メモ

忘れっぽいです

2017年5月公開映画チェック

僕の住んでるところは、ようやく朝の気温がプラスになって、雪が溶けたと思ったらもう5月。一年の半分が冬みたいなもんなので、引きこもって自宅映画鑑賞ばかりになるのも致し方なし。この記事書かないと今の映画の動向についていけません。

5月の新作公開監督は、ウディ・アレン、シャマラン、ジェームズ・ガン、ベン・アフレック、デレク・シアンフランス、ドゥニ・ヴィルヌーヴ、アンドレ・ウーヴレダル、オリヴィエ・アサイヤス、サモ・ハン、キム・ギドク、山田洋次、降旗康男、河瀬直美、いまおかしんじ、成島出、杉山泰一、吉田大八、石井裕也、片嶋一貴、坂本浩一、辻本貴則、湯浅政明。
そして幸福の科学映画、辻仁成映画も公開。シャマラン映画と合わせて、監督や製作者でひとつのジャンルとして成立してしまう映画大好きな僕は、これらをリアルタイムで観られないのが悔しいです。

http://eiga.com/coming/


5/5(金)
カフェ・ソサエティ
http://movie-cafesociety.com/
ウディ・アレン監督脚本。


ノー・エスケープ 自由への国境
http://desierto.asmik-ace.co.jp/

アルフォンソ・キュアロンの息子であり、『ゼロ・グラビティ』の脚本を手がけているホナス・キュアロンが監督脚本編集制作。
アメリカへの不法入国を試みるメキシコ移民たちが、謎の襲撃者に狙われる。というお話。
監督が「ブレッソン『抵抗』、スピルバーグ『激突』、アンドレイ・コンチャロフスキー『暴走機関車』といった映画のコンセプトに惹かれていた」と語っているので、言葉を排し、シチュエーションでグイグイ語っていく作品なのでしょう。近年で言えば『エッセンシャル・キリング』、そしてもちろん『ゼロ・グラビティ』も同型の映画ですね。


5/6(土)
追憶
http://tsuioku.jp/
降旗康男監督作。岡田准一主演なのでYouTubeに予告映像が無くて貼れませんが、撮影が木村大作なだけあって映像に80年代大作邦画テイストが薄ら滲んでて、良いです。


5/12(金)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス
http://marvel.disney.co.jp/movie/gog-remix.html
シリーズ2作目。こんなタイトルだから前作のリマスターか何かかと思ったよ。
監督脚本、前作同様ジェームズ・ガン。キャストにカート・ラッセルとシルベスター・スタローンが新規参戦。
タランティーノ映画、『ワイルド・スピード』、そして本作と、最近カート・ラッセルのリバイバル来てるし、そろそろ『ゴーストハンターズ』リメイクみたいな企画出す猛者が、、、と検索したらドウェイン・ジョンソン主演でリメイクするそうで。しかも脚本に『X-MEN ファースト・ジェネレーション』のアシュリー・ミラーとザック・ステンツの名前入ってるから本気な企画っぽいなー。


スプリット
http://split-movie.jp/

シャマラン監督脚本、前作に続きジェイソン・ブラム制作。
先日久しぶりに『サイン』を見まして、ショットひとつひとつが強く、アクションがいちいち過剰で、やはりシャマランは面白いと興奮しておりました。空中で身体を一捻りして華麗にジャンピング寝起きするホアキン・フェニックスのショットを見た瞬間、この監督に惚れたんだよなぁ。
今回はジェームズ・マカヴォイが23人格の持ち主として過剰なアクションで楽しませてくれそうです。女子高生側の主役格アニヤ・テイラー=ジョイの「ただ傍観するしかない」という映画の本質を体現した表情演技も良さそう。やっぱシャマランは映画分かってる。


パーソナル・ショッパー
http://personalshopper-movie.com/

オリヴィエ・アサイヤス監督脚本。『デーモンラヴァー』っぽい雰囲気。


5/13(土)
バッド・バディ!私とカレの暗殺デート
http://badbuddy.jp

ホレた男は殺し屋?!しかもカレったらワタシの隠れた暗殺能力まで開花させちゃった!なロマコメ。
監督『トカレフ』パコ・カベサス。『トカレフ』はニコラス・ケイジ主演にも関わらずビックリするほど無味無臭で退屈でしたが、適度にスタイリッシュで主張のない演出は、コメディ調の本作と相性良いかも。
脚本『クロニクル』マックス・ランディス。言わずと知れたジョン・ランディスの息子さん。
キャストはアナ・ケンドリック、サム・ロックウェル、ティム・ロス、RZA。


マンチェスター・バイ・ザ・シー
http://www.manchesterbythesea.jp

ギャング・オブ・ニューヨーク』脚本のケネス・ロナーガンが監督脚本。
ケイシー・アフレック、ミシェル・ウィリアムズ、カイル・チャンドラー、ルーカス・ヘッジズ出演。


STOP
https://www.stop-movie.com/

キム・ギドク監督脚本撮影照明録音制作。日本人キャストで日本撮影の原発モノ。


トンネル 闇に鎖された男
http://tunnel-movie.net/

崩落したトンネルに閉じ込められた男の救出劇。出演はハ・ジョンウ、ペ・ドゥナ、オ・ダルス。今の韓国映画で最高の主演男優と女優とバイプレイヤー並べました!という感じの豪華メンツ。


映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ
http://www.yozora-movie.com/

舟を編む』石井裕也監督脚本。最果タヒの同名詩集を元にした恋愛劇。


いぬむこいり
http://www.dogsugar.co.jp/inumuko.html

アジアの純真』片嶋一貴監督脚本。
僕はこの監督の映画、予期せぬ方向に突き進んでいくのが楽しくて大好きですが、「自分の期待や想定に沿うモノ=良い / 期待に沿わないモノ=ダメ」というタイプの人とは相性が悪いのだろうと思います。しかし今回の新作は上映時間4時間。これだけ長けりゃどんな人でも展開を想像する気にもならず、気持ちよくブッ飛ばしてもらえるのではないでしょうか。


破裏拳ポリマー
http://polimar.jp/

坂本浩一監督作。ライダー映画みたく毎年作る訳じゃあるまいし、数十年ぶりのリメイク・ヒーロー映画なんてヒネった現代的設定やシリアスにせず、熱血!口上!変身!必殺技!主題歌!って感じでストレートにやれよ、といつも思うのですが、本作は直球そう。
主演溝端淳平。共演に山田裕貴、原幹恵、佃井皆美。佃井皆美の変身姿、いかにも坂本監督好みでイイっすね。


ブレイブウィッチーズ ペテルブルグ大戦略
http://w-witch.jp/
ストライクウィッチーズ映画。


5/19(金)
メッセージ
http://www.message-movie.jp/

突如現れた宇宙船に乗る知的生命体と言語学者のおはなし。テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」の映画化。
灼熱の魂』『プリズナーズ』『複製された男』『ブレードランナー 2049』ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。『遊星からの物体X ファーストコンタクト』『ハリケーンアワー』『ライト/オフ』エリック・ハイセラー脚本。この原作の驚きをいかに映像で見せるのか想像もつきませんが、こういった含みのあるSF作品を映画化するには現在最高のスタッフ陣なだけに、期待したいですね。
出演はエイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカー。


あの日、兄貴が灯した光
http://aniki-themovie.jp

柔道試合中の事故で視力を失った弟と、詐欺を繰り返し獄中にいた兄、15年ぶりの再会から始まる物語。『ハナ 奇跡の46日間』『7番房の奇跡』ユ・ヨンア脚本。


夜明け告げるルーのうた
http://lunouta.com/

湯浅政明監督脚本。吉田玲子脚本。こういう歌手/バンドもので斉藤和義「歌うたいのバラッド」が主題歌ってのは、あまりにもそのまんまではありますが、ハマると強そう。


5/20(土)
夜に生きる
http://yoruni-ikiru.jp/

ベン・アフレック、『アルゴ』以来の監督主演作。今回は脚本もしています。予告見ると、主演した『トゥ・ザ・ワンダー』のテレンス・マリック感もしっかり取り込んでる様で。出来る男ですね。
撮影はタランティーノ、そしてスコセッシ映画の常連ロバート・リチャードソン。
他のキャストはエル・ファニング、シエナ・ミラー、ゾーイ・サルダナなど女優陣が豪華。


ジェーン・ドウの解剖
http://janedoe.jp/

世に溢れるフェイク・ドキュメンタリーの中でも、オーソドックスでありながら一歩抜きん出た良作『トロール・ハンター』のアンドレ・ウーヴレダル監督作。
脚本は『サラ・コナー・クロニクル』『ワンス・アポン・ア・タイム』とテレビシリーズの制作脚本をしているイアン・B・ゴールドバーグ。撮影『プライドと偏見』ロマン・オーシン。こじんまりとした設定の割に、気合い入ったプロダクション。


皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
http://www.zaziefilms.com/jeegmovie/

「鋼鉄ジーグ」をネタに使いつつ、『サボテン・ブラザース』『キック・アス』的な「何者でもない者が本物のヒーローになる」映画の王道をやる、という感じでしょうか。面白そうなイタリア映画。


ピーチガール
http://peachgirl-movie.jp
少女漫画実写化。若干懐かしく感じるなーと思ったら、「ピーチガール」連載は97年から04年。10年以上前なのね。
監督は大根仁作品で助監督をして来た神徳幸治。脚本は来年公開予定の白石晃士監督作『不能犯』山岡潤平。主演山本美月。


君のまなざし
http://kimimana-movie.jp/

幸福の科学映画。大川隆法長男である大川宏洋が脚本、主題歌歌唱、そしてついに出演と、幸福の科学映画ウォッチャー騒然にして垂涎の企画。
メインキャストは大川宏洋含め、大川宏洋が代表を務めるプロダクションの若手3人。脇には手塚理美、黒沢年雄、黒田アーサーとベテランで固めつつ、さらに自身のプロダクションの若手を投入。
監督は『毎度おさわがせします』『教師びんびん物語』『GTO』とテレビドラマのベテラン監督、赤羽博が映画初監督。
幸福の科学映画とはまた違う鉱脈、大川宏洋映画の始まりとなるか、期待大です。



TOKYOデシベル
http://tokyodecibels.com/

辻仁成監督脚本原作編集。現状、監督作の地雷率100%な人ではありますが、現実感を完全に捨て去って、自身の世界観でキメキメ全開な映画作れば面白くなると思うんですよね。
出演は松岡充、安倍なつみ、長井秀和、安達祐実。音楽SUGIZO。


トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡
http://tomoshibi-choshi.jp

銚子電鉄と高校生ランナーとのレース勝負。監督『の・ようなもの のようなもの』杉山泰一。すげー良さそう。


ろんぐ・ぐっどばい 探偵 古井栗之助
http://goodbye-movie.com

いまおかしんじ監督作。


BLAME!
http://www.blame.jp

弐瓶勉の漫画アニメ化。弐瓶勉監修でアニメ『シドニアの騎士』シリーズ構成の村井さだゆき脚本のオリジナル・ストーリー。花澤香菜上手いなー。


鎌倉アカデミア 青の時代
http://kamakura-ac.blue

終戦の翌年の開校から4年半で閉校した大学、鎌倉アカデミアのドキュメンタリー。文学科、演劇科、映画科、産業科を持つ大学だっただけあって、アカデミアOBであるインタビュー出演者たちは映画監督鈴木清順、岩内克己、俳優声優勝田久、川久保潔などレジェンダリーな布陣。
監督撮影編集、大嶋拓。ドキュメンタリー前作『影たちの祭り』は、内容は面白いけど心情押し付けナレーションがイマイチで勿体無いなーと思った記憶がありますが、今回は、公式サイト見るに適切な距離感を保とうとしてそう。


5/26(金)
光をくれた人
http://hikariwokuretahito.com

3月公開予定が5月に延期。
M・L・ステッドマンの小説「海を照らす光」映画化。監督『ブルー・バレンタイン』『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ』デレク・シアンフランス。


美しい星
http://gaga.ne.jp/hoshi/

吉田大八監督作。


5/27(土)
おじいちゃんはデブゴン
http://sammohungisback.com/

サモ・ハン監督主演。認知症初期のおじいちゃんが、お隣さんの女の子を守るためにマフィア討伐映画。
お隣さんのお父さん役+ 制作&主題歌にアンディ・ラウ。ゲスト出演としてユン・ピョウ、ディーン・セキ、ツイ・ハークなど。


ママは日本へ嫁に行っちゃダメというけれど
http://mama-dame.com

Facebookでの出会いを通じて国際結婚した日本人男性と台湾人女性のおはなし。監督は谷内田彰久。映像の質感良いけど知らない人だなーと思ったら、とても面白い経歴の持ち主の様で。
https://www.skyscanner.jp/news/inspiration/movie-director/
raytrekサイトのインタビューも面白い。
6KのネイティブデータをPCで編集するそのプロセスと効果とは?
http://www.diginnos.co.jp/raytrek/interview/nafco.html



家族はつらいよ2
http://kazoku-tsuraiyo.jp/

山田洋次監督脚本。前作と同じネタきっちり入れる所や、自転車の使い方、流石に上手いですね。



http://hikari-movie.com/

河瀬直美監督脚本。


ちょっと今から仕事やめてくる
http://www.choi-yame.jp/
八日目の蝉』成島出監督脚本。キャスト福士蒼汰、黒木華。


聖ゾンビ女学院
http://zombie.united-ent.com
pixivによるアイドル育成企画から生まれたアイドルグループ「虹のコンキスタドール」主演映画。
BELLRING少女ハートの6次元ギャラクシー』『女の子よ死体と踊れ』といった同系統のアイドル低予算映画でエフェクトをやっている遊佐和寿が監督脚本編集VFX。共同脚本継田淳。亜沙美姐さんも出演。


バイオハザード ヴェンデッタ
http://biohazard-vendetta.com/
バイオの3DCGアニメーション、いつの間にやら三作目。監督辻本貴則、脚本深見真、音楽川井憲次。


ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー
https://www.facebook.com/haroldandlillianfilm/
』『十戒』『卒業』などの絵コンテを手がけたハロルド・マイケルソンと、その妻で映画リサーチャーとして活躍したリリアンのドキュメンタリー。
[ 2017/04/28 08:46 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

2017年4月公開映画チェック

ゴールデン・ウィーク興行で盛り上がる4月、の割に大作は『ワイルド・スピード』『美女と野獣』そしてクレしんコナン映画くらいでしょうか。

新作公開監督は
ビル・コンドン、F・ゲイリー・グレイ、ピーター・バーグ、ダルデンヌ兄弟、ヴォルフガング・ベッカー、ダニー・ボイル、ベン・ウィートリー、チャン・イーモウ、ウィルソン・イップ、三池崇史、古澤健、湯浅政明、橋本昌和

あまり響かないラインナップなので今回は雑です。

http://eiga.com/coming/


3/31(金)
ムーンライト
http://moonlight-movie.jp
アカデミー作品賞受賞で公開が早まった、黒人ゲイ恋愛劇。
LGBTの権利もきちんと尊重される社会になるのはとても良いことですが、反面、映画監督や俳優の性的嗜好が隠し味になっていた映画とか少なくなっていったりするのかな。


4/1(土)
ハードコア
http://hardcore-eiga.com

全編一人称視点のFPS映画。予告見た限り、一人称視点というより、単純にGoPROで撮った映像ですね、としか言いようがありませんが、クイーン楽曲のおかげで景気良くて単純に楽しそうではあります。


暗黒女子
http://ankoku-movie.jp
岡田麿里、初めての実写脚本作。監督『百瀬、こっちを向いて。』耶雲哉治。清水富美加主演。


レゴバットマン ザ・ムービー
http://wwws.warnerbros.co.jp/legobatmanmovie/
原作脚本は『高慢と偏見とゾンビ』原作者のセス・グレアム=スミス。
何でもレゴにしてしまう「LEGO○○」シリーズ、普段からゲームばっかりやってる人間には既にお馴染みですが、一般にはどう認知されてるんでしょうかね。


4/7(金)
ゴースト・イン・ザ・シェル
http://ghostshell.jp/

スカヨハは昔からですが、最近ジュリエット・ビノシュまでジャンル映画づいてきましたね。


夜は短し歩けよ乙女
http://kurokaminootome.com/

湯浅政明監督作。『聖☆おにいさん』の星野源の演技は「悪くない」感じでしたが、この映画の星野源の演技はしっかり良さそう。


4/8(土)
T2 トレインスポッティング
http://www.t2trainspotting.jp/

全く期待していなかったけど、面白そう。


午後8時の訪問者
http://www.bitters.co.jp/pm8/

ダルデンヌ兄弟最新作。社会派メッセージ監督、な印象があるので、こういうシンプルなサスペンス映画は珍しいですね。


ブルーハーツが聴こえる
http://tbh-movie.com

予告編のテンションはキッツイですが、井口昇と清水崇の監督作は流石に良さそう。


ぼくと魔法の言葉たち
http://www.transformer.co.jp/m/bokutomahou/

自閉症により喋ることをやめた少年が、ディズニー映画を通して言葉を取り戻していく、というドキュメンタリー。


4/14(金)
グレートウォール
http://greatwall-movie.jp

レジェンダリー制作の、チャン・イーモウ監督作。そんな映画が生まれる時代になるとは。


パージ:大統領令
http://purge-movie.com
Vシネマのような勢いで作られている『パージ』シリーズ3作目。来年夏には4作目も公開予定。


4/15(土)
ReLIFE リライフ
http://relife-movie.jp

コミック実写化。古澤健監督作。さすが画作り上手いなー。


映画クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ
http://www.shinchan-movie.com/

B級グルメ』『サボテン大襲撃』監督の橋本昌和が、今回は監督脚本。
サボテン大襲撃』はモンスター・パニックをクレしん映画として見事に消化しておりました。今回は『ET』と『スタンド・バイ・ミー』でしょうか。宇宙人の造形がかわいくないのが『ET』っぽくて好感持てます。声を担当するのは沢城みゆき。


名探偵コナン から紅の恋歌
http://www.conan-movie.jp/
映画21作目、百人一首ネタ。ミステリー作家の大倉崇裕が脚本。


ターシャ・テューダー 静かな水の物語
http://tasha-movie.jp

アメリカの絵本作家ターシャ・テューダーのドキュメンタリー。NHKが特集番組のために10年にわたり撮影した映像を使った、贅沢なスローラーフ映画といった趣。音楽に湯川潮音、world's end girlfriendなどが参加。


4/21(金)
美女と野獣
http://www.disney.co.jp/movie/beautyandbeast.html

ディズニーの実写化シリーズ。
監督『ゴッド・アンド・モンスター』ビル・コンドン。脚本に『ウォールフラワー』監督脚本のスティーヴン・チョボウスキー。衣装ジャクリーヌ・デュラン、美術サラ・グリーンウッドはジョー・ライト監督作の常連スタッフ。
主演ベル役エマ・ワトソン、野獣にダン・スティーヴンス、ガストンにルーク・エヴァンス。ボイス・キャストにユアン・マクレガー、エマ・トンプソン、そしてビル・コンドン作品にこの人が居てくれているだけで嬉しいイアン・マッケラン。
2015年の『シンデレラ』は、とりあえずイギリス人キャストで固めておけ感がありましたが、今回は主要スタッフ陣もイギリス寄り。


バーニング・オーシャン
http://burningocean.jp/
2010年に起こった海底油田爆発事故の映画化。監督『バトルシップ』『ローン・サバイバー』ピーター・バーグ。出演マーク・ウォールバーグ、カート・ラッセル・ジョン・マルコビッチ。


4/22(土)
スウィート17モンスター
http://www.sweet17monster.com

ヘイリー・スタインフェルド主演の青春こじらせ映画。共演にウディ・ハレルソン。この二人の共演は面白そう。


イップ・マン 継承
http://gaga.ne.jp/ipman3/
ドニー・イェン主演の葉問シリーズ3作目。


4/28(金)
ワイルド・スピード ICE BREAK
http://wildspeed-official.jp/

シリーズ8作目。シャーリーズ・セロンが敵役。前作で敵対したジェイソン・ステイサムが今回はチーム入り。
監督はリメイク版『ミニミニ大作戦』『ストレイト・アウタ・コンプトン』F・ゲイリー・グレイ。


4/29(土)
フリー・ファイヤー
http://freefire.jp/

ワン・シチュエーション撃ち合い騙し合い映画。Vシネみたいな設定ですが『キル・リスト』『ハイ・ライズ』ベン・ウィートリー監督作なのでヒトクセありそう。


僕とカミンスキーの旅
http://meandkaminski.com
グッバイ、レーニン!』のヴォルフガング・ベッカー監督、ダニエル・ブリュール主演。ドニ・ラヴァンも出てる。


無限の住人
http://wwws.warnerbros.co.jp/mugen/
三池崇史が木村拓哉をどうにか出来るのか、割と楽しみ。


エルミタージュ美術館 美を守る宮殿
http://www.finefilms.co.jp/hermitage/

ソクーロフ監督『エルミタージュ幻想』の舞台となったエルミタージュ美術館の、ストレートなドキュメンタリー。一緒に『エルミタージュ幻想』も再上映して欲しいですね。
[ 2017/03/29 09:18 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

2017年3月公開映画チェック、後半

「文芸映画なら言語が分からん映画でも何やってるか分かる!」というバカの理論に基づいて古今東西の『嵐が丘』映画を見ていたのですが、原作の精神うんぬんは置いといて「映画」として一番面白かったのは、思いっきり原作後半を割愛してシンプルに恋愛劇としてまとめた1939年ウィリアム・ワイラー監督版だったなぁ、というごく平凡な結論に落ち着きました。ヒースクリフは、1970年ロバート・フュースト監督版の若き日のティモシー・ダルトンが一番しっくり来たかな。

http://eiga.com/coming/

3/24(金)
パッセンジャー
http://www.passenger-movie.jp

5000人を乗せた宇宙船。120年コールド・スリープするはずが、90年も早く目覚めてしまった2人の男女のお話。
低予算SFでよくある宇宙船ひとりぼっちモノですが、主演クリス・プラット&ジェニファー・ローレンス、監督『イミテーション・ゲーム』モルテン・ティルドゥム、脚本『プロメテウス』ジョン・スパイツ、撮影『ブロークバック・マウンテン』ロドリゴ・プリエト、プロダクション・デザイン『インセプション』ガイ・ヘンドリックス・ディアス、音楽『007 スカイフォール』トーマス・ニューマンと、スタッフ豪華。
ベタなネタをゴージャスに料理するのか、設定の割にお話は目新しいところがあるのか、どちらでしょ。個人的にはベタを豪勢にやってこそアメリカ映画らしくて嬉しいですが。


3/25(土)
キングコング 髑髏島の巨神
http://wwws.warnerbros.co.jp/kingkong/

ゴリラをはじめトカゲだのクモだのタコだのみんなデカい、『ウルトラマン』の怪獣無法地帯を思わす楽しそうな怪獣総進撃映画。2020年には遂にゴジラ対コング映画を製作、公開予定との事。僕の思考/嗜好の根源は、幼児期に見てた怪獣図鑑のウルトラQ怪獣たちなので、スーパーヒーロー映画のように怪獣も盛り上がってくれたら嬉しいです。

脚本原案『ナイトクローラー』ダン・ギルロイ。こういう映画は大雑把でも良いと思いますが、意外と大味にはならないかも。撮影は『ウォッチメン』などザック・スナイダー映画の常連ラリー・フォン。

監督はジョーダン・ヴォート=ロバーツ。『ザ・キングス・オブ・サマー』というボンクラそうな男子3人が自力で家作って生活しようとするDIY『スタンド・バイ・ミー』な映画を撮っていますが日本未ソフト化。
彼は『髑髏島の巨神』について「モンスターが出てくるベトナム戦争映画」と語っているそうで。デブったマーロン・ブランドの代わりにデカいゴリラが出てくる『地獄の黙示録』みたいな映画だったら、確かに楽しそう。

キャストはトム・ヒドルストン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・グッドマン、ジョン・C・ライリーなど。予告に全く映ってないジョン・C・ライリーがどんな役どころか気になります。


未来よ こんにちは
http://www.crest-inter.co.jp/mirai/

ミア・ハンセン=ラブ監督作。イザベル・ユペール主演。『顔のない眼』のエディット・スコブがその母親役。
この監督主演で悪いはずがない、という感じ。イザベル・ユペールは、夏にバーホーベン監督『エル』も控えており、今年も楽しみです。


モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由
http://www.cetera.co.jp/monroi/

邦題に「愛」入れるのホント好きね、と思いつつ、映画自体は面白そう。


クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的
http://www.albatros-film.com/movie/cineespanola2017/

気狂いピエロの決闘』アレックス・デ・ラ・イグレシア監督脚本。8人の男女がよー分からんままカフェに閉じ込められて出られない『皆殺しの天使』ライクな密室モノ。
スペインのアクションやサスペンス映画を5本特集上映する、シネマート新宿&心斎橋で開催「シネ・エスパニョーラ2017」上映作品。


タレンタイム 優しい歌
http://www.moviola.jp/talentime/

2009年制作、ヤスミン・アフマド監督の遺作。日本では映画祭や特集上映で何度かスクリーンにかかっているようですが、ようやく全国各地の映画館で順次公開。良さそう。


娘よ
http://musumeyo.com

日本初公開となるパキスタン映画、だそうです。


グッバイエレジー
http://goodbyeelegy.com/

北九州市ご当地映画。
監督脚本三村順一。映画プロデュースが多かった人ですが、近年は監督脚本が主軸になっているよう。

監督作では、
楳図かずお「漂流教室」最初の映像化作品であるアメリカのビデオ映画 "DRIFTING SCHOOL" をJ・J・ミムラ名義で監督してテキトー展開と安い作りで失笑させてくれたり、
キタキツネ物語 35周年リニューアル版』で子供が生まれた父親キツネに「わお!この俺がオヤジだなんて!」「レイラ(ヨメ狐の名)、俺、すごく感動したよ!」と人間勝手な感情移入セリフを佐藤隆太の下手な吹き替えで言わせて観客の殺意の波動を目覚めさせてみたり、
震災直後にクランクインした浦安ご当地映画『カルテット!』では「震災の液状化現象で苦労しながらも頑張って作りました」アピールで被災した人の神経を逆なでする邦画史上最低レベルの予告編とエンドクレジットを作ってみたりと、
デリカシー皆無な映画を続々と送り出しているので注目しています。

とはいえ『カルテット!』は、メッシュ入れてる女子高生=不良少女という安直かつ記号的な演出と脚本、そして主演の高杉真宙&剛力彩芽のとても達者とは言えない演技力が合わさったトラッシュ具合が僕好みで、ラスト20分は心底酷いと思いつつも、そこまではかなり好きです。剛力彩芽かわいいし。
goriki.png
*メッシュ入れてfxxk youな剛力さん、かわいい

そんな個人的注目物件監督の新作。地元出身の三村監督の半自伝的なエピソードが盛り込まれている、との事で、監督の押し付けがましさがどの程度出ちゃってるか、楽しみ。それにしても、ご当地映画は公式サイトに協賛地元企業を書き連ねることが多いとはいえ、クリック一発でエンドクレジットを見せてくれるサイトってのは何とも斬新な。


サクラダリセット 前篇
http://sagrada-movie.jp

住人の半数が特殊能力を持つ街で起こる高校生能力者たちの青春とバトル。アニメ向けのネタだと思ったら、4月からアニメ版放映もするそうで。監督脚本深川栄洋。この人ならこういう題材うまく消化できそう。


PとJK
http://ptojk.jp

廣木隆一監督ド直球少女漫画原作映画。亀梨和也、土屋太鳳メイン。脇を固めるのが高杉真宙、玉城ティナ、江口のりこ、川瀬陽太、高橋メアリージュン、村上淳、ともさかりえ、田口トモロヲなどとても豪華。特に川瀬陽太がこういう映画出るの珍しいんじゃ、、、と思って調べたら古澤健監督『今日、恋をはじめます』に出てたんですね。


まんが島
http://manga-jima.com

トキワ荘を無人島に置き換えたサバイバルまんが道映画、だそうです。
UNDERWATER LOVE おんなの河童』『キツツキと雨』脚本の守屋文雄が、監督脚本編集制作出演。水澤紳吾や宇野祥平などミニシアターやVシネでよく見る系豪華キャスティングが良さそう。


仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦
http://www.superhero-movie.com
ライダーと戦隊が100人登場する春のニチアサ合同映画。金田治監督、米村正二脚本。


3/31(金)
ジャッキー ファーストレディ 最後の使命
http://jackie-movie.jp/

実は今年一番楽しみにしている一作。
ジョン・F・ケネディ暗殺後の、ジャクリーン・ケネディを描く伝記映画。ナタリー・ポートマン、グレタ・ガーウィグ、ピーター・サースガード、そして先ごろ亡くなったジョン・ハートなどが出演。ジャクリーン役ナタリー・ポートマンと、その秘書役グレタ・ガーウィグの演技がとっても楽しみです。
監督は、広告で独裁政権を変えようとするチリ映画『NO』パブロ・ラライン。撮影『預言者』『君と歩く世界』そして『エル』のステファーヌ・フォンテーヌ。


光をくれた人
http://hikariwokuretahito.com/

M・L・ステッドマンの小説「海を照らす光」映画化。
監督は『ブルー・バレンタイン』そして個人的にはそれ以上の大傑作だった『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ』デレク・シアンフランス。適役だと思います。
マイケル・ファスベンダー、来年の『トゥームレイダー』ララ役アリシア・ビカンダー、レイチェル・ワイズ主演。
[ 2017/03/02 13:26 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

2017年3月公開映画チェック、前半

ディズニー、イルミネーション、ドラえもん、しまじろう、プリパラ、プリキュア、ウルトラマン、ライダーx戦隊と、お子様映画ジャンキーに嬉しい春休み興行突入。
大作もアサシンクリードにキングコングと精神年齢低くても楽しめそうなラインナップの三月です。

新作公開監督は
テレンス・マリック、ジャド・アパトー、ガース・ジェニングス、ジェフ・ニコルズ、デレク・シアンフランス、ケン・ローチ、ジェームズ・ワトキンス、ミア・ハンセン=ラブ、アレックス・デ・ラ・イグレシア、モー・ブラザーズ、ヤスミン・アフマド、パク・チャヌク、ナ・ホンジン、廣木隆一、井口昇、深川栄洋、大友啓史、田口清隆、杉野希妃、神山健治
血の気の多い映画をよく撮る人がちょくちょく混じってますね。

めぼしい旧作上映は4Kレストア・デジタルリマスター版『クーリンチェ少年殺人事件』くらいでしょうか。

http://eiga.com/coming/



3/3(金)
アサシン クリード
http://www.foxmovies-jp.com/assassinscreed/

人気ゲームフランチャイズの実写映画化。映像見ると、いかにもアサクリなアクション満載。3D版で見るの良さそう。
キャストはマイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール、ジェレミー・アイアンズ、シャーロット・ランプリングなど。ゲーム映画化作品にも、これだけ豪華なキャスティングが出来る時代なんですねぇ。


ラビング 愛という名前のふたり
http://gaga.ne.jp/loving/

1960年代まで、いくつもの州にあった異人種の結婚を禁じる州法を撤廃させる事になる、一組の夫婦の実話を元にした劇映画。
監督脚本『テイク・シェルター』『MUD』ジェフ・ニコルズ。
出演は、監督作『ザ・ギフト』も好評なジョエル・エドガートン。他のキャストはテレビドラマ出演はしてるけど、映画はあまり出ていない人が多く、渋くも今後が楽しみな顔ぶれ。
良さそうな映画なだけに、いかにもギャガ配給なイモい日本語サブタイトルがついてしまったのが悲しいですね。昔の日本は、一つの身体に白人と黒人のアタマが付いた双頭男が出てくる映画に『Mr. オセロマン』なんてしょうもないタイトル付けてたのに。


お嬢さん
http://ojosan.jp/

オールド・ボーイ』『イノセント・ガーデン』パク・チャヌク監督作。
1930年代、日本統治下にある朝鮮の日本人華族の財産を巡る、騙しと愛のお話。


WE ARE X
http://www.wearexfilm.jp
X JAPANのドキュメンタリー。監督のスティーヴン・キジャクはこれまでに、スコット・ウォーカー、ローリング・ストーンズ、バックストリート・ボーイズ、ジャコ・パストリアスのドキュメンタリーを監督。特定の音楽ジャンルに囚われないチョイスが好感持てます。


3/4(土)
エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方
http://www.interfilm.co.jp/amyamyamy/
ジャド・アパトー監督作。海外では2015年夏に公開済み。


フレンチ・ラン
http://gaga.ne.jp/french.run/

CIAのアウトローな捜査官と、天才スリ師のバディ物。監督脚本は、善良なカップルがDQN連中にひたすら酷いことされる、イヤな気分になれる映画の傑作『バイオレンス・レイク』のジェームズ・ワトキンス。


アシュラ
http://asura-themovie.jp/

金や私欲のために悪いことする偉い人や刑事がいっぱい出る、韓国映画お得意の犯罪映画。監督『FLU 運命の36時間』キム・ソンス。
出演は、『グッド・バッド・ウィアード』良いヤツ役のチョン・ウソン、『新しき世界』の良いツラでお馴染みファン・ジョンミン、『息もできない』社長役チョン・マンシクなど。一見すると、このメガネ市長がファン・ジョンミンとは思えませんね。


しゃぼん玉
http://www.shabondama.jp

女性や老人を狙った通り魔を繰り返していた青年が、偶然助けてしまったおばあちゃんとの出会いをきっかけに変わっていく、というお話。市原悦子ボイスの説得力すごいなー。
乃南アサの小説原作。監督脚本は、阪本順治監督作に助監督で付いていた東伸児。


雪女
http://snowwomanfilm.com

ほとりの朔子』などの制作や、『欲動』など監督もしている女優、杉野希妃が監督脚本出演。僕はどうもこの人が制作に入っている映画と相性が悪い傾向にあるのですが、本作は良さそうな。こういう怪談話に水野久美を怪しい役でキャスティングしてるのが嬉しい。


探偵は、今夜も憂鬱な夢を見る。
http://tantei.united-ent.com

若手イケメン俳優たちが出る青春映画を定期的にリリースしてくれるユナイテッドエンタテインメント制作の、探偵バディ物。
監督は、『武蔵野線の姉妹』『すんドめ』助監督の櫻井信太郎。脚本継田淳。撮影『闇金ドッグス』吉田淳志。
ツタヤの邦画新作を片っ端から借りていくタイプの人や、『ガチバン』みたいなVシネをよく見る人ならご存知でしょうが、この手の若手イケメン俳優ファン向け低予算映画は時折プログラム・ピクチャー的な映画の魔法がかかって傑作が生まれたりします。このスタッフ陣は期待できそうな。
主演廣瀬智紀、青木玄徳。共演に岸明日香、小野真弓、田中要次、津田寛治、田島令子。


よしもと新喜劇映画 商店街戦争 SUCHICO
http://www.shotengai-war.com

吉本新喜劇の座長と、熱血刑事のバディ物。イロモノじゃなく、ちゃんと面白そう。


映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険
http://doraeiga.com/2017/

長編37作目。かつて地球表面全体が凍結するほどの激しい氷河時代があったとするスノーボールアース仮説と、氷の下に眠る古代都市を絡めた、F先生の劇場版SFマインドを感じさせるお話。
監督脚本は、ジブリ出身で『千と千尋の神隠し』で監督助手を務めた高橋敦史。
ゲスト声優にサバンナと浅田舞、織田信成。フィギュアスケーターの二人は、『宇宙開拓史』にも出ていた動物パオパオの声を担当。パオパオの出番多そうなので違和感ないといいな。


劇場版プリパラ み~んなでかがやけ!キラリン☆スターライブ
http://pp-movie.com/
去年同様、毎週ルートが変わる上映形式。前作があじみ、ひびき、ちゃん子とブッ飛びチョイスだった反動か、今回はらぁら、ひびき、みれぃと無難そうなチョイス。
前作は監督森脇真琴、副監督コンテ演出佐藤まさふみ、とクレジットされていましたが、今回は森脇真琴は総監督名義で、大久保政雄が監督。


人類遺産
http://jinruiisan.espace-sarou.com
世界70箇所以上の廃墟を撮影したドキュメンタリー。『いのちの食べ方』『眠れぬ夜の仕事図鑑』ニコラウス・ゲイハルター監督作。


3/10(金)
スレイブメン
http://slaveman-movie.com/
ヒーロー+タイムリープ物な井口昇監督脚本作。


モアナと伝説の海
http://www.disney.co.jp/movie/moana.html
ディズニー最新作。ディズニー第二次黄金期の『リトル・マーメイド』『アラジン』などのロン・クレメンツ&ジョン・マスカー監督。脚本は『ズートピア』ジャレド・ブッシュ。
日本語吹替のメイン二人、屋比久知奈と尾上松也は予告編で聞いた感じ不安がありますが、夏木マリやROLLYは面白そう。


しまじろうと にじのオアシス
http://kodomo.benesse.ne.jp/open/movie/2017-oasis/
映画5作目。監督脚本平林勇。個人的には山田隆司脚本がこのシリーズの楽しみだったので今回不参加はちょい悲しいですが、ライムスターのMummy-Dが声優&歌で参加というトピックがあるので、やっぱり楽しみ。


ボヤージュ・オブ・タイム
http://gaga.ne.jp/voyage/

テレンス・マリック監督作。宇宙の誕生と死を探求するドキュメンタリー。『ツリー・オブ・ライフ』からやってる事の集大成みたいな感じでしょうか。


3/11(土)
ヘッド・ショット
http://headshot-movie.net/

ザ・レイド』イコ・ウワイス主演、主人公が記憶喪失で何者か分からないサスペンスなアクション映画。
モー・ブラザーズ監督脚本。『マブカル』のシャリーフ・ダーニッシュ、『キラーズ』の北村一輝と、楽しい猟奇描写で主役のキャラを徹底的に立たせてきた監督が、アクションでどうイコ・ウワイスを見せてくれるか楽しみ。


哭声 コクソン
http://kokuson.com/

チェイサー』『哀しき獣』ナ・ホンジン監督作。
韓国映画好きなら必ずどこかでその顔を見ているクァク・ドウォンが初の主演。共演にファン・ジョンミン、國村隼。


チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話
http://cheerdance-movie.jp/
タイトル通りのお話。『ちはやふる』広瀬すず、『劇場版零』中条あやみ、『野のなななのか』山崎紘菜、キュアカスタード福原遥と、ピンで主役張れそうな若手がいっぱい出てて、豪華ですね。
監督『鈴木先生』河合勇人。脚本は『白ゆき姫殺人事件』『繕い裁つ人』『夫婦フーフー日記』などオールラウンダーな林民夫。


コスメティックウォーズ
http://cosme-wars.com
東京PRウーマン』『インターン!』に続くBS-TBS制作の企業タイアップ映画。このシリーズは、TBSドラマにゆかりの深いベテランがスタッフ参加したり、プロダクトプレイスメントどころか映画全体プレイスメントなタイアップから生まれる奇妙な肯定性が面白いので、注目していきたいです。
監督『東京PRウーマン』鈴木浩介、脚本『こちら芝浦探偵社』『あぐり』清水有生。僕の偏愛TBSドラマ『オシャレ泥棒』脚本もこの人ですね。


劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!
http://m-78.jp/orb/movie/
監督田口清隆、脚本中野貴雄。


残されし大地
http://www.daichimovie.com
2016年3月、ベルギーのブリュッセルで起きたテロ事件で亡くなった音響技師ジル・ローランの初監督作。原発事故後の福島に生きる人をおさめたドキュメンタリー。


3/17(金)
SING シング
http://sing-movie.jp/

ミニオンズ』『ペット』のイルミネーション・スタジオ製3DCG映画。監督脚本『銀河ヒッチハイク・ガイド』『リトル・ランボーズ』ガース・ジェニングス。
日本語吹替版は、演出にアニメ音響監督の三間雅文、音楽プロデュースにアゲハスプリングスの蔦谷好位置、歌詞監修にいしわたり淳治、歌姫キャラ役吹替のMISIAをはじめ坂本真綾、水樹奈々、大地真央、大橋卓弥、河口恭吾など、とても気合の入った布陣。
本国版もスカヨハやジョン・C・ライリーなど豪華キャスティングで、どちらで見ても良さそう。


3/18(土)
わたしは、ダニエル・ブレイク
http://danielblake.jp/

ケン・ローチ監督作。前作の頃だったか引退宣言してましたが、映画監督の引退宣言はホント当てになりませんね。


3月のライオン 前編
http://3lion-movie.com/
実写映画化。監督大友啓史。出演神木隆之介、有村架純、倉科カナ、染谷将太、加瀬亮など。


ひるね姫 知らないワタシの物語
http://wwws.warnerbros.co.jp/hirunehime/

神山健治監督脚本のオリジナル長編アニメ。作画監督佐々木敦子、黄瀬和哉。黄瀬和哉は演出にも名を連ねています。音楽は下村陽子。映画音楽は去年のFF15映画に続き2作目。
主人公が主題歌を歌ってるのはとても良いと思うんですが、もうちっと演技とつり合った歌わせ方したほうが、エンドクレジットなんかで流れた時にグッと来るんじゃないですかね。
それと、授業中寝てる生徒を先生がポンと叩いて起こしてクラスメイトがわははと笑う、みたいな描写をいまだにやってるのに恐怖を感じます。


映画プリキュアドリームスターズ!
http://www.precure-dreamstars.com/
強引に全プリキュア参戦させるオールスターズ形式を改め、最新3作のプリキュアのみ登場させる春のプリキュア映画。本当は5年前のNSの時点でこの形式にしたかったんだろうなー。

監督はプリンセスプリキュアのフル3DCG中編『プリキュアとレフィのワンダーナイト』宮本浩史。この人選という事は、今までは主にアクションシーンで使って来た3DCGを、本編内でも積極的に使っていくのでしょう。
レフィ』は世界観説明を一気に行う会話シーンが単調にならないよう色々なカメラアングルを使える所に3DCGの良さを感じた反面、屈指のお子さま退屈ポイントである説明パートをアングル変える程度の演出でごまかそうとするのは如何なものか、とも感じました。とはいえ、プリキュア映画は制作期間が短いから、説明パートに手間をかけるくらいなら、他の部分にコストをかけたい事は想像に難くないですが。

脚本は坪田文。プリリズシリーズに参加し、レインボーライブのシリーズ構成までしただけあって、べらぼうに上手い人だと思います。教育的要素や恋愛要素を女児向けに落とし込む力量は、プリキュアから離れてしまった成田良美と赤尾でこ以上ではないでしょうか。まほプリからの脚本参加にして早くも劇場版に起用されるのも納得。

演出は佐藤宏幸と村上貴之。コンテと演出は主にこのお二人って事かな。総作画監督は中谷友紀子、作画監督は大田和寛。予告見た感じ、CGモデルと馴染みの良さそうな大田和寛テイストが強いですね。ゲスト主人公の声優は阿澄佳奈。
OP曲「桜MISSION プリキュアリレーション」は青木久美子、小杉保夫の初代主題歌コンビ作詞曲でアレンジ高木洋、歌はGoプリED北川理恵、コーラスに五條真由美&うちやえゆかと、歴代プリキュアイズムに満ち満ちた布陣でアツイです。
[ 2017/02/26 14:46 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

2017年2月公開映画チェック、後半

2月後半の公開映画チェックです。

http://eiga.com/coming/


2/17(金)
セル
http://cell-movie.jp/
スティーヴン・キング原作脚本、ケータイ使った人が次々に暴徒と化していく中をサバイヴするお話。
とても楽しそうな設定ですが、キャストがジョン・キューザック&サミュエル・L・ジャクソンで、監督が『パラノーマル・アクティビティ2』トッド・ウィリアムズとなると、残念映画に仕上がってそうな予感。とはいえ、この二人が主演したキング原作の『1408号室』はそこまで悪くなかったですが。『エスター』のあの少女を演じたイザベル・ファーマンが、ちょっと大人になって出演してるのが嬉しい。


2/18(土)
雨の日は会えない、晴れた日は君を想う
http://ame-hare-movie.jp/

ダラス・バイヤーズクラブ』ジャン=マルク・バレ監督、近年の主演作にハズレなしジェイク・ギレンホール主演。妻が死んだけどこれっぽっちも悲しくなれない男が、身の回りのモノ全てブッ壊して、改めて自分を確かめていく。この人にピッタリの役柄で、これまた良さそうです。
原題は "Demolition" だそうで、邦題とのかけ離れっぷり凄いっすね。


ナイスガイズ!
http://www.niceguys-movie.com/

シングルファーザーで酒浸りの私立探偵と、腕力にモノを言わせる示談屋がコンビを組み、失踪した少女を捜索するバディ物。
主演ライアン・ゴズリングとラッセル・クロウ。
リーサル・ウェポン』『ラスト・アクション・ヒーロー』脚本、『アイアンマン3』監督脚本のシェーン・ブラックが監督脚本。撮影は『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』『ファンタスティック・ビースト』フィリップ・ルースロ。
この布陣ならそりゃあ間違いなく面白いでしょう。


愚行録
http://gukoroku.jp

貫井徳郎の小説映画化。ポーランド国立映画大学出身の石川慶、長編初監督作。脚本向井康介。キャストは妻夫木聡、満島ひかり、市川由衣、中村倫也など。上手い人が揃っていて良さげ。


一週間フレンズ。
http://ichifure.jp
実写映画版。僕は原作もアニメも全く知らないので何とも言えませんが、「ヒロインが日記を書く」から「主人公ふたりで交換日記する」という設定に変わっているそうで。日記にしろ交換日記にしろ、『50回目のファースト・キス』チックで実写映画にも向いてそうな題材な気はしますが、僕は原作もアニメも全く知らないので何とも言えませんね。


スプリング、ハズ、カム
http://springhascome.xyz

一人娘を生んで母はすぐに他界。二人で暮らしてきた父と娘。娘の大学進学を機に二人は別々に暮らすことになるけれども、父はあまりに素直で良い子に育った娘が心配で、娘は一人暮らしになってしまう父が心配。
小津映画の笠智衆と原節子を思わす関係性。とても良さそう。
監督『あかぼし』吉野竜平。出演、柳家喬太郎、E-girls石井杏奈、『あかぼし』主演の朴璐美。


天使のいる図書館
http://www.toshokan-movie.com

機械的なまでにド真面目な図書館新人司書が、ある老婦人の探し物の手伝いをきっかけに変わっていく。監督『リュウグウノツカイ』ウエダアツシ。出演、実写版『魔女の宅急便』小芝風花、香川京子、横浜流星、森本レオ。小芝風花と香川京子のアンサンブルも、フレーム内の人物の置き方も、すごく良い。これは間違いなく俺好みな映画ですね。


息の跡
http://www.ikinoato.com/

映像作家小森はるかが遂に作った長編。
陸前高田市で「佐藤たね屋」として種苗販売を営みつつ、津波の経験とその後の生活、また陸前高田の歴史や文化などを独学の外国語で書き続けている、佐藤貞一さんのドキュメンタリー。

予告編を見て、監督がユリイカ小津安二郎特集号に寄稿していた文章を思い出しました。
"小津の映画を観るとき、いつも少し気になることがある。あの登場人物たちが口にしている「お嫁さん」とか「戦争」とか「幸せ」という言葉は、私の知っているそれと少し違っていた。(中略)その少し違うというのがずっと咀嚼できずに残っている"
"バイト先の店長とおばちゃんたちはお昼休みによく子どもの頃の話をする。それは小津が映画を撮っていた時と同じ頃の話で、その時にもやっぱり「お嫁さん」とか「戦争」とか「幸せ」という言葉が出てくる。はっきりとあの映画の中にあるものと同じだと思う。私はわからないなりにもおばちゃんたちの口から発するその響きに慣れ親しんできて、あの登場人物たちの声が近づいたような気がする"

映像の人であるゴダールは映画をたくさんの言葉で埋め尽くし、言葉の人であるマルグリット・デュラスは一時期たくさんの映画を監督しました。二人とも、わざと映像と音の情報をずらした、映像と音が戯れるシーンを作る人です。
言葉から想起されるイメージを映像が変えていく。あるいは逆に、映像というイメージを言葉が変えていく。あるいは、言葉のイメージと映像のイメージが合わさる事で、そこに存在しないイメージが浮かび上がる。
1+1が2ではない全く別のものに変わってしまう。映画のそんな瞬間は、とても刺激的です。映画的、と呼ぶにふさわしい興奮があります。

小森監督は、小津映画の「幸せ」と、バイト先のおばちゃんの「幸せ」が、同じものを示しているのに、距離感が違う、と感じ取る人です。映像と音をずらすまでもなく、対象との距離感だけで、イメージは変わってしまうという事に気付いている人です。
息の跡』は、映像と音を編集して作られる「映画」の本質を掴んでいる、映画そのもの、な映画になっていそうな雰囲気があります。見に行ける環境にある人は、是非行って欲しいですね。


劇場版 列車大行進 日本を駆ける列車たち
http://daikoushin.jp

イオンシネマのみで上映される系映画。おこさま向け列車映画はちょくちょくありましたが、大人向けは初めてですね。ナレーション沢城みゆき。みゆきちボイスと列車サウンドを劇場で堪能できるのは良いですね。一日中これを上映している劇場でうとうとしたい。


2/24(金)
ラ・ラ・ランド
http://gaga.ne.jp/lalaland/

セッション』デイミアン・チャゼル監督脚本。ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン主演。2016年アメリカ賞レース席巻のミュージカル。出不精の僕ですが、流石にコレは見に行くつもりで事前情報シャットアウトしているので、どんな映画かよく知りません。


トリプルX 再起動
http://www.xandercage.jp/
ヴィン・ディーゼル様主演アクション『トリプルX』待望の続編。エクストリーム・スポーツ要素を取り入れたのが一作目の売りでしたが、今回は、最近の『ワイルド・スピード』シリーズからの影響か、曲者揃いのチーム物になっているようです。

キャストは過去作から続投のヴィン・ディーゼルとサミュエル・L・ジャクソン。
そして新規参入組は『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』ディーピカー・パードゥコーン、『シックス・センス』母親役トニ・コレット、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』ニーナ・ドブレフ、台湾のクリス・ウー、オーストラリアのルビー・ローズ、サッカー選手のネイマール、そしてトニー・ジャー、さらにドニー・イェン様。
何だか知らんがとにかくよし、という感じで愉快なゴッタ煮キャスティングです。一作目のヒロインであるアーシア・アルジェント様がここに居ないのが本当に残念ですね。二作目の主人公アイス・キューブは一応出てるみたいですが。


2/25(土)
アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発
http://next-eichmann.com

「アイヒマンはじめ多くの戦争犯罪を実行したナチス戦犯たちは、そもそも特殊な人物であったのか。それとも家族の誕生日に花束を贈るような平凡な愛情を持つ普通の市民であっても、一定の条件下では、誰でもあのような残虐行為を犯すものなのか」
それを検証しようと行われたミルグラム実験を描く実録モノ。主演ピーター・サースガード、奥さん役にウィノナ・ライダー。


素晴らしきかな、人生
http://wwws.warnerbros.co.jp/subarashiki-movie/
クリスマス・シーズンのニュー・ヨーク。最愛の人を失い、失意のどん底にいる主人公の前に、三人の奇妙な舞台俳優が現れる。彼らとの出会いが主人公を変えていく。
原題は "Collateral Beauty" ですが、何とも恐れ知らずな邦題つけましたね。お話的には『素晴らしき哉、人生!』というよりクリスマス・キャロルっぽい感じがあります。
出演ウィル・スミス、エドワード・ノートン、キーラ・ナイトレイ、ナオミ・ハリス、ケイト・ウィンスレット、ヘレン・ミレンと恐ろしいメンツ。
監督『プラダを着た悪魔』デヴィッド・フランケル。撮影マリス・アルベルチ。この人、トッド・ソロンズ『ハピネス』、ダーレン・アロノフスキー『レスラー』、シャマラン『ヴィジット』、ライアン・クーグラー『クリード』と、錚々たるタイトルの撮影してますね。


彼らが本気で編むときは、
http://kareamu.com/

荻上直子監督脚本。育児放棄された少女と、その叔父さんと、叔父さんのトランスジェンダーな恋人の共同生活なお話。
僕は荻上直子作品の閉鎖的な感じは好きですが、わざとらしい無機質さがどうにも鼻をついて、基本ニガテです。しかし今回はその辺が控えめで、僕でも楽しめそうな予感。
男の体に生まれたトランスジェンダー役の生田斗真がハマってますね。この人、ホント何やっても上手いなー。叔父さん役に桐谷健太。共演にミムラ、小池栄子、門脇麦、田中美佐子。


バンコクナイツ
http://www.bangkok-nites.asia/

空族の最新作。監督『サウダージ』富田克也。間違いなく面白いでしょうが、ソフト化しないでしょうから僕はまず見る事が出来ないと思うと悲しい。お近くで上映しているなら是非見るべきですよ。


真白の恋
http://mashironokoi.com

富山に暮らす軽度の知的障害を持つ少女と、東京から来たカメラマンの恋。
地元出身監督を迎えたご当地映画は最近山ほど作られていますが、こちらはかなり良さそうな。
[ 2017/01/31 03:18 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

2017年2月公開映画チェック、前半


この時期の宅配便はもれなくクール便状態で届く事に北海道を感じる今日この頃。ひえひえで届いたC91新刊の中ではコチラが特に良かったです。

Grand Hotel765! サークル:シロマトグラフィー

タイトル通りグランドホテル形式な765プロ本。
人数の多い765プロのアイドルたちそれぞれのエピソードを描きながら、全く散漫にならない構成力が見事です。律子と数人のキャラが劇中で通底させている話題のお陰でビシッと決まるラストには感嘆しました。お話の最後を飾る〇〇〇とアイドルの関係性は、映画の方の『グランド・ホテル』で最後を飾る登場人物であるライオネル・バリモアとジョーン・クロフォードの関係性と通じるところがありますね。



さて、2月公開映画です。良さそうな邦画が多いですね。
深夜アニメの劇場版も多めですが、僕はその辺あまり明るくないので省いています。

新作公開監督は、ティム・バートン、ロバート・ゼメキス、ゲイリー・ロス、シェーン・ブラック、ジャン=マルク・バレ、デイミアン・チャゼル、トム・ティクバ、グザヴィエ・ドラン、ジャンフランコ・ロージ、万田邦敏、中田秀夫、矢口史靖、荻上直子、富田克也、月川翔、ウエダアツシ、吉野竜平、山岸聖太、そして小森はるか。

http://eiga.com/coming/


2/3(金)
ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
http://www.foxmovies-jp.com/staypeculiar/

空中浮遊する少女、ふたくち女の子、体内に蜂を飼う少年、透明人間、などなど特殊能力を持った子供たちが住む屋敷での奇妙な生活。そして、彼らを襲う外敵との戦い。ジュヴナイル版『X-MEN ファースト・ジェネレーション』って感じで楽しそう。

監督はティム・バートン。撮影は『ダーク・シャドウ』『ビッグ・アイズ』から引き続きブリュノ・デルボネル。脚本は『X-MEN ファースト・ジェネレーション』『キングスマン』ジェーン・ゴールドマン。
キャストはエイサ・バターフィールド、エヴァ・グリーン、テレンス・スタンプ、ジュディ・デンチ、サミュエル・L・ジャクソン。


咲 Saki
http://www.saki-project.jp/
実写劇場版。
監督は麻雀漫画原作モノを多く手がけている小沼雄一。撮影は井口昇監督作や河崎実監督の『まいっちんぐマチコ先生』シリーズなどの長野泰隆。
キャストは、女性アイドルやモデルを多数集めているので、今後演技で活躍する人を青田買いするのも楽しそうです。主人公チームに『たまこちゃんとコックボー』廣田あいか、そして『1/11』古畑星夏と、誇張の効いたキャラも平気で演じられる芸達者な人を起用している辺り、キャスティングかなり良さそう。


虐殺器官
http://project-itoh.com
伊藤計劃原作アニメ映画化シリーズ「Project Itoh」の一作。当初は2015年10月に上映される予定でしたが、随分伸びましたね。


2/4(土)
ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男
http://newtonknight.jp

南北戦争時代のアメリカ南部で、貧しい白人脱走兵と黒人奴隷500人の反乱軍を率いて南軍に立ち向かった男、ニュートン・ナイトの物語。南北戦争真っ只中で、そんな事をしていた人がいるんですねぇ。ベタベタな泣かせに走らなければ、かなり好みの映画になるかもしれない。
監督脚本制作は『カラー・オブ・ハート』『シービスケット』『ハンガーゲーム』ゲイリー・ロス。主演はマシュー・マコノヒー。


キックボクサー リジェネレーション
http://aoyama-theater.jp/feature/mitaiken2017
ジャン=クロード・ヴァン・ダムの出世作『キックボクサー』リメイク。
あらすじはオリジナルと同じで、ヴァン・ダムは師匠役で登場。主人公は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』チームの筋肉役ドラックスを演じたWWEスーパースターのデビッド・バウティスタ。監督『ブルークラッシュ』『ネイビーシールズ:チーム6』ジョン・ストックウェル。


男と女
http://mw-movie.com

シークレット・サンシャイン』『ハウスメイド』チョン・ドヨンと『トガニ』コン・ユが共演する恋愛モノ。絵になるカップリングで、フィンランドロケ。とても良さそうです。カウリスマキ監督でよく憮然とした表情をしている人、カティ・オウティネンも出演。


君と100回目の恋
http://kimi100.com/
デート映画。事故が起こってしまう運命を変えるために何度もタイムリープするよ映画。監督は『携帯彼氏/彼女+』『黒崎くんの言いなりになんてならない』の月川翔。監督脚本作『携帯彼氏+』はタイトにまとまったティーン向けホラーの良作だったので、またホラーやって欲しいけど、無理かなー。『学校の怪談』とか、この人が監督脚本したら面白くなりそうな気がするんだけど。


傷だらけの悪魔
http://kizuaku.jp/
星野源や乃木坂46のMVなどを手がける山岸聖太監督編集。

これなんか実に「山岸聖太」なテイストの仕事ですね。

ファミ通WaveDVD読者だった僕としては、星野源や乃木坂仕事より、ファミ通WAVE一連の仕事の凄まじさが、やはり忘れられません。

ビデオゲーム紹介雑誌であるはずのファミ通WAVEが、山岸聖太の才気に導かれるまま、ルパン小島という一人の編集者がどこまでも堕ちていく様を記録する一大ドキュメンタリーへと変容していったのは、とてもスリリングでした。

めちゃイケ片岡飛鳥や、水どう藤村Dのスタイルに悪意を十割増しした追い詰め方で対象者を捉え、先鋭的なカッティングやテロップでさらに悪意を増長させる。自分が面白いと思う事を徹底し、時には非情にもなれる資質は、原一男や森達也といったドキュメンタリー監督に通じているように思います。
ただ、そういったドキュメンタリー監督と違い、非情さや冷静さを最終的に「笑い」に還元できるサービス精神があるので、劇映画にも向いてそう。


LIVE FOR TODAY 天龍源一郎
http://tenryu-genichiro.jp/movie/
天龍源一郎の引退ロードを追ったドキュメンタリー。ナレーション染谷将太。


A FAT WRECK:ア・ファット・レック
https://www.facebook.com/AFatWreckJapan/
NOFXのファット・マイクと、当時の妻エリンが作ったインディー・レーベル、ファット・レック・コーズのドキュメンタリー。


2/10(金)
マリアンヌ
http://marianne-movie.jp/

ロバート・ゼメキス監督、『イースタン・プロミス』『ハミングバード』『オン・ザ・ハイウェイ』スティーヴン・ナイト脚本、ブラッド・ピットとマリオン・コティヤール主演。愛する妻はスパイかもしれない、というサスペンス&ロマンスなお話。

スティーヴン・ナイトが監督脚本した『ハミングバード』は、現代を舞台にしたステイサム主演のリベンジ物でありながら、本質的にはステイサム様が「人生で一番ホレた女に、オレ史上最高のスマイルを贈るよ。そして、この最高の瞬間を永遠に美しく留めるために、二人いっしょに生きるより、離ればなれになる事を選ぶよ」という極めてロマンチックな、ステイサム版『マディソン郡の橋』な映画でした。

そんなスティーヴン・ナイトが脚本でこの題材。しかも疑惑の妻はマリオン・コティヤール。ロマン炸裂の良作になりそうな気がします。


王様のためのホログラム
http://hologram-movie.jp
サウジアラビアの国王に最先端の映像装置「3Dホログラム」をプレゼンすべく現地に向かうも、オフィスは砂漠のテントだし、肝心の国王にはいつ会えるか見当もつかないよトホホ、、、でも人生なんとかなるさ系映画。
トム・ハンクス主演。『ラン・ローラ・ラン』『ザ・バンク』『クラウドアトラス』トム・ティクバ監督脚本音楽。この題材には意外な監督チョイスな感じ。


2/11(土)
グリーンルーム
http://www.transformer.co.jp/m/greenroom/

売れないパンク・バンドがライブしに来た会場はネオナチの巣窟。バンドはそこで殺人現場を目撃してしまい、楽屋に閉じ込められ命が危うい事に。どうにか殺らなきゃ、殺られる!という大変楽しそうなお話。
キャストに、昨年若くして亡くなった『オッド・トーマス』アントン・イェルチン、最近テレンス・マリックやボグダノヴィッチといった巨匠の作品に次々と出演しているイモージェン・プーツ、そして『X-MEN』プロフェッサーX役のパトリック・スチュワート。
監督脚本『ブルー・リベンジ』ジェレミー・ソルニエ。撮影のショーン・ポーターはマイク・ミルズ監督最新作もやっていて、これから注目されそうな人。


世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方
http://www.sekaideichiban.com

幼稚園を脱走した6人の四歳児が、おじいちゃんおばあちゃんを老人ホームから救出すべく奮闘する、スラップスティックなキッズ・ムービー。

平凡な村が、その平凡さゆえにマーケット・リサーチのためのモニター村にされてしまう。しかし村の老人たちは、さまざまな分野で初めてのことを成し遂げてきた奇人がいっぱい居て、モニター村には不適格なので老人ホームに入れられてしまう。藤子F先生のSF短編を思わす設定が良いですね。
モニター村を脱却すれば老人たちは解放されるだろうと、子供達が村の中で世界新記録を出して、特別な村にしようと奮闘する、ってプロットもワクワクもんです。

公式サイトのレビューは宇田川幸洋先生が寄稿。まんまと映画が見たくなる、素敵な文章です。これは絶対に見たい映画だなぁ。


たかが世界の終わり
http://gaga.ne.jp/sekainoowari-xdolan/

グザヴィエ・ドラン監督。第69回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作。
自分の死期が近いことを伝えるため12年ぶりに帰郷した若手作家の苦悩と家族の葛藤。
キャストは、ギャスパー・ウリエル、レア・セドゥ、マリオン・コティヤール、ヴァンサン・カッセル、ナタリー・バイ。グザヴィエ・ドラン作品でこんなにメジャーな役者が並んでいるのは初めてですかね。


サバイバルファミリー
http://www.survivalfamily.jp

矢口史靖監督脚本。小日向文世、深津絵里主演。ある日突然、地球から電気がなくなった。という世界をサバイヴする、東京の一つの家族のお話。


SYNCHRONIZER
https://www.facebook.com/synchronizer.movie/
万田邦敏監督作。自主配給かな。見逃すと次に見る機会を得るのが難しくなるかもしれません。


ホワイトリリー
http://www.nikkatsu-romanporno.com/reboot/whitelily/
日活ロマンポルノ、リブートシリーズ。中田秀夫監督、加藤淳也&三宅隆太脚本。『クロユリ団地』『劇場霊』と同じ布陣。中田監督は日活で助監督していた人ですが、ロマンポルノは初めてなんですね。


青鬼 THE ANIMATION
http://aooni-anime.com/movie/

誰が期待しているのか謎な『青鬼』劇場版。今回はアニメーション作品。『てさぐれ!部活もの』みたいな質感で、かなりのヤバさが漂う物件です。メインスタッフは、脚本に我孫子武丸、キャラクター原案に坂井久太、声優陣に逢坂良太や喜多村英梨と、決して悪くない布陣ですが。
実写版『青鬼』は、配給のAMGエンタテインメントが自社専門学校の関係者や生徒に仕事を提供する企画、という側面はありましたが、その分バジェットもそれなりに提供され、役者やVFXは割と充実してたと思うんですよね。内容はともかく。
今回のアニメ版はAMG絡んでないようで、それが吉と出るか凶と出るか、ほんのちょっとだけ気になります。


海は燃えている イタリア最南端の小さな島
http://www.bitters.co.jp/umi/

イタリア最南端にある小さな島、ランペドゥーサ島。そこは地中海を命がけで渡って来た難民の玄関口でもあった。島の人口約5500人に対して、5万人を超える難民や移民が島に来ているが、島の人々にはそれぞれの生活があり、難民と交わることは無い。そんな中、島に一人の医師だけが、島民の診察と、難民の検診や検死をして、両者を見ている。
今現在、こんなにも興味深いドキュメンタリーの題材は他にないでしょう。監督は『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』ジャンフランコ・ロージ。
[ 2017/01/26 22:17 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

2017年1月公開映画チェック、後半

イザベル・ユペールが100以上の映画で演じてきた役をコンパクトにまとめた動画。

"She was a killer twice.
And she was killed twice."
のシーンチョイスが連続でシャブロル映画なのが良いなぁ。しかしこれだけ映画出て、殺す/殺される役が二回しかない、というのが意外です。
100本以上出演して殺す/殺される役が無い人っているのかな。渥美清とか、兵隊役は多いけど、劇中で人を殺める描写はないかもしれないですね。


http://eiga.com/coming/


1/21(土)
沈黙 サイレンス
http://chinmoku.jp/
マーティン・スコセッシ監督作。遠藤周作の小説が原作。
出演アンドリュー・ガーフィールド、アダム・ドライバー、リーアム・ニーソン、浅野忠信、窪塚洋介、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシ、PANTA、片桐はいり、伊佐山ひろ子、洞口依子、菅田俊、青木崇高、SABU、渡辺哲、EXILE AKIRA、黒沢あすか。キャスト眺めてるだけで面白い。
これだけ役者揃えて日本の時代物で、それでも『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の半分のバジェットで製作できるのかぁ。


ザ・コンサルタント
http://wwws.warnerbros.co.jp/consultant-movie/

表向きは田舎の会計コンサルタント、しかし実は裏社会の帳簿を仕切る凄腕会計士で、なおかつ暗殺術を身につけた殺し屋。大企業の不正を暴き、マフィアとの違法取引を重ねる、彼の真の目的とは、、、という楽しそうなお話。
主役にベン・アフレック、共演アナ・ケンドリック、J・K・シモンズ、ジョン・リスゴー。監督ギャヴィン・オコナー。撮影はジョー・ライト監督作の常連でなおかつ『アベンジャーズ』やギャレ版『ゴジラ』もやってるシーマス・マッガーベイ。


マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ
http://maggiesplan.jp

フランシス・ハ』グレタ・ガーウィグ、イーサン・ホーク、ジュリアン・ムーア共演の、ニューヨーカーな大人の割り切った(つもりでも実際はそうでもない)三角関係モノ。
監督脚本は『50歳の恋愛白書』レベッカ・ミラー。撮影めっちゃ良いな、と思ったら『フランシス・ハ』のサム・レビ。グレタ・ガーウィグとジュリアン・ムーアの共演は見ておきたい。


アラビアの女王 愛と宿命の日々
http://gaga.ne.jp/arabia/

ヴェルナー・ヘルツォーク監督脚本。
20世紀初頭、イギリス上流階級の生活を捨て、世界中を旅行/冒険し、やがて第一次世界大戦下のアラビアで英国情報員として、そしてイラク王国樹立の立役者となった女性、ガートルード・ベルの半生記。同時期のアラブで活動していた「アラビアのロレンス」ことT. E. ロレンスとも当然交流があったそうで、その辺りの描写も映画好きには興味深い所です。
主役はニコール・キッドマン、共演ジェームズ・フランコ、ダミアン・ルイス、そしてアラビアのロレンス役は『トワイライト』ロバート・パティンソンと、面白いキャスティング。戦争突入前の若いアラビアのロレンスを描いた映画をロバート・パティンソンでやったら、、、と夢想してしまいます。


ショコラ 君がいて、僕がいる
http://chocolat-movie.jp/index.html
リュミエール兄弟もその芸を撮影したフランス初の黒人芸人と、彼を支えた相方の白人芸人の半世紀。主役は『最強のふたり』オマール・シー、相方役にチャップリンの孫、ジェームス・ティエレ。監督は、俳優としても活躍しているロシュディ・ゼム。
リュミエール兄弟が撮影した彼らの映像は "Foottit et Chocolat" というシリーズで、6本あるようです。その内、 "IV. Guillaume Tell" と "III. Chaise en bascule" は、こちらで見ることができます。



パリ、恋人たちの影
http://www.bitters.co.jp/koibito/
フィリップ・ガレル監督作。撮影はダニエル・シュミットやストローブ=ユイレ作品に数多く参加してきたレナート・ベルタ。
最近のフィリップ・ガレル監督作常連である息子のルイ・ガレルが出てない、と思ったらナレーションで参加してますね。


新宿スワンII
http://ss-2.jp/
監督園子温、制作&脚本は実写版『ルパン三世』でお馴染み山本又一朗 aka 水島力也。アクション監督に谷垣健治。
前作は脚本が水島力也&鈴木おさむという地雷コンビで、極めてキツイ台詞や展開満載でしたが、役者の魅力で面白く見れてしまう映画でした。特に山田孝之が毎度のことながら良くて、ボウリング場で酷い事しちゃうシーンを台詞の発音一つで最高に怖く、笑える名場面にする役者力に震えました。
今回のキャストは、引き続き出演の綾野剛、伊勢谷友介、金子ノブアキ、深水元基、村上淳に加え、浅野忠信、上地雄輔、椎名桔平、中野英雄が新規参戦。女優陣は広瀬アリス、高橋メアリージュン。


太陽の下で 真実の北朝鮮
http://taiyouno-shitade.com

ロシア人監督が北朝鮮の一般市民生活のドキュメンタリーを撮ろうとしたら、「北朝鮮側の監督」が逐一セリフや演出を入れてOKが出るまでリテイクするので、それも隠し撮りしました、というドキュメンタリー。


1/27(金)
マグニフィセント・セブン
http://magnificent7.jp/

荒野の七人』リメイク。アントワン・フークア監督作。
出演デンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク、ヴィンセント・ドノフリオ、イ・ビョンホン。
デンゼル・ワシントンは『七人の侍』の志村喬っぽさがあって良さそうですね。『荒野の七人』は、イーライ・ウォラックが敵役を演じているおかげで、『七人の侍』で印象が薄かった悪役が光っているのが魅力の一つだと思いますが、今回はどうでしょ。


ドクター・ストレンジ
http://marvel.disney.co.jp/movie/dr-strange.html
MARVELヒーロー映画。監督脚本は『フッテージ』『NY心霊捜査官』スコット・デリクソン。映像を見ると、気取ってない『インセプション』って感じで楽しそうです。
キャストはベネディクト・カンバーバッチ、『それでも夜は明ける』キウェテル・イジョフォー、レイチェル・マクアダムス、マッツ・ミケルセン、そしてスコット・アドキンスにティルダ・スウィントン。最後のお二人はアベンジャーズにも進出して欲しいですねぇ。


スノーデン
http://www.snowden-movie.jp/
アメリカ政府による個人情報監視を告発したエドワード・スノーデンのお話を、オリバー・ストーン監督、ジョセフ・ゴードン=レビット主演で劇映画化。
エドワード・スノーデン本人がカメラの前で事実を話す『シチズンフォー スノーデンの暴露』というドキュメンタリー映画は、告発の過程そのものを記録しているだけに緊迫感があって面白いのですが、告発シークエンスは淡々として喋りも回りくどい面があるので、劇映画にした方が問題の切実さは増すでしょうね。
他のキャストは『ダイバージェント』主人公のシャイリーン・ウッドリー、現行『スター・トレック』スポック役ザカリー・クイント、クリントの息子スコット・イーストウッド、ニコラス・ケイジなど。


1/28(土)
エリザのために
http://www.finefilms.co.jp/eliza/

カンヌ国際映画祭において、『4ヶ月、3週と2日』でパルムドール、『汚れなき祈り』で女優賞脚本賞、そして本作で監督賞と、大いに評価されているクリスティアン・ムンジウ監督脚本制作。すげぇ面白そう。


エゴン・シーレ 死と乙女
http://egonschiele-movie.com
エゴン・シーレの伝記映画。1980年にもジェーン・バーキンをヒロイン役にした『エゴン・シーレ 愛欲と陶酔の日々』という映画が作られています。
監督脚本はディーター・ベルナー。日本ではハネケの『セブンス・コンチネント』の夫役しか知られていませんが、監督業が本職のようです。


僕と世界の方程式
http://bokutosekai.com

自閉症でコミュニケーションが苦手、そしてズバ抜けた数学力を持っている少年が、国際数学オリンピックの場で中国代表の少女と出会って、、、という、ウェス・アンダーソンが撮ったら数学版『天才マックスの世界』に題材。本作はオーソドックスな感動作だと思いますが。
主演エイサ・バターフィールド。キョドい演技うまいなー。母親役は『ブルージャスミン』やマイク・リー監督作で忘れ難い印象を残すサリー・ホーキンス。
撮影は『THIS IS ENGLAND』『パイレーツ・ロック』『英国王のスピーチ』など近年のイギリス映画を代表するような作品に次々参加しているダニー・コーエン。


残酷ドラゴン 血斗竜門の宿
http://www.shochiku.co.jp/kinghu/

日本以外のアジア各国で爆発的にヒットし、武侠映画、そしてその後の功夫映画の流れを決定づけた映画史に残る一作。
香港アクション好きなら、ツイ・ハーク監督のリメイク版『ドラゴン・イン 新龍門客棧』は見ているかもしれません。僕も先に見たのは『新龍門客棧』でした。また、アクション映画好きでなくとも、ツァイ・ミンリャン『楽日』の中で上映されている映画として見ているかもしれません。
とても重要で、それより何よりベラボウに面白い映画ですが、日本では随分と遅れて公開され、妙な邦題を付けられてしまいました。

巻物をサッと広げると「ジャーン!」と威勢良くタイトルが表示される気持ち良いオープニング。
荒涼とした地にある宿「龍門客棧」に、いわくありげな者が集まり面白技を披露するワクワクの展開。
タランティーノ『デス・プルーフ』ラストでも使われる「ジャーン!」音や拍子木など、京劇由来の音使いがアゲにアゲてくれる緊迫感や高揚感。
主要素がどっか行ったり、敵役の方が観客受けする属性持ちだったりする支離滅裂さ。
そして、ショットと繋ぎの奇妙なる美しさ。
映画の「フレーム」の中に何を収めるべきか本能的に分かっている人が、京劇と西部劇を一体化させてしまった奇跡の結実。

などと、幾ら言葉を費やしたところで、何の意味もない。アクションひとつで我々を圧倒してくれる「これぞ活劇」という映画です。

今回は『侠女』も併せてリマスター上映されます。こちらは未見なので早く見たいですね。しかし今回のリバイバル上映は箱が小さいのが難です。自宅のブルーレイでゲラゲラ笑ったり「ウヒョーすげー!」と驚いたりしながら見た方が楽しいかもしれません。


人狼ゲーム ラヴァーズ
http://jinro-game.net
古畑星夏初主演映画。『青鬼』で見事なスクリーミング・クイーンっぷりを見せていたのでこの手の作品も合うけど、屈指の演技力の持ち主なので、こうギャーギャー喚く映画じゃなく、もっと良さげな作品で初主演を飾って欲しかったなぁと思いますが、まあ余計な御世話ですわね。


アンチポルノ
http://www.nikkatsu-romanporno.com/reboot/antiporno/
日活ロマンポルノのリブートシリーズ、園子温監督脚本。


ゴンドラ
http://gondola-movie.com/

DOGMAのTOHJIRO監督が、1987年に伊藤智生として監督した作品。


キセキ
http://kiseki-movie.com

GReeeeNの代表曲「キセキ」の誕生秘話を、松坂桃李と菅田将暉のダブル主演で描く青春ドラマ、だそうです。この予告編を見て、素直に「本編も見たい」と思える人間に育っていたら、もう少し楽に社会人生活が出来ていただろうな、と思います。
とはいえ、監督は是枝作品で助監督についている兼重淳、脚本『余命1ヶ月の花嫁』や(僕の2014年ベスト映画である)『抱きしめたい 真実の物語』斉藤ひろし、そしてキャストが松坂桃李、菅田将暉、忽那汐里、横浜流星、奥野瑛太、小林薫と、面白い映画に出来そうなスタッフが揃っているし、俺が忌み嫌う要素に満ちた映画こそ積極的に当たりに行きたいので、見ておきたいですね。
しかし普通の映画は相容れない世界観でも割と許容できるのですが、ミュージシャン映画は感性が合わないと心底ツラくなるのが不思議なところです。『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー』とか、こんなの見始めてしまった自分を呪うレベルで不快だったりしますからね。サシャ・バロン・コーエンの嫌がらせ映画が好きな人はインティライミ映画も是非見て欲しいです。


ホームレス ニューヨークと寝た男
http://homme-less.jp

ファッションモデル出身で現在はファッション写真家、そして家族も恋人も持たないホームレス生活をしているマーク・レイのドキュメンタリー。


下旬公開予定
タンジェリン
http://tangerinefilm.jp

全編スマホ撮影。でもオーソドックスな切り返し、ステディカムっぽいスムーズな移動撮影、それにクレーンショットまであって、スマホらしいパンフォーカスな映像ながらも、しっかり映画の画になってますね。色はポスプロでかなり弄ってる感が強いですが、後処理でギラギラさせていく方向性がむしろ題材とバッチリ噛み合ってそう。

[ 2017/01/05 21:45 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

2017年1月公開映画チェック、前半

長々書いてると後半ダレるので、ひと月を二回に分割。

今年もヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で「未体験ゾーンの映画たち2017」開催。この企画で上映される映画はこの記事ではあまり取り上げませんが、相変わらず楽しそうな映画が揃ってますね。netflixで既に見られる作品も混じってますが。個人的には、日本ではビデオスルーすら無いかも、と思っていたゾーイ・カザン主演ホラー『ザ・モンスター』がラインナップに入っているのが嬉しいです。
http://aoyama-theater.jp/feature/mitaiken2017

新作公開される監督はヴェルナー・ヘルツォーク、マーティン・スコセッシ、ゲイリー・マーシャル、オリバー・ストーン、トッド・ソロンズ、アントワン・フークア、ギャヴィン・オコナー、スコット・デリクソン、フィリップ・ガレル、ホセ・ルイス・ゲリン、ニコラス・ウィンディング・レフン、ドゥニ・ヴィルヌーヴ、チャウ・シンチー、ロウ・イエ、ジョニー・トー、ダンテ・ラム、キム・ギドク、瀬々敬久、園子温、白石和彌、市井昌秀。
アクの強い、ってかアクしかないような監督だらけで笑みがこぼれます。

リマスター版上映は、矢野顕子の名盤収録風景ドキュメンタリー『SUPER FOLK SONG ピアノが愛した女。』、ヴィスコンティの『郵便配達は二度ベルを鳴らす』『揺れる大地』、加藤泰監督の遺作『ざ・鬼太鼓座』。
そして何とキン・フー『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿』『侠女』の4Kデジタル修復版が。武侠好きもシネフィルも必見の作ですが、東京はユーロスペース上映ってのが寂しいですね。
あと、新規リマスターではなさそうですがゴダールの『はなればなれに』もやるみたい。
http://mermaidfilms.co.jp/hanarebanareni/

リマスターではないですが、デヴィッド・ボウイがジギー・スターダストを封印したライブを収めた『ジギー・スターダスト』を、全曲寺尾次郎の歌詞字幕付きで公開。
マッドマックス 怒りのデス・ロード』のモノクロ版が、ブラック&クロームエディションとして公開。

http://eiga.com/coming/


1/6(金)
ダーティ・グランパ
http://dirtygrandpa.jp/
ロバート・デ・ニーロとザック・エフロン主演の、バディ物でロードムービーなコメディ。監督は、多くのサシャ・バロン・コーエン映画で製作や脚本を勤め、『ブリジット・ジョーンズ』最新作にも脚本参加のダン・メイザー。


NERVE 世界で一番危険なゲーム
http://www.start-nerve.jp/

与えられた指令をクリアすれば多額の賞金が手に入る、オンライン度胸試しゲーム。次々とクリアし、お金は入るし、一躍ネット有名人になるしでダラダラビルヨーだわ!と続けていくと指令はどんどん危険なモノになっていく。
もらえるゼニと比例して課題が危険になるゲーム、みたいなお話はいろんなジャンルでよくありそうですね。映画だと、タイの『レベル・サーティーン』なんてのがあります。本作は、ガッツリSNSを絡めてる点がユニーク。ヤングアダルト小説が原作なので、『ディス/コネクト』みたいな重みは無いでしょうが、軽薄さがむしろ題材と合っていそうな気がします。ネオンがギラギラ、ライトがギンギンな映像も面白そう。

監督は、フェイスブック上で架空の自分を演じきる女性を追った『Catfish』や、『パラノーマル・アクティビティ』シリーズの3,4作目を担当したヘンリー・ジュースト&アリエル・シュルマン。
過去作が企画力重視な変化球ドキュメンタリーと、たまに人がビョーンとぶっ飛ばされるのを楽しむだけのビックリ箱映画なので、普通の映画演出できる人たちなのか全く解らないですね。一応、『パラノーマル』シリーズで一番面白いのは彼らが監督している4作目だとは思いますが、アレは演出や脚本うんぬんじゃなく、クライマックスの勢いでそう感じさせてるだけだもんなぁ。



1/7(金)
ミューズ・アカデミー
http://mermaidfilms.co.jp/muse/
シルビアのいる街で』ホセ・ルイス・ゲリン監督脚本撮影。ドキュメンタリーとフィクションの境目を漂う映画、だそうです。僕がこの監督の映画で一番好きな『工事中』も、街のドキュメンタリーを撮るために人はフィクショナブルに演出してしまう、という奇妙なドキュメンタリーでした。今回も面白そうです。
なお、ホセ・ルイス・ゲリン監督特集上映も各地で順次開催されます。日本人気の高い監督なので過去作が上映される機会はちょくちょくありますが、短編作品も見られるのは珍しいですね。


アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男
http://eichmann-vs-bauer.com
二次大戦後、逃亡したアドルフ・アイヒマンはモサドによって発見、拘束される。その捕獲作戦のきっかけを作った、一人のドイツ人検事のお話。主人公となる検事を演じるのは『白いリボン』牧師役のブルクハルト・クラウスナー。


パシフィック・ウォー
http://pacific-war-movie.com/

のちに広島長崎へ落とされる原爆の巡洋艦輸送という極秘任務、日本軍との戦闘、艦の沈没、太平洋漂流、サメの襲撃、極秘任務ゆえに遅れる救援、艦の喪失を問う軍法会議、、、と実話ベースとは思えないほど盛りだくさんな映画。

映画の舞台である巡洋艦インディアナポリスは、映画『ジョーズ』で主要人物3人のうちの一人、鮫狩りおっさんクイントが乗っていた艦。原作小説の『ジョーズ』には無い、映画オリジナルの設定だそうです。
ジョーズ』にこの艦の逸話が盛り込まれた事により、事件から50年後に、インディアナポリス撃沈とそれに伴う軍法会議は改めて注目されます。こうして映画化されるのも『ジョーズ』があったからこそ、かもしれません。

ニコラス・ケイジ主演。監督は『ニュー・ジャック・シティ』マリオ・ヴァン・ピーブルズ 。最近の監督作は『シューター 無限射程』『レッド・スカイ』と、パッとしない感じです。
制作体制次第では『ハドソン川の奇跡』みたく扱えそうな題材ですが、VFXの質感やスタッフのメンツを見ると、バジェット少なそうな雰囲気。


アンダーワールド ブラッド・ウォーズ
http://bd-dvd.sonypictures.jp/underworldbloodwars/
不思議と安定した興行収入をキープしている、ケイト・ベッキンセール主演のシリーズ5作目。監督はアンナ・フォスター。エメリッヒ監督作や『ピッチ・ブラック』で撮影やVFXを担当してきた人。


壊れた心
http://tokyonewcinema.com/works/ruined-heart/
浅野忠信主演、クリストファー・ドイル撮影、セリフ無しのフィリピン映画。マフィアの情婦と足抜けする殺し屋、愛と破滅の逃避行なノワール。


The NET 網に囚われた男
http://www.thenet-ami.com
キム・ギドク監督脚本撮影制作。
ボートの故障で南側に侵入してしまった北朝鮮の漁師。北のスパイではないかと暴力的な取り調べを受け、韓国への亡命を持ちかけられ、それでも北にいる妻子の元へ帰るべく耐え続ける。
キム・ギドクは脚本作の『プンサンケ』『レッド・ファミリー』では既に南北朝鮮問題を扱っていますが、監督作で直接テーマにするのは初めてかな。


疾風スプリンター
http://shippu-sprinter.espace-sarou.com
自転車ロードレース映画。
香港のダンテ・ラム監督脚本原案。メインキャストは台湾、中国本土、韓国の若手。作品の舞台は台湾で、製作は香港中国合作。
手間もお金も随分かかりそうな実写ロードレース映画、以前の香港映画界で作るのは難しかったかもしれません。中国資本が入る様になった今だから実現できた企画、という気がします。


ドラゴン×マッハ!
http://asian-selection-movie.com/china/index.html

こんなタイトルですが『SPL 狼よ静かに死ね』の続編。とはいえ、物語としては繋がっていない様です。もう予告編から『SPL』の名にふさわしい傑作の予感がビンビンします。
今回は『マッハ!』のトニー・ジャーと、前作『SPL』で素晴らしいアクションを見せたウー・ジンが共闘。ハリウッドではイマイチ良い見せ場を作ってもらえないトニー・ジャーですが、香港なら間違いないでしょう。


人魚姫
http://www.ningyohime-movie.com

チャウ・シンチー監督脚本。
リゾート開発計画のため海を埋め立てようとしている若き実業家を暗殺すべく、美しき人魚が送り込まれるも、互いに恋に落ちてしまい、、、というファンタジックでロマンスなコメディ。もとより面白い映画しか撮っていないチャウ・シンチーですが、今回は特に良さそうな。
主題歌はアダム・チェンと、チャウ・シンチー映画お馴染みのカレン・モクがデュエット。


ホワイト・バレット
http://shinjuku.musashino-k.jp/movies/1039/
ジョニー・トー監督作。病院のワンフロアを舞台にしたサスペンス&アクション。出演はルイス・クー、ヴィッキー・チャオ、ラム・シュなど。


僕らのごはんは明日で待ってる
http://bokugoha.com

恋愛小説原作デート映画。監督脚本『箱入り息子の恋』市井昌秀。
昨年公開映画のマイベスト『インターン!』主演の新木優子が出てるから見ようかなー程度の考えでしたが、予告編見たら、この手の映画としては相当良い部類に入りそうな雰囲気で本気で楽しみになってきました。ヘンに格好つけた画作りをせず、王道な肩ナメの切り返しを丁寧に使ってるのとか、主人公がダッシュして入る建物の入り口でモブとすれ違わせるのとか、映画の肝をしっかりと掴んだ演出撮影が出来るスタッフの仕事、という感じがします。
撮影は関将史。『ちょっとかわいいアイアンメイデン』などの吉田浩太監督作の常連。市井昌秀監督とも『無防備』、そして3月公開の『ハルチカ』で仕事しています。これから名前をよく見る撮影監督さんになりそう。



1/13(金)
ネオン・デーモン
http://gaga.ne.jp/neondemon/
ニコラス・ウィンディング・レフン最新作。人によって全く賛否が異なる映画らしいので、『ブロンソン』『ドライヴ』方向ではなく、『オンリー・ゴッド』タイプの抽象的な作品なのかもしれません。
撮影は『悲しみのミルク』『シルビアのいる街で』ナターシャ・ブレイア。ネオンぴかぴかな画とは正反対な、陽光の中の人物を綺麗に撮る印象があるので、ちょっと意外な人選という感じ。



1/14(土)
静かなる叫び
http://aoyama-theater.jp/feature/mitaiken2017
プリズナーズ』『複製された男』そして『ブレードランナー2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作。日本未公開の2009年制作映画を「未体験ゾーンの映画たち2017」で上映。
大学で突如起こった銃乱射事件、その中を生き残った二人の女性のお話。
本作の次に監督したのが『灼熱の魂』ですか。年1ペースでヘヴィな映画撮り続けるなんてタフな監督だわ。


トッド・ソロンズの子犬物語
http://koinu-story.jp/

「子犬物語」だなんてキュートな子犬映画を装ってるけど、トッド・ソロンズの作風を知っていると途端に悪意に満ちたタイトルとして響く、実に良い邦題。ぜひ、勘違いして見に来てゲンナリしたり激昂する観客を生んで欲しいものです。
出演はダニー・デヴィート、エレン・バースティン、ジュリー・デルピー、キーラン・カルキンなど。ダニー・デヴィートはいかにもトッド・ソロンズ映画な顔してる人なので当然相性良いでしょうが、最近のジュリー・デルピーもメッチャ合うでしょうね。


天使にショパンの歌声を
http://tenshi-chopin.jp

ケベックの寄宿学校。そこは小さいながらも音楽教育に力を入れる名門女子校だったが、ケベックの教育方針や修道院による運営が厳しくなり閉鎖の危機に。そこで彼女たちは、音楽で世論を味方につけるべく音楽イベントを計画する。
と、よくある、でもやっぱり見たくなっちゃうプロットのカナダ映画。日本に入ってくるカナダ映画は、偽アメリカ映画みたいな作品が多いので、こうキッチリとカナダ映画なカナダ映画が見られるのも嬉しいですね。
映画の鍵となるピアニストの少女を演じるライサンダー・メナードは実際にカナダの実力派若手ピアニスト。他のキャストの演奏合唱も吹き替えなし。この手の映画でついつい気になる「このカット、別人がやってるんだろうなぁ」は無さそうです。


ブラインド・マッサージ
http://www.uplink.co.jp/blind/
スプリング・フィーバー』『二重生活』ロウ・イエ監督作。盲人マッサージ院を舞台にした激しい人間模様を描く。


本能寺ホテル
http://www.honnoji-hotel.com/

主演綾瀬はるか堤真一、監督鈴木雅之、脚本相沢友子と『プリンセス トヨトミ』のスタッフで、タイムスリップして歴史改変しちゃうかもミステリー。予告編から映画の横長な画面を使いあぐねている感じが伝わってきて微笑ましいです。しかし『プリンセス』は興収16億で、特別良い成績だったとも思えませんが、さらにお金かかりそうなタイムスリップ物作っちゃうんですねぇ。


牝猫たち
http://www.nikkatsu-romanporno.com/reboot/felines/
日活ロマンポルノ、リブート企画シリーズ。監督脚本『凶悪』白石和彌。
ロマンポルノ最初期の田中登監督作『牝猫たちの夜』へのオマージュを込めたタイトルと設定ですが、軽みのある田中登監督と違い、ずしっと重そうな雰囲気が予告から漂うのがこの監督らしいです。


動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊
http://zyuoh-vs-ninnin.jp
竹本昇監督、香村純子脚本。公式サイトも予告編も情報が少ないので「スーパー戦隊は時々映画版を見るだけ」な僕には今回の売りが分からないですが、メインスタッフ的にはかなり良さそうな。竹本監督の『トッキュウジャー ギャラクシーラインSOS』は併映のライダー映画を食ってしまう傑作だったし、プリンセスプリキュアの香村脚本回は外れナシだったし。


GARAGE ROCKIN' CRAZE
http://garage-rockin-craze.net
東京ガレージパンクシーンのドキュメンタリー。

[ 2016/12/30 08:34 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

2016年12月公開映画チェック

シネコン増加によってスクリーン数が増えると自国の映画の公開機会が増え、ヒット作も増加するそうで。今に始まった事じゃないですが、今年は特に話題性と質を伴った邦画が多く、ドメスティックな傾向が強かったですね。
と言いつつ、僕はそんなに新作映画見てないのですが。ひとまず僕の今年のベストは、ドメスティックでTBSな『インターン!』で確定しそうです。


12月。でかいタイトルは『ローグ・ワン』『バイオハザード』『妖怪ウォッチ』あたり。このラインナップだと、年末興行でも『君の名は。』が伸びそうですね。

新作公開監督はオタール・イオセリアーニ、テレンス・マリック、ローランド・エメリッヒ、ポール・W・S・アンダーソン、ギャヴィン・フッド、ギャレス・エドワーズ、アダム・ウィンガード、ドン・チードル、中島貞夫、細野辰興、三池崇史、塩田明彦、堤幸彦、山崎貴、三木孝浩、安齋肇など。
テレンス・マリックは最近コンスタントに監督してますが、中島貞夫と細野辰興は随分とご無沙汰。

旧作はヴィスコンティ『若者のすべて』、ウェイン・ワン監督ポール・オースター脚本『スモーク』、そして『狂い咲きサンダーロード』がリマスター版上映。
今年はヴィスコンティ生誕110年没後40年で代表作が再公開され、来年初頭も更に三作品上映されますが、カミュ原作『異邦人』は相変わらずソフト化されませんね。YouTubeで吹替版を見る事が出来ますが。


http://eiga.com/coming/


12/1(木)
ブレア・ウィッチ
http://blair-witch.jp/
ブレア・ウィッチ・プロジェクト』17年ぶりの正統続編。『サプライズ』『ザ・ゲスト』のアダム・ウィンガード監督&サイモン・バレット脚本なので、2000年制作のガッカリ続編『ブレアウィッチ2』のような大惨事にはならないでしょう。

マダム・フローレンス! 夢見るふたり
http://gaga.ne.jp/florence/
自身が音痴なのに気づかずソプラノ歌手を夢見るマダム・フローレンスと、彼女に夢を見続けさせるためゼニのチカラでどうにかしていく夫。次々と起きていく成功に気を良くしたフローレンスはとうとうカーネギー・ホールで歌うと言い出して、、、という実話に基づいたお話。狂乱の1920年代あたりの話かと思ったら、二次大戦真っ只中の40年代ですか。アメリカさんは豪気だなぁ。
主演メリル・ストリープ、その夫にヒュー・グラント。監督『ハイ・フィディリティ』スティーヴン・フリアーズ、撮影『THIS IS ENGLAND』『パイレーツ・ロック』『英国王のスピーチ』ダニー・コーエン、音楽『グランド・ブダペスト・ホテル』アレクサンドル・デスプラ。NYが舞台だけどイギリス制作映画。


12/3(土)
アズミ・ハルコは行方不明
http://azumiharuko.com/
同名小説原作。主人公/中心の不在によって物語が浮かび上がってくる『桐島、部活やめるってよ』、漫画で言うなら岡崎京子「チワワちゃん」系の映画、でしょうか。『アフロ田中』『スイートプールサイド』松居大悟監督、蒼井優主演、音楽が環ROY。

貌斬り KAOKIRI
http://kaokiri.makotoyacoltd.jp
昭和12年の日本映画界で起こった実在事件、美男子俳優長谷川一夫「顔切り事件」をモチーフにした映画を作るべく集まったスタッフたちの人間模様を、実際に上演された舞台と映画を混在させながら描く、、、と、ややこしそうな構造の映画。面白そう。監督脚本制作は『シャブ極道』『竜二Forever』細野辰興。

いたくても いたくても
http://www.itakutemo.com
プロレス恋愛活劇、だそうです。公式サイトの著名人コメントに、黒沢清、柳下毅一郎と、柳下氏に揶揄されるタイプの邦画『神様のカルテ』『トワイライト ささらさや』 の深川栄洋監督の名前が一緒に並んでる。許容量のデカい良作かもしれません。

JACO
http://jaco-movie.jp/
ジャコ・パストリアスのドキュメンタリー。

時代劇は死なず ちゃんばら美学考
http://www.chambara.net/

中島貞夫、2000年代に入って初の監督作は、ちゃんぱら映画/殺陣シーンに関するドキュメンタリー。近年の中島監督はテレビや本、企画上映などで邦画を紹介する仕事が多い印象があります。その下地があるからこその映画かもしれません。
出演に山根貞男、鈴木一誌、春日太一、松方弘樹、福本清三、栗塚旭、菅原俊夫、殺陣師の菅原俊夫など。


12/10(土)
変態だ
http://hentaida.jp
安齋肇初監督映画。企画原作脚本みうらじゅん。この二人が組んでいるだけあって、主演『トーキョードリフター』前野健太、撮影監督に音楽カメラマン三浦憲治、音楽監督に古田たかし、演奏に小野瀬雅生、真心の櫻井秀俊、梅津和時と、普通の映画では見ないタイプの豪華なメンバーが参加。

A.I. love you
http://www.ai-luv-you.com
「私は人工知能に恋をした」というキャッチコピーで、全編スマホ撮影の恋愛映画。邦画。
今年下半期に入ってからのKATSU-do(吉本興業グループ)制作映画って、我々が元ダウンタウンマネージャーとして認識してる藤原寛の名前が制作に入ってる事がちょくちょくあるな、とこの映画のスタッフ陣を見て気づいた。

ユーリー・ノルシュテイン監督特集上映「アニメーションの神様、その美しき世界」
http://www.imagica-bs.com/norshteyn/
ユーリー・ノルシュテイン監督のアニメーション作品6本、計80分を上映。

仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴースト with レジェンドライダー
http://www.movie-taisen.com/
MOVIE大戦第8弾。佐野史郎、棚橋弘至が敵役で出演。パックマンと戦うとか、バンナムだから出来る企画って感じで楽しいですね。

ヒッチコック/トリュフォー
http://hitchcocktruffaut-movie.com/
映画本の定本と言っても過言ではない名著「定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー」と、その影響を描くドキュメンタリー。日本語字幕は山田宏一!


12/16(金)
ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー
http://starwars.disney.co.jp/movie/r1.html
EP4に出てくるデス・スター設計図はいかにして反乱軍の手にもたらされたのか、と言うお話。EP3のジェダイ大虐殺後という『スター・ウォーズ』的に最も絶望的な状況が舞台なだけに楽しくなりそうですし、何よりドニー・イェンが盲目剣士という座頭市ライクなキャラで出演ってだけでもう嬉しい。『フォースの覚醒』でのイコ・ウワイス&ヤヤン・ルヒアンの無駄遣いと違って、ドニー様はバリバリ活躍しそう。
監督はギャレス・エドワーズ、脚本に『アバウト・ア・ボーイ』監督脚本クリス・ワイツ。

ドント・ブリーズ
http://www.dont-breathe.jp/
盲目ジジイの家に強盗しに行ったら、逆にヒデェ目にあわされた!映画。興行的にも評価的にも、今年最も成功した米国ホラーだと思われます。楽しみ。


12/17(土)
ヒトラーの忘れ物
http://www.hitler-wasuremono.jp/
二次大戦直後デンマーク、残された地雷撤去をする敗残ドイツ軍少年兵たちのお話。

ニーゼと光のアトリエ
http://maru-movie.com/nise.html
精神病院ではショック療法が当たり前の時代に、患者に絵筆を与え意思を表現させようと試みた実在の女性医師のお話。東京国際映画祭グランプリ。
ところでこの映画の日本配給会社名が「ココロヲ・動かす・映画社〇」っていうんですよね。この会社名でホラーとか配給したらそれだけで鳥肌モノなので是非やってほしいです。

皆さま、ごきげんよう
http://www.bitters.co.jp/gokigenyou/
オタール・イオセリアーニ監督作。

フィッシュマンの涙
http://fishman-movie.jp/

新薬治験により顔がサカナになってしまった男のお話。一応エグゼクティブ・プロデューサーとして『シークレット・サンシャイン』イ・チャンドンの名前が入っていますが、そんな事は関係なしに面白そう。原題は"突然変異"だけど、こんな邦題にするあたり如何にも日本ですね。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする
http://www.bokuasu-movie.com
いかにもなタイトルのデート用ムービーですが、ファンタジック要素アリで『陽だまりの彼女』三木孝浩監督作と来たら、良作の予感がビンビンします。
主演福士蒼汰、小松菜奈。共演に東出昌大、山田裕貴、これから役者方面の仕事が増えそうな清原果耶と豪華。撮影は『神様のカルテ』など東宝肝入りのデート/泣かせ映画での仕事が多く、なおかつ『シン・ゴジラ』もやっている山田康介。

風に濡れた女
http://www.nikkatsu-romanporno.com/reboot/wetwoman/
日活ロマンポルノ45周年、著名監督にロマンポルノ撮ってもらおう企画の一作。そしてそんな企画ならこの人を呼ばない訳にはいかないでしょうの塩田明彦監督脚本作。神代辰巳っぽい舞台立てに、塩田作品には珍しい感のあるコミカルな雰囲気。すごく良さそうです。

映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!
http://www.eiga-yokai.jp

アニメパートと実写パートが入り乱れる構成の、映画第三弾。面白そう。しかも実写パート監督は『タクミくんシリーズ』で実写BL映画ファンにはお馴染みの横井健司。本作のような実写作品に求められる、現実感の薄い平面的な実写世界を撮るには打ってつけでしょう。城定秀夫や元木隆史、低予算映画の時の三池崇史もそういった事が得意な監督だと思いますが、この人はBLやってるだけに端正で、ファミリー向けとの相性も良さげ。

SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー
http://curiouscope.jp/SADVACATION/
シド・ヴィシャスとナンシーにスポットを当てたドキュメンタリー。

エルストリー1976 新たなる希望が生まれた街
http://elstree1976.jp

ダースベイダーのスーツアクターであるデヴィッド・プラウズから、ワン・シーン登場の反乱軍パイロットまで、『スター・ウォーズ』一作目に、マスクを被って出演した人々のドキュメンタリー。
予告編の時点でもう面白いですね。どう演じたら良いか尋ねたら「映画でよく見る感じで」と答えたとか、ルーカスには「この映画は古臭いくらいの演出スタイルで行くべきだ」という確信が最初からあったんでしょうね。この頃は『THX』『アメグラ』『SW』と傑作連発してるだけにホント才気走ってるなぁ。


12/23(金)
バイオハザード ザ・ファイナル
http://www.biohazard6.jp/
シリーズ最終作。当然、監督はポール・W・S・アンダーソン、主演はミラ・ジョヴォヴィッチ。
今はアクション見せるのがヘタな映画が多い時代ですが、ポール・W・S・アンダーソンは3D映画が多い事もあってか、位置関係が分かりやすく、かつ面白い構図のアクション・シーンを見せてくれるし、ミラジョヴォ姉さんを誰より格好良く撮れる、腕のある監督だと思います。何かと揶揄されがちだけど、きちんと見直されて欲しいなぁ。

聖杯たちの騎士
http://seihai-kishi.jp/

テレンス・マリック監督作。いつも通り、分かりやすいストーリーの存在しない散文詩的映画っぽいです。
予告の画を見れば分かりますが、撮影にGoProを使用。2014年の海洋ドキュメンタリー『リヴァイアサン』は「漁業をGoProで撮ったら面白いんじゃね」というアイデア一発で押し切る(まるでオレのMADのような)酷い映画でしたが、テレンス・マリック監督&エマニュエル・ルベツキ撮影ならちゃんと面白い映像を見せてくれる事でしょう。
出演はクリスチャン・ベイル、ケイト・ブランシェット、ナタリー・ポートマン、アントニオ・ヴァンデラス、ブライアン・デネヒー、フリーダ・ピント、イモージェン・プーツと、流石の豪華さ。個人的に、最近のテレンス・マリック映画の面白さは、キャスティングの妙が担っている所が多いと思っているので、今回も楽しみ。

MILES AHEAD マイルス・デイヴィス 空白の5年間
http://www.miles-ahead.jp
ドン・チードル主演&初監督脚本制作で、マイルス・デイヴィス映画。当初、ドン・チードルは出演のみの予定が、企画が難航し監督が降り、それでも実現するために制作や監督も担当したようです。マイルス・デイヴィスはそれだけの魅力がある題材ですが、同時に相当な覚悟も必要でしょうね。胃が痛くなりそう仕事だわ。
音楽担当は現在の米国ジャズ/R&Bシーン最重要ピアニスト、ロバート・グラスパー。初の映画スコア担当作。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場
http://eyesky.jp/
大規模自爆テロを実行せんとするテロリスト集団に対し、会議室から遠隔ドローンで攻撃しようとする英米共同軍。しかし攻撃地点では一人の少女がパンを売っていた。少女を犠牲にしてでもテロを阻止するのか、多くの被害が出るのを承知の上で少女を救うのか、むむむ、、、というお話。
軍事用ドローン映画では先月『ドローン・オブ・ウォー』も公開されていますが、むしろシチュエーション的に会議映画としての『シン・ゴジラ』『フェイル・セイフ』に近いと思われます。面白そう。
出演ヘレン・ミレン、アラン・リックマン。アラン・リックマンは本作が遺作となっております。
監督はヨハネスブルグ出身『ツォツィ』『ウルヴァリン ZERO』『エンダーのゲーム』ギャヴィン・フッド。撮影は近年のケネス・ブラナー監督作の常連ハリス・ザンバーラウコス。ほぼ車内で展開される映画『オン・ザ・ハイウェイ』も、スケールの大きい『マイティ・ソー』も撮っている、この映画にうってつけのカメラマンという感じ。

ピートと秘密の友達
http://www.disney.co.jp/movie/pete.html
ディズニー1977年の実写+ドラゴンだけアニメーション合成な映画『ピートとドラゴン』のリメイク。オリジナルは『メリー・ポピンズ』の延長にある、ミュージカル・テイストやトリック撮影が楽しい映画ですが、リメイク版はシリアス、というか現実感の強いテイスト。コレはコレで『アイアン・ジャイアント』チックな面白さが出て良さそう。

土竜の唄 香港狂騒曲
http://mogura-movie.com/
同名コミック原作の実写版、二作目。前作に続き三池崇史監督、宮藤官九郎脚本、生田斗真主演。
作品によっては劇場を凍りつかせんばかりの大惨事になる三池テイストやクドカン風味ですが、前作は二人の悪ふざけ感が良い方向に働いて、なかなか面白いなーと思った記憶があります。

ポッピンQ
http://www.popin-q.com/
東映アニメーション創立60周年、オリジナル作品。プリキュアファンの度肝を抜いた『プリキュアASDX2』EDダンスのディレクター宮原直樹が初監督。東映アニメ60周年と銘打ってますが、他の主要スタッフには東映アニメ生え抜きみたいな人いないですね。
キャストは瀬戸麻沙美、井澤詩織、黒沢ともよといった若い人から、石塚運昇、羽佐間道夫といったベテランまで揃った超豪華な布陣。


12/24(土)
ストーンウォール
http://www.stonewall.website
1969年のニュー・ヨークで起こった、セクシュアル・マイノリティの社会運動の原点“ストーンウォ-ルの反乱”を元にした劇映画。過去にも同じ題材を元にしたドキュメンタリーや劇映画がいくつか作られています。
監督製作はローランド・エメリッヒ。言っちゃ悪いですが、うーんエメリッヒかぁ、、、って思っちゃいますね。ロッテントマトの評価もボロクソです。いつものディザスターや大味アクション映画なら評価が低けりゃ低いほど逆に楽しみになるのですが、この題材で低評価は怖いなー。
この映画とは関係ない話ですが、『ゴッドファーザー・オブ・ゴア』というスプラッタ映画のドキュメンタリーで、ジョン・ウォーターズが「ジャック・スミス監督『燃え上がる生物』(ニュー・ヨークのドラァグ・クイーンのちんちんやおっぱいがいっぱいぷるぷるする実験映画)を上映しただけで制作者だけでなく観客や上映技師まで逮捕された」という逸話を語っていました。そのドキュメンタリーでは「60年代は過激な映画に対する規制や反応が今よりも激烈だった」という事を説明する一例として紹介されていましたが、むしろ同性愛者コミュニティ弾圧の意味合いが強かったのかな。

ワイルド わたしの中の獣
http://www.finefilms.co.jp/wild/

オオカミに恋愛感情を抱き、野性化していく女のお話。おもしろそー。

オアシス スーパーソニック
http://oasis-supersonic.jp
ギャラガー兄弟がエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ね、インタビューも受けているオアシスのドキュメンタリー。


12/31(土)
MERU メルー
http://meru-movie.jp
"世界一の壁"ヒマラヤ山脈メルー峰の岩壁「シャークスフィン」登頂のドキュメンタリー。
[ 2016/11/26 15:29 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

2016年11月公開映画チェック

11月。来月に大作が控えているからか地味なラインナップ。大作はJKローリング物『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』くらいでしょうか。

今月新作公開監督はヴィム・ヴェンダース、リチャード・リンクレイター、ペドロ・アルモドバル、バリー・ソネンフェルド、マッテオ・ガローネ、テイト・テイラー、行定勲、長江俊和、山下敦弘、大友啓史、山戸結希、半野喜弘、片渕須直。
新作ではないけど未公開作やリマスター版上映にアレハンドロ・ホドロフスキー、七里圭。

アニメはマジェスティックプリンス、きんモザ、orange、ガンダム ORIGIN、暗殺教室、艦これ、そして「またやるのか、、、」なサイボーグ009など、色々やりますね。

http://eiga.com/coming/201611/


11/3(木)
ぼくのおじさん
http://www.bokuno-ojisan.jp/
北杜夫原作、山下敦弘監督、『探偵はBARにいる』須藤泰司脚本、松田龍平主演。

コウノトリ大作戦!
http://origin.wwws.warnerbros.co.jp/kounotori-daisakusen/index.html
かつてコウノトリが赤ちゃんを運んでいたモノですが、近年は運送業の売上を重視して赤ちゃんお届けを禁止している、、、という世界観のワーナー・アニメーション作品。
監督脚本は実写畑で『マペッツ』『ズーランダー2』脚本や『ネイバーズ』監督をしているニコラス・ストーラー。共同監督にピクサーのアニメーターで『ウォーリー』同時上映の短編『マジシャン・プレスト』監督脚本のダグ・スウィートランド。最近、ディズニー系アニメで仕事してた人が他の会社で監督するパターン多いですね。


11/4(金)
ソーセージ・パーティー
http://www.sausage-party.jp

おもちゃに人格がある『トイ・ストーリー』みたく、食材に人格がある世界観で展開するR15アニメーション。ボイス・キャストはセス・ローゲン、クリステン・ウィグ、ジョナ・ヒルらアパトーギャング系メンツに加えジェームズ・フランコ、エドワード・ノートンまで参加。豪華。
監督は『モンスターVSエイリアン』『マダガスカル3』コンラッド・ヴァーノン、『きかんしゃトーマス』映画シリーズのグレッグ・ティアノン。脚本はセス・ローゲンとアパトーギャング系コメディのスタッフ。音楽にアラン・メンケン御大と、スタッフも豪華。余裕ある大人の悪ふざけ、って雰囲気。


11/5(土)
エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に
http://everybodywantssome.jp/
リチャード・リンクレイター監督脚本。大学野球部メンバーが新学期が始まるまでの3日間に織り成す人間模様を80sサウンドに乗せて描く、、、という、70年代の夏休み前最後の授業が終わった日(すなわちアリス・クーパーが歌うところの"School's Out" )の一晩を描いた大傑作『バッド・チューニング』を彷彿とさせるお話。
なお、本作公開と合わせて、新宿武蔵野館で『バッド・チューニング』も日本初上映されるそうです。いいなー。

ジュリエッタ
http://julieta.jp/
ペドロ・アルモドバル監督脚本。原作はカナダのノーベル賞作家アリス・マンローの小説。

小さな園の大きな奇跡
http://little-big-movie.com
資金不足で先生が一人もいなくなり、5人の園児だけが残った香港のとある村の幼稚園。そこに超薄給にもかかわらず、かつて有名幼稚園の園長だった女性がやってくる。という実話ベースの香港映画。こういうタイプの香港映画は珍しいだけに、日本で劇場公開されるのは嬉しいですね。
監督はエイドリアン・クワン。日本では公開作が無いですが『賤精先生』『大無謂』は輸入DVDで見たな、、、あんまり面白くなかったけど、随分昔の映画だし、向こうの大手芸能プロダクションの雇われ監督的仕事だろうから本作を量る指標にはならないでしょう。製作は香港映画ファンなら言わずもがなのベニー・チャン。この人が非アクション映画に関わるのは珍しいですね。

溺れるナイフ
http://gaga.ne.jp/oboreruknife/
ジョージ朝倉の漫画原作。『5つ数えれば君の夢』山戸結希監督脚本。「君がこの世界の全て」な10代の恋愛劇は、この監督と相性良さそう。主演『渇き。』小松菜奈、菅田将暉。これは面白いんじゃないでしょうか。

ボクの妻と結婚してください。
http://www.bokutsuma-movie.com/
織田裕二、原田泰造といった濃ゆいメンツで余命数ヶ月系泣かせ映画。

インターン!
http://intern-movie.jp

「今をときめく旬のキャストが勢ぞろいした、若者たちのリアル就活ストーリー!」だそうです。予告編だけ見るとヤバそうですが、制作がBS-TBSで、監督がテレビドラマ演出家の方の吉田秋生、と聞けば分かる人なら「ああ、あのテイストか」と思うんじゃないでしょうか。『ママはアイドル!』『はいすくーる落書』『人間・失格』といったTBSドラマの演出をずっとされている方で、個人的には子供の頃に見た宮沢りえ主演の2時間ドラマ『オシャレ泥棒』のファンタジックな作風が今も忘れられずにいます。キャリアの長い人ですが、映画の監督は今回が初。

オー・マイ・ゼット!
http://www.ohmyz.com/
コメディ系ゾンビ物。監督脚本は、「ジャン、ジャン、ジャジャン、ジャン・クロード」ヴァン・ダム映画や「ブシドー、ブシドー、サムラァイ」なチャック・ノリス映画など、かの有名な木曜洋画劇場の予告編を作り上げた神本忠弘。初の監督作だそうです。
しかし予告編見ると、主人公がツッコミ気質で、映画館で見るには辛いタイプの作品になってそうで怖いですね。

眠り姫
http://www.nemurihime.info/
七里圭監督脚本作。ソフト化せずに上映を続けてきた作品を、10周年記念に5.1chサラウンド&HDデジタルリマスター化してK'sシネマで、その後シネ・ヌーヴォで上映。

ティファニー ニューヨーク五番街の秘密
http://www.finefilms.co.jp/tiffany/
ティファニーのドキュメンタリー。監督は『ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート』マシュー・ミーレー。バズ・ラーマンやロブ・マーシャルがインタビューに登場。

シネマハワイアンズ
http://www.legendpictures.co.jp/cinemahawaiians/
フラガール』のモデルとなった常磐ハワイアンセンター、現スパリゾートハワイアンズのダンシング・チームのドキュメンタリー。2011年にも震災後の同チームと施設を追った秀作ドキュメンタリー『がんばっぺ フラガール!』が作られたばかりですが、それだけ魅力ある題材なのでしょうね。


11/11(金)
ジャック・リーチャー NEVER GO BACK
http://jackreacher.jp/
トム・クルーズ主演で、70年代アクション映画を思わせる渋い肌触りが見事だった『アウトロー』続編。監督はクリストファー・マッカリーから、『ラストサムライ』エドワード・ズウィックに変更。


11/12(土)
誰のせいでもない
http://www.transformer.co.jp/m/darenai/
最近ドキュメンタリーが続いていたヴィム・ヴェンダース、久しぶりの劇映画監督作。『Pina』に続く3D映画で、日本でも劇場によっては3D上映アリ。
近年の3D映画で好きなものは沢山ありますが、3Dの使い方が見事だと心底感じたのはヴェンダースとゴダールだけなので、本作の3D上映は有難いですね。
撮影はハーモニー・コリンやギャスパー・ノエ監督作の常連ブノワ・デビエ。キャストはジェームズ・フランコ、シャルロット・ゲンズブール、『潜水服は蝶の夢を見る』マリ=ジョゼ・クローズ、『スポットライト 世紀のスクープ』レイチェル・マクアダムス。

ホドロフスキーの虹泥棒
http://www.rainbowthief.jp/
ホドロフスキー監督が1990年に製作した映画、日本初公開。予告編見るとクストリッツァ映画っぽい雰囲気があります。キャストはピーター・オトゥール、オマー・シャリフ、クリストファー・リーととても豪華。しかし全員もう亡くなられているんですねぇ。他には、この頃は俳優業が活発だったイアン・デューリーもキャストに名を連ねています。面白そうだなぁ。

華麗なるリベンジ
http://kareinaru-revenge.com/
罠にハメられ刑務所入りした検事と、前科9犯の詐欺師が獄中で手を組みリベンジするバディ物。最近日本で公開される韓国映画は極端な凸凹コンビのバディ物多いですね。
検事役『新しき世界』ファン・ジョンミン、詐欺師役『義兄弟』カン・ドンウォン。

弁護人
http://www.bengonin.ayapro.ne.jp
ソン・ガンホ主演。80年代初頭、軍事政権下の韓国で、冤罪で公安に逮捕された青年を救うべく国家に立ち向かう税務弁護士のお話。盧武鉉元大統領の弁護士時代の実話だそうです。

ミュージアム
http://wwws.warnerbros.co.jp/museum/
巴亮介の漫画を、『るろうに剣心』大友啓史で実写映画化。

レミニセンティア
http://www.remini-movie.com/
ソクーロフ『太陽』などのメイキングを務めた井上雅貴が、ロシアで撮影した初長編監督作。人の記憶を消す能力を持ち、その記憶を元に小説を書く男のお話。日本人監督が、ロシアで、三名ばかりのスタッフで作り上げた、というガッツ溢れる作品。

この世界の片隅に
http://www.konosekai.jp/
こうの史代の漫画、『マイマイ新子と千年の魔法』片渕須直監督脚本でアニメーション映画化。


11/18(金)
ガール・オン・ザ・トレイン
http://girl-train-movie.jp/
世界中でベストセラーとなったミステリー小説の映画化。『ヘルプ 心がつなぐストーリー』テイト・テイラー監督作。エミリー・ブラント、レベッカ・ファーガソン、ルーク・エヴァンス出演。

マイ・ベスト・フレンド
http://mybestfriend.jp
トニ・コレット、ドリュー・バリモア主演。幼い頃からの大親友で、互いの何もかもを知り尽くしているような間柄の二人。しかし、一人は続けて来た不妊治療の甲斐あって妊娠、一人は乳がんになり、二人の間に素直に伝えられない事柄が出来ていく、、、というお話。二人で少女時代からの憧れだった「嵐が丘」の舞台ヨークシャーの荒野に向かう、って展開は良いなー。
監督は『トワイライト 初恋』の、と書くと不安になるけど、『ロード・オブ・ドッグタウン』の、と書くと「おっ」となるキャサリン・ハードウィック。


11/19(土)
灼熱
http://www.magichour.co.jp/syakunetsu/
クロアチア紛争勃発直前の1991年、ユーゴスラビア一連の紛争が終結した2001年、そして2011年、これら3つの時代の、バルカン半島に生きる恋人を描く劇映画。

世界の果てまでヒャッハー!
http://www.hyahha-movie.net
こんなに正しく芸人さんを使った予告編、初めて見ました。良いですね。

高級リゾートで恋人にプロポーズ、、、のつもりが彼女の祖母の世話を押し付けられジャングル秘境ツアーに出た主人公たちが行方不明に。彼らの残したビデオカメラにはトンでもない映像が、、、という『ハングオーバー』のエンド・クレジットを本編にしました的映画。面白そう。

ブルゴーニュで会いましょう
http://bourgogne-movie.com
老舗ワイナリーの再建と、その家族の再生、な映画。『石の微笑』のローラ・スメットが出演してる!と思ったら、最近ちょくちょく映画に出てるんですね。

造られた殺人
http://satsujin-scoop.com
連続殺人事件に関する一世一代のスクープを掴むも、それが大誤報だと気づく、けどその間違ったスクープの通りに殺人事件が起きてしまう、、、という凄く面白そうなお話。主人公がいかにもサエない典型的巻き込まれサスペンス顔してるのがまた良い。韓国はこういう映画うまいよねぇ。

聖の青春
http://satoshi-movie.jp/
難病と闘い29歳の若さで亡くなった棋士、村山聖のノンフィクション小説の映画化。監督は実写版『宇宙兄弟』森義隆、脚本『ふがいない僕は空を見た』向井康介。キャストは松山ケンイチ、東出昌大、染谷将太、安田顕。

雨にゆれる女
http://www.bitters.co.jp/ameyure/

ホウ・シャオシェン『ミレニアム・マンボ』、ジャ・ジャンクー『山河ノスタルジア』、そして同日公開『聖の青春』でも音楽を担当している半野喜弘が監督脚本編集音楽。出演は青木崇高、大野いと。予告編にある海辺のショットが素晴らしいです。


11/23(水)
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
http://wwws.warnerbros.co.jp/fantasticbeasts/
JKローリング原作脚本、『ハリー・ポッター』後半シリーズのデヴィッド・イェーツ監督、ホグワーツ指定教科書「幻の動物とその生息地」の編纂者ニュート・スキャマンダーの冒険を描くハリポのスピンオフ。
主演『リリーのすべて』エディ・レッドメイン、ヒロイン『インヒアレント・ヴァイス』元恋人依頼人のキャサリン・ウォーターストン、他にエズラ・ミラー、サマンサ・モートン、コリン・ファレル、ジョン・ヴォイトなどが出演。『ハリー・ポッター』もそうでしたが、役者のハマりっぷりがパーフェクトですね。今回はコリン・ファレルが特に凄そう。


11/25(金)
五日物語 3つの王国と3人の女
http://itsuka-monogatari.jp/
ゴモラ』マッテオ・ガローネ監督作。17世紀初頭に編纂された民話集「ペンタメローネ」の3つのお話を基に映像化。『ゴモラ』がシリアスな現代マフィア&チンピラ映画だっただけに、ここまでファンタジックな題材は意外に感じますが、次回作もピノキオ実写化だそうで、そちらの方面も強い人なのでしょう。ますます今後が楽しみな監督です。

シークレット・オブ・モンスター
http://secret-monster.jp

サルトルの短編小説「一指導者の幼年時代」を元に、政府高官を父に持つ美しい少年が狂気の独裁者へと成長していく様を描く。面白そうだー。
主役の男の子は撮影時9歳のトム・スウィート。ビヨルン・アンドレセンを彷彿とさせる美貌です。
ファニーゲームUSA』でイヤ〜な青年コンビの片割れを演じていた俳優のブラディ・コーベットが、監督脚本制作。1988年生まれでこの風格の作品を生み出すとは。これからの仕事に注目ですね。
さらに音楽はスコット・ウォーカー。映画音楽を担当するのは『ポーラX』以来でしょうか。豪華だなぁ。

メン・イン・キャット
http://mic.asmik-ace.co.jp/
メン・イン・ブラック』シリーズのバリー・ソネンフェルド監督作。大企業の社長がネコになっちゃったコメディ。予算の都合かもしれませんが、このテイストの映画にして日本語吹替版ナシ、という姿勢は豪気があって好き。

イタズラなKiss THE MOVIE ハイスクール編
http://itakiss.net/
多田かおる原作。色々と映像化されていますが映画化は今回が初。

L エル
http://acidblackcherry-movie-l.net
Acid Black Cherryのアルバム「L」の世界観を映画化。監督が『キカイダー REBOOT』下山天、主演に広瀬アリス。共演に高橋メアリージュン、古畑星夏と、僕好みのティーン向けジャンル映画で見かける人がいっぱい出ていて、気になります。


11/26(土)
エヴォリューション
http://www.uplink.co.jp/evolution/
少年と女性しかいない、人里離れた島。その島ではすべての少年が奇妙な医療行為の対象となっている。というファンタジックでロマンチックでディストピアな雰囲気の映画。『エコール』ルシール・アザリロビック監督作。

母の残像
http://hahanozanzou.com/
ラース・フォン・トリアーを叔父にもつヨアキム・トリアー監督3作目。ジェシー・アイゼンバーグ、イザベル・ユペール、ガブリエル・バーン出演。イザベル・ユペールとジェシー・アイゼンバーグが母子、ってキャスティングはそうそう思いつかない大胆さがあって面白い。
それにしても、ドアップで画面に映るだけで「映画」になってしまうイザベル・ユペールには惚れ惚れしますね。

ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気
http://handsoflove.jp/
同性のパートナーでは遺族年金を受け取ることが出来ない、という法と闘う余命半年の女性と、彼女を取り巻く人々のお話。実話ベース。主演ジュリアン・ムーア、そのパートナー役にエレン・ペイジ。

ブルーに生まれついて
http://borntobeblue.jp/
イーサン・ホークがチェット・ベイカーを演じる伝記映画。チェット・ベイカーに関しては本人も出演して良いも悪いも全てさらけ出している"Let's Get Lost"という決定的ドキュメンタリーがありますが、こういうキメキメな劇映画もまた、やさぐれたロマンティズムに満ちたチェット・ベイカーに合ってそう。

ジムノペディに乱れる
http://www.nikkatsu-romanporno.com/reboot/
日活ロマンポルノ45周年記念、著名監督がポルノを撮る「日活ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」の一作。行定勲監督。板尾創路主演。
板尾創路の濡れ場かぁ。

ホラーの天使
http://www.ytv.co.jp/horaten/
放送禁止』長江俊和監督脚本、葵わかな主演。現在はスタジオとして使われている廃校を舞台に、色んな人が恐怖現象に襲われる映画。ライセンス藤原一裕も出演。あまり映画出てないけど、映画に合う顔してますね。

グレート・ミュージアム ハプスブルク家からの招待状
http://thegreatmuseum.jp/
ウィーン美術史美術館、改装から再オープンの舞台裏密着ドキュメンタリー。

ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち
http://nicholaswinton.jp
二次大戦直前、公的支援を受けることなく、699人のユダヤ人の子供たちをイギリスへ疎開させるも、そのことを家族にさえ一切話していなかったというニコラス・ウィントンのドキュメンタリー。
[ 2016/10/25 04:07 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
プロフィール
Author:かりふら