出演:ジョエル・キナマン、ゲイリー・オールドマン、マイケル・キートン、サミュエル・L・ジャクソン



前半は、驚くほど面白かったです。

特に映画の導入となるテヘランでの軍事用ロボット運用シークエンスは、『エリート・スクワッド』の暴力性と『第9地区』のビジュアルが理想的な形で融合した、センス・オブ・ワンダーの塊。
このテヘラン編で1本の映画作ったら、新たなSFアクションの傑作が生まれていただろうなぁ、と思わずにいられません。

その後も、ロボコップが現場導入されるまでは、大変興奮しました。
ヴァーホーベンばりに皮肉に満ちたストーリーテリング、心憎いシナトラと『オズの魔法使』楽曲の使い方、『ジョニーは戦場へ行った』の主人公をモロ見せしたらこうなる!と言わんばかりの肉塊人間描写。
映し出される全ての要素がドス黒いユーモアをまとっており、笑えるのにどうしようもなく哀しくて、素晴らしかったです。


予告編で明らかにされている通り、今回のロボコップは途中からブラックボディになります。
そこからは、ノーラン版『バットマン』や『マン・オブ・スティール』といったシリアス寄りヒーロー映画同様、扱うテーマに引きずられて暗くなり、観客に快感を与えてくれないゲンナリ展開に。ゲンナリ具合がクライマックスに向けて徐々に上がっていくのと比例して、私のテンションは右肩下がりでした。

それでも、編集も音楽使いもゴキゲンだし、映画前半で貯めた「この映画スキ」貯金が相当残っているので、最後まで好意的に見ました。
何より、見事な冒頭シークエンスを劇場で見られたのはとても良かった。これだけでもジョゼ・パジーリャ監督がハリウッドに来た意義は充分にあります。いずれニール・プロムカンプみたく、社会性ゼロのエンターテイメント映画も作って欲しいなぁ。



・現実世界では新しい車を購入。FF14世界では家を購入。
FF14は、家が無いと倉庫用キャラの使い勝手が悪いのよね。
furo.jpg
次の大型アップデートで楽に個人宅買えるようになるらしいけど、現状のFF14ハウスは多人数で買う前提でゲームデザインされているので、一人で買うのは結構な苦労でした。
[ 2014/04/06 23:24 ] 映画鑑賞記 | TB(0) | CM(0)

『劇場版 プリティーリズム・ オールスターセレクション プリズムショー☆ベストテン』『アデル、ブルーは熱い色』

・『劇場版 プリティーリズム・ オールスターセレクション プリズムショー☆ベストテン
http://prettyrhythm-movie.jp

監督:菱田正和
脚本:赤尾でこ



プリティーリズムのプリズムショーパートをカウントダウンTV的に紹介していく、テレビシリーズ再編集版。49分と尺が短く、その分料金も1200円とお安くなっております。

ジャンプするだけで、荒廃した大地を、緑の地球に変えてしまう。そんな大仰演出のインフレ激しいプリズムショーは、やはり映画館のスクリーンに映えます。

ストーリー皆無の、単なるダンスシーン総集編ではありますが、観客には思い入れがあるので、大いに感動し、満足できます。
49分という短い尺で感動の走馬灯を、しかも大画面で見る事が出来る。
それは、アイマスで言うなら、今までのプロモーション映像を映画館でまとめて見るようなモノです。アケマスPVと360版TGSトレーラーをスクリーンで見せられたら、そりゃ泣くよ。



・『アデル、ブルーは熱い色
http://adele-blue.com

監督、脚本:アブデラティフ・ケシシュ
出演:アデル・エグザルホプロス、レア・セドゥ



学生時代、恋愛も学業も割りと上手い事行って、可能性や意欲を抱きながら社会人になったけど、自分の仕事は妥協の連続で、彼女の創造性のある仕事にコンプレックスを抱くようになり、やがて彼女との関係がこじれ、別れ、死にたくなるほど絶望しているクセに、周囲の顔色を窺いながら日々の業務を全うし、絶望を飼い馴らして、どっこい生きてる社会の中。

この映画を思い返す行為は、僕の今日までの人生を思い返す行為と同じです。それほどまでに、この主人公の境遇と僕の境遇は似通っています。主人公のつく嘘は僕がついてきた嘘で、主人公がする妥協は僕がしてきた妥協です。まるで、自分のブサイクなツラを改めて見せつける鏡のような映画でした。きついっす。傑作。
[ 2014/04/07 23:36 ] 映画鑑賞記 | TB(0) | CM(0)

『自由と壁とヒップホップ』

・『自由と壁とヒップホップ
http://www.cine.co.jp/slingshots_hiphop/

監督:ジャッキー・リーム・サッローム



パレスチナのヒップホップシーンを追ったドキュメンタリー。
現地の切実さは伝わるし、このドキュメンタリーを作った大義も分かるけど、映画としては面白くねぇな、って感じ。でも、ネットではみんな褒めてるんで良いんじゃないでしょうか。
映画開始直後の弩アタマ、チャックDのラジオ番組に出演したパレスチナ人ヒップホップグループがテンション上がりすぎて「ヒップホップはパレスチナのCNNだ!」とか言っちゃう瞬間は、わりと笑えました。



・白石晃士監督の『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズ、ニコニコで6夜連続上映。
http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni045593.html
最新作『劇場版序章』までやってくれる大盤振る舞いのニコ生。


「ジャンル映画の楽しみ方」を分かっている人に激しくオススメな『コワすぎ!』シリーズ。特にシリーズ四作目『真相!トイレの花子さん』の後半40分間は、2013年見た全て映像作品で最もエキサイティングでした。
[ 2014/04/09 20:19 ] 映画鑑賞記 | TB(0) | CM(0)

『夢は牛のお医者さん』『ダラス・バイヤーズクラブ』『新しき世界』

・三作品とも、すげぇ優等生映画で、「良い」以外の言葉があまり思いつきません。


・『夢は牛のお医者さん
https://www.teny.co.jp/yumeushi/

監督:時田美昭



キネ旬の星取りで、★が5つ、4つ、4つの高評価。しかも評者は上島春彦、北川れい子、モルモット吉田。映画の好みがバラバラで、評価が割れる事の多い三人が全員絶賛は珍しいのですが、その位、誰が見ても納得の傑作ドキュメンタリー。新潟の地方局が作ったとはいえ、映画としてのユルさも無し。


・『ダラス・バイヤーズクラブ
http://www.finefilms.co.jp/dallas/

監督:ジャン=マルク・ヴァレ
脚本:クレイグ・ボーテン、メリッサ・ウォーラック(『白雪姫と鏡の女王』)
出演:マシュー・マコノヒー、ジャレッド・レト(『レクイエム・フォー・ドリーム』)、ジェニファー・ガーナー(『エレクトラ』)



余命30日の男の足掻き。
法の穴をくぐり抜けた未認可薬品の密売。
保身優先の政府や利益優先の製薬会社への抵抗。
被差別者への偏見の払拭。
利己的な人間がやがて知る他者への思いやり。
これらの、あざとく演出すれば幾らでも、劇場版ジャイアンのように感動を押し付けたり、ねずみ小僧よろしく義賊の痛快譚として描ける要素を、敢えて全てサラリと受け流していくスマートなストーリーテリング。

観客に感情を押し付けたり、過剰な演出をする事なく、主要登場人物3人の魅力で観客を映画に惹き付ける。余程良い役者が揃っていないと出来ない作劇だと思います。アカデミー主演男優、助演男優の受賞も納得。



・『新しき世界
http://www.atarashikisekai.ayapro.ne.jp

監督、脚本:パク・フンジョン(『悪魔を見た』脚本)
出演:イ・ジョンジェ(『10人の泥棒たち』)、チェ・ミンシク(『オールド・ボーイ』)、ファン・ジョンミン(『ユア・マイ・サンシャイン』)



公式サイトにある通り、『インファナル・アフェア』+『ゴッドファーザー』。ついでに『アウトレイジ ビヨンド』。それらのグッと来る要素を凝縮。


仁義なき戦い 広島死闘編』の千葉真一並みに、テカテカ脂ギッシュなファン・ジョンミン(写真右)のツラが、クソ格好良く見えてくる。ヤクザ/マフィア映画が好きなら間違いない逸品。
[ 2014/04/13 21:10 ] 映画鑑賞記 | TB(0) | CM(0)
プロフィール
Author:かりふら