メモ

忘れっぽいです

2017年7月公開映画チェック、前半

7月。夏休み突入時期の割にショボいラインナップに思えます。
目を引く新作公開監督は
マルコ・ベロッキオ、エレノア・コッポラ、ケヴィン・スミス、チャド・スタエルスキ、廣木隆一、福田雄一、三宅唱、米林宏昌
といったところ。
記事では取り上げていないけど深夜アニメ映画は豊作で、Free、結城友奈は勇者である、ノーゲーム・ノーライフ、生徒会役員共、なのは、と弾数揃ってますね。


http://eiga.com/coming/


7/1(土)
パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊
http://www.disney.jp/pirates/
シリーズ5作目。今回の敵役はハビエル・バルデム。映像で見ると髪の毛フワフワしてるビジュアルが面白い。前作欠席のオーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイも一応出演してる、らしいです(このシリーズ一作目しか見てないのでよく知らない)。
過去作にはキース・リチャーズが出演していますが、今回は大物ミュージシャンのゲスト枠にポール・マッカートニーが出演。自身やビートルズ主演以外の劇映画に出るのは初めてじゃないですかね。


コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団
http://conveni-wars.jp/

ケヴィン・スミス監督脚本編集。
監督前作『Mr.タスク』に登場した(ジョニー・デップの娘)リリー=ローズ・メロディ・デップと(ケヴィン・スミスの娘)ハーレイ・ケイン・スミスの、コンビニ店員コンビが主役。
カナダのコンビニだからって棚いっぱいにメープルシロップ並べてしまう分かり易い「アタマ悪そう」演出。そして、ジョニー・デップ、ヴァネッサ・パラディ、スタン・リー、ジャスティン・ロング、ハーレイ・ジョエル・オスメントと、楽屋落ち感たっぷりのキャスティング。いかにもケヴィン・スミス映画って感じで、昔からのファンには嬉しい。


ディストピア パンドラの少女
http://pandora-movie.jp

カズオ・イシグロ meets ウォーキング・デッド と絶賛された小説の映画化、だそうです。近年多い、設定は面白いけどあまりホラーホラーしてない変わり種ゾンビ映画でしょうか。やっぱり渋谷のシアターN無くなってから、ガッツあるホラーの劇場上映減ってる気がしますねぇ。


地獄愛
http://2killersinlove.com

20人以上の女性を殺害した、実在の結婚詐欺カップルを元にした映画。
監督は、悪くない映画なのに邦題のインパクトで損してる『変態村』のファブリス・ドゥ・ヴェルツ。主演も『変態村』で散々な目にあうローラン・リュカ。
同事件を題材にした1970年アメリカ制作カルト・クラシック映画『ハネムーン・キラーズ』も併せて再上映。『ハネムーン・キラーズ』はトリュフォーやデュラスのお気に入りだけあって、ヌーベルバーグ好きは間違いなくグッと来るであろう傑作。ジョン・ウォーターズみたいなバッド・テイスト映画好きもイケるでしょう。帽子ばあさんのくだりとか最高。


忍びの国
http://www.shinobinokuni.jp/
天下無敵の織田軍の侍 vs 伊賀の忍、という熱いシチュエーションの戦国時代劇。『のぼうの城』和田竜が原作脚本。監督&主演は中村義洋&大野智の『映画 怪物くん』コンビ。事前に『怪物くん』を見ておけばどんな仕上がりでも「流石にアレよりは面白いわ」となるのでお得。


夏の娘たち ひめごと

魔法少女を忘れない』堀禎一、久しぶりの監督作。脚本編集も担当。撮影は『ヴィレッジ・オン・ヴィレッジ』渡邉寿岳。やまだないとがポスター描いてます。


クロス
http://www.cross2017.com/
有名プロデューサー奥山和由が珍しく監督をしている映画。共同監督に近年の金子修二作品の常連撮影監督、釘宮慎治。
監督が降りたけどスケジュール的にクランクインするしかなくてこの監督体制になったんじゃないか、と邪推しちゃう布陣。


それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険!
http://anpan-movie.com/2017/
映画29作目。矢野博之監督、米村正二脚本。いつものアンパン映画な布陣。ゲスト声優に多部未華子とキャイーン。


めだまろん ザ・レジデンツ・ムービー
http://www.imageforum.co.jp/theresidentsmovie/

レジデンツのドキュメンタリー。
僕は、レジデンツの作品に触れると、普段は皮かむりの感性が剥き出しにされて「箸が転がるだけで面白い」みたいな、何でも楽しめる状態になるのですが、この予告編見てもあんまムケないですね。単なるレジデンツ紹介ムービーになりそうな気が。レジデンツならそれだけでも充分面白いでしょうけど。


7/7(金)
ジョン・ウィック チャプター2
http://johnwick.jp/

前作は「引退した殺し屋」という事で若干の動きの鈍さも言い訳できたけど、今回はそうもいかねぇ!とモーレツなトレーニングを積んだキアヌ・リーブス主演の、シリーズ2作目。トレーニング映像で見せる、実弾での的確なエイミングに惚れます。
前作はイカツイ&イイ面のおっさんキャスティングが絶妙でしたが、今回もピーター・ストーメア、イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーン、そしてマカロニ・ウエスタンの巨星フランコ・ネロが登場。若手殺し屋は『トリプルX 再起動』ルビー・ローズ、コモンが出演。
監督チャド・スタエルスキ、脚本デレク・コルスタッドは前作から続投。


ボンジュール、アン
http://bonjour-anne.jp/

フランシス・フォード・コッポラの奥様、エレノア・コッポラが監督脚本した初の劇映画。
邦題も全然悪くないと思いますが、原題の "Paris Can Wait" はコッポラ・ファミリーらしい映画インテリジェンスがあって良いですね。奥行きを感じさせないベタっとした映像の質感は晩年のオリヴェイラっぽいし、銀座マダム向けの売り方してるけど、むしろシネフィル好みする映画かもしれません。


7/8(土)
ライフ
http://www.life-official.jp/

ポスターのど真ん中にジェイク・ギレンホールのニヤケ顔があるだけで悪い予感しかしない『エイリアン』系宇宙ホラー。
監督『デンジャラス・ラン』『チャイルド44』 ダニエル・エスピノーサ、脚本『ゾンビランド』『デッドプール』レット・リース&ポール・ワーニック。
出演ジェイク・ギレンホール、レベッカ・ファーガソン、ライアン・レイノルズ、真田広之。今の真田広之が『リング』みたく絶望の表情で死んでいくの、見たいっすね。


バイバイマン
http://byebyeman-movie.jp/

そこそこヒットしたみたいですがトレイラー見てもあまりソソらないホラー。"don’t say it, don’t think it" を執拗に繰り返すのはちょっと良いですね。


裁き
http://sabaki-movie.com/

階層、民族、言語、宗教が入り乱れるインド社会への鋭い洞察を盛り込んだ法廷劇。とはいえ、対象とのドライな距離感のおかげで、飄々として辛気臭さは薄そう。かなり面白いのでは。


逆光の頃
http://gyakko.com/

タナカカツキ最初期の漫画原作。とっても良さそう。


メアリと魔女の花
http://www.maryflower.jp/
米林宏昌がジブリを離れて一発目の監督作。


マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン
http://klockworx.com/movie/m-405261/

オンリー・ゴッド』撮影中のニコラス・ウィンディング・レフンを追ったドキュメンタリー。奥様のリブ・コーフィックセンが監督。『ブロンソン』『ドライヴ』といった絶賛映画ではなく、そら賛否ガッツリ分かれるよ、な『オンリー・ゴッド』撮影ドキュメンタリーなのが良いですね。映画舞台裏ドキュメンタリーは失敗作の方が面白い、みたいなところありますし。


7/14(金)
銀魂
http://wwws.warnerbros.co.jp/gintama-film/

小栗旬主演な時点でボロカス言われてるんでしょうなー、な実写版。福田雄一監督脚本。かつての紀里谷映画を思わすショボVFXが大変よろしいですね。
しかし、誰が演じても色々言われそうな銀さんは小栗旬くらいしかやれる人居ないでしょうし、他は新八に菅田将暉、神楽に橋本環奈、土方に柳楽優弥、ズラに岡田将生と、かなり頑張ったキャスティングしてると思います。何より高杉晋助に滅多に映画出ない堂本剛を持ってきたのは相当面白い。


7/15(土)
甘き人生
http://www.amakijinsei.ayapro.ne.jp/

愛の勝利を』マルコ・ベロッキオ監督作。ベロッキオ監督作ですら東京ではスバル座とユーロスペースしか上映館がないなんて、世知辛いですなぁ。


ハートストーン
http://www.magichour.co.jp/heartstone/

アイスランド映画。LGBT映画賞を複数受賞しているので、そういう映画なのでしょう。


世界は今日から君のもの
http://sekakimi.com

ステレオタイプおたくの成長映画、でしょうか。無表情の門脇麦かわいい。この手の映画は大概、実際にオタクやってる人間が見ると無性にイラっと来るモンですがコレはどうかな。予告編の海ぽちゃシーンは映画力あって素晴らしい。


彼女の人生は間違いじゃない
http://gaga.ne.jp/kanojo/
廣木隆一監督作。


カーズ クロスロード
http://www.disney.co.jp/movie/cars-crossroad.html

シリーズ3作目。日本語エンディング曲奥田民生。吹替に松岡茉優、藤森慎吾などが新規参加。『モンスター・ホテル』『プリキュアオールスターズ 春のカーニバル』では散々だった藤森演技だけど、今回は予告の一言聞く限りでは以前ほど悪くなさそうな。


劇場版ポケットモンスター キミにきめた!
http://www.pokemon-movie.jp

ポケモン映画20作目。20年前に放送されたテレビアニメ第1話のラストの続きを、オリジナルストーリーで描く、という事なのでポケモン世代の方々にとってはアツそう。
監督はいつも通り湯山邦彦。毎年恒例のゲスト声優として中川翔子と山寺宏一参加。脚本は珍しく米村正二。アンパンやヒーロー大戦映画は数多くやってますが、意外なことにポケモン映画は初。王道やると強い人なので割と良さそうな。


パワーレンジャー
http://www.power-rangers.jp

初代パワーレンジャーのリブート。
監督は、高校生タイムリープ物の佳作『プロジェクト・アルマナック』のディーン・イズラライト。脚本『リアル・スティール』『フライト』ジョン・ゲイティンズ。美術『フューリー』アンドリュー・メンジース。音楽ブライアン・タイラー。
予告編から「『アベンジャーズ』『クロニクル』以降」の映画になってる感じが伝わってくるし、スタッフの人選も面白いし、金かかってる良いプロダクトですね。東映配給じゃなく、もっとプロモーション上手いところがやれば日本でも結構ヒットしそうな気が。
日本語吹替は、レッド勝地涼、ピンク広瀬アリス、ブルー杉田智和、イエロー水樹奈々、ブラック鈴木達央、悪役に沢城みゆき。


ケイト・プレイズ・クリスティーン
http://www.chunfufilm.com/kate-plays-christine

1974年、ニュース番組の生放送中に拳銃自殺したキャスター、クリスティーン・チュバック。彼女を演じることになった女優が、役作りとしてクリスティーンに近づいてく様子を撮影したドキュメンタリー、、、と言ってますがフェイクっぽいですね。面白ければフェイクでも何の問題もありませんが。
同事件に関してはレベッカ・ホール主演の "Christine" という劇映画も作られています。こっちのが面白そうなんだよなー。
[ 2017/06/22 03:28 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

2017年6月公開映画チェック、後半

6月の新作公開監督は、メル・ギブソン、アンジェイ・ワイダ、アスガー・ファルハディ、クリスチャン・デュゲイ、ポール・シュレイダー、ピーター・バーグ、ジェームズ・マンゴールド、マイク・ミルズ、ガイ・リッチー、J・A・バヨナ、ベニー・チャン、小林政広、篠原哲雄、清水崇、城定秀夫、入江悠、熊切和嘉、西谷弘、内田伸輝、永江二朗、水谷豊、坂本浩一、松江哲明&山下敦弘など。


http://eiga.com/coming/


6/16(金)
レイルロード・タイガー
http://railroadtiger-movie.jp/

近年の成龍映画では相当上等な『ポリス・ストーリー レジェンド』のディン・シェン監督とジャッキー・チェン主演コンビで、機関車アクション・コメディ。久しぶりにジャッキーの息子、ジェイシー・チャンも映画出演。
バスター・キートン正当後継者とも言えるジャッキーが、キートン映画最高峰『キートン将軍』を思わす機関車アクション。期待したいです。欲を言うなら、もっと若い時にこの設定やって欲しかった。


映画 山田孝之3D
http://www.tv-tokyo.co.jp/yamada_cannes/takayuki_yamada_the_movie_3d/

「山田孝之のカンヌ映画祭」からの流れで生まれた映画。監督、山下敦弘&松江哲明。山下監督は『超能力研究部の3人』で劇映画もフェイク・ドキュメンタリーもないまぜにする奇妙な世界をモノにしてるし、松江監督は『フラッシュバックメモリーズ 3D』で3Dドキュメンタリー実績もあるし、何せ山田孝之だし、面白いでしょうね。


6/17(土)
キング・アーサー
http://wwws.warnerbros.co.jp/king-arthur/

ガイ・リッチー監督作。この監督の映画の面白さって、主役のキャラ立ちが担ってる部分が大きいと思うんですが、予告見る限りでは今回の主役は薄味そうな。敵役のジュード・ロウは濃そう。


世界にひとつの金メダル
http://sekakin.com

実話ベース馬術映画。主演&脚本は、両親が馬の飼育場を営み、自身も馬術競技選手経験のあるギョーム・カネ。
監督は『スキャナーズ』2.3作目や、フィリップ・K・ディック原作映画でも屈指の傑作『スクリーマーズ』でジャンル映画ファンに馴染み深いクリスチャン・デュゲイ。昔の作風からSFオタクのインドア系かと思ってたら、監督も馬術競技元カナダ代表という経歴があるそうで。


ドッグ・イート・ドッグ
http://dogeatdog-movie.com

タクシー・ドライバー』脚本のポール・シュレイダー監督。ニコラス・ケイジ、ウィレム・デフォー主演。
正直『キック・アス』以降のニコラス・ケイジ主演作は、どんな映画もそれなりに面白く見ようと努めているいる僕ですらキツイ物が多く、2011年『デビルクエスト』、2012年『ブレイクアウト』、2013年『ゴーストライダー2』、2014年『トカレフ』、2015年『ザ・レジェンド』と、毎年その年のワースト級を繰り出してくるので逆に見ずにおれない所があります。が、本作は素直に面白そうですね。


リベンジ・リスト
http://gaga.ne.jp/revenge.list/

96時間』『アジョシ』『ジョン・ウィック』系の、怒らせた相手が悪かったリベンジ・アクション。ジョン・トラヴォルタ主演。
監督はジム・キャリー『マスク』、シュワちゃん『イレイザー』のチャック・ラッセル。2002年ザ・ロック主演『スコーピオン・キング』以来の監督作。これだけヒット連発してた人が10年以上キャリアにブランク空くのか。


心に吹く風
http://kokoronifukukaze.com

松竹ブロードキャスティングが沖田修一、橋口亮輔といった面白い監督にオリジナル作品を撮らせているシリーズの第四弾。
今回の起用監督は『冬のソナタ』監督脚本ユン・ソクホ。初の劇場監督作。撮影『ナビィの恋』高間賢治。撮影スタッフ全て日本人でこのロマンチズム溢れる画を作ってしまう監督力すごいなー。
主演は眞島秀和と、『月とキャベツ』ヒロインの真田麻垂美。真田麻垂美さんは2001年から俳優活動休止してアメリカ留学していたそうで、本作で久々の復帰。
これは大変に僕好みな映画の予感。


TAP THE LAST SHOW
http://www.tap-movie.jp

水谷豊初監督作。スタッフは撮影会田正裕、美術近藤成之、監督補杉山泰一など、『相棒』や『少年H』など水谷豊主演作に参加経験を持つ盤石の布陣。


こどもつかい
http://kodomo-tsukai.jp/
清水崇監督のホラー。滝沢秀明、有岡大貴、門脇麦出演。


スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー
ガールズ・イン・トラブル スペース・スクワッド エピソードゼロ

http://www.space-squad.net/
東映の特撮ヒーローたちがチームを結成する「スペース・スクワッド」シリーズ第一弾。とか言われても新鮮味も無けりゃワクワクもしないのが東映特撮ヒーロー。東映ビデオ配給作品なので、Vシネを一応劇場でも公開しておく、といった感じでしょうか。
ギャバンVSデカレンジャー』と『ガールズ・イン・トラブル』の二本立て上映で、どちらも坂本浩一が監督。
今回は2代目ギャバン+デカレンジャーの刑事チームが共演。初代ギャバン大葉健二や白鳥スワンの石野真子、原幹恵なども出演。
同時上映の『ガールズ・イン・トラブル』はデカレンジャーと近年の宇宙刑事シリーズのヒロインが共演する作品。こっちも原幹恵、そして佃井皆美や、『赤xピンク』桃瀬美咲も出演。


霊眼探偵カルテット
http://www.reigantantei-karutetto.com

僕の好きそうなティーン向けホラー。


約束の地、メンフィス テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー
http://www.curiouscope.jp/Memphissoul/

メンフィスに所縁あるミュージシャンが、世代もジャンルも越えて集結し、レコーディングするプロジェクトを追ったドキュメンタリー。


6/23(金)
フィフティ・シェイズ・ダーカー
http://fiftyshadesmovie.jp
人気ロマンス小説原作『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の続編。


6/24(土)
ハクソー・リッジ
http://hacksawridge.jp/

待望のメル・ギブソン監督作。銃もナイフも持たず戦場に向かい、75人の兵士を救出した米軍衛生兵の実話ベース映画。


ジーサンズ はじめての強盗
https://warnerbros.co.jp/movie/g3z/

モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキン主演、タイトル通りの爺さんが強盗映画。「爺さんが○○する」系映画最強の『狼たちの処刑台』マイケル・ケインが出てる時点で失敗する気がしない。他にクリストファー・ロイド、最近あんまり映画で見ないマット・ディロン出演。


マローダーズ 襲撃者
http://marauders.jp

ブルース・ウィルス出演だけが売りのクライム映画っぽいですが、デイヴ・バウティスタ演じるやたらガタイの良い捜査官の風体が面白い。それだけでもう見たい。


ぼくらの亡命
http://ourescape.makotoyacoltd.jp

監督脚本音響編集制作もろもろ『ふゆの獣』『さまよう獣』内田伸輝。傑作『ふゆの獣』は未だソフト化されていないので、これも劇場で見逃すと、見る機会が無くなってしまうかもしれません。


イイネ!イイネ!イイネ!
http://iineiineiine.official-movie.com
クレイジーケンバンド出演、劇映画。共演に中野英雄、伊原剛志、金子賢、秋吉久美子など。
監督は門馬直人。監督作は見たことないですが、片嶋一貴監督映画で制作クレジットされている方。脚本は一雫ライオン。この監督絡みの映画や、僕には高評価の実写版『やるっきゃ騎士』で脚本担当。


ひだまりが聴こえる
http://hidamari-kikoeru.com

高橋ナツコ脚本で池袋上映なBL映画。この手の映画は、大胆な裸シーンやキスが見せ場になる事が多いですが、本作はあんまりそういう側面がなさそうな慎ましい雰囲気。これはジャンルに興味ない人にも拾い物になるかも。


ラオス 竜の奇跡
http://saynamlai.movie
日本ラオス合作という珍しい制作体制映画。『天国からのエール』熊澤誓人監督。栗コーダーカルテット音楽。


6/30(金)
兄に愛されすぎて困ってます
http://anikoma-movie.jp

少女漫画原作実写化。監督『俺物語』河合勇人。映画初出演となる GENERATIONS from EXILE TRIBE 片寄涼太の、こなれていない堅い演技が良い方向に働いて面白くなりそうな。
[ 2017/05/28 13:15 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

2017年6月公開映画チェック、前半

6月。大作控えめなお陰で、バラエティに富んだラインナップ。

特集上映では、新宿K'sシネマで行われる「彩プロ30周年記念特集上映」が面白そう。
妙にエロいジャケのVシネ、通好みのミリタリー映画、秀作アジア映画、ミニシアターでロングヒット系映画など、制作&配給映画のラインナップが楽しい会社、彩プロの設立30周年企画だけあって、面白いプログラムです。
http://www.ayapro30.ayapro.ne.jp
好きな人は徹底的に好きであろう戦車映画『ホワイトタイガー』は大きい画面(とはいえK'sシネマは小さい小屋だけど)で見たい映画ですが、この機会を逃すともうスクリーンで見るのは難しいでしょうね。


http://eiga.com/coming/



6/1(木)
LOGAN ローガン
http://www.foxmovies-jp.com/logan-movie/

ヒュー・ジャックマン主演のウルヴァリン物3作目。予告編見たら『センチメンタル・アドベンチャー』みたいなイーストウッドのイイ映画っぽくて、えらく面白そう。
監督は前作『ウルヴァリン SAMURAI』に続きジェームズ・マンゴールド。『3時10分、決断のとき』を監督してるだけに、本作の世界観は得意とするところでしょう。


ゴールド 金塊の行方
http://www.gold-movie.jp/
トラフィック』『シリアナ』スティーヴン・ギャガン監督、マシュー・マコノヒー制作主演。


6/3(土)
20センチュリー・ウーマン
http://www.20cw.net/

マイク・ミルズ監督脚本。自身の父親が題材だった前作『人生はビギナーズ』から、今回は母親を題材に。自身の母親のおはなしに、このタイトルをつけるなんてイカしてますね。
出演『キッズ・オールライト』での母親役も良かったアネット・ベニング、『フランシス・ハ』以降飛ぶ鳥を落とす勢いなグレタ・ガーウィグ、そしてエル・ファニング。今のアメリカ映画界で最上の女優揃えました!というメンツ。超見てぇけど北海道は札幌だけか。
公式サイトで「1979 RADIO」という監督が選曲したミックス・テープ的なモノが聴けまして、これが見事に僕が学生時代に散々聴いたアーティストだらけ。これだけ同じモノを聴いて育ちながらこうもイカさない人間に育った自分が悲しい。


ブラッド・ファーザー
http://b-father.jp/

メル・ギブソン父ちゃんが、かつて歩んだワルの道で培ったスキルで娘を守る、大変楽しそうな映画。
監督にリメイク版『要塞警察』のジャン=フランソワ・リシェ、脚本に『ザ・タウン』ピーター・クレイグと、『ストレイト・アウタ・コンプトン』アンドレア・バーロフ。一応フランス制作の映画。カナダほどではないにしろ、フランスも割となんちゃってアメリカ映画を作るのはリュック・ベッソン率いるヨーロッパ・コープの影響でしょうか。


ザ・ダンサー
http://www.thedancer.jp

19世紀末に活躍し、1900年のパリ万博でのパフォーマンスや、最初期の映画で撮影対象となった事により、世界中に影響を与えたダンサー、ロイ・フラーの伝記映画。
監督脚本はミュージック・ビデオ出身で長編初監督のステファニー・ディ・ジュースト。共同脚本にジャック・オディアール監督作の常連トマ・ビドガン。撮影ギャスパー・ノエ映画常連ブノワ・ドビー。衣装オリヴィエ・アサイヤス映画常連アナイス・ロマン。
初監督作でこれだけのスタッフつけてるんだから、映画進出以前の仕事の実績すごいんでしょうね。


ラプチャー 破壊
http://gaga.ne.jp/rupture/

「一番嫌いなモノを与え続けてみよう」とひたすら蜘蛛まみれにされる人体実験ホラー。
セクレタリー』『毛皮のエロス』スティーヴン・シャインバーグ監督。『ハードキャンディ』やシャマラン制作『デビル』のブライアン・ネルソン脚本。『アンチヴァイラル』カリム・ハッセン撮影。主演は『プロメテウス』の傑作手術シーンも記憶に新しいノオミ・ラパス。
「とにかく見る人間をイヤな気分にしたい」という気概を感じさせるスタッフ陣。ロッテントマトでは超低評価。逆に見たくなる映画。


海辺のリア
http://www.umibenolear.com/

小林政広監督脚本制作。仲代達矢主演。阿部寛、黒木華、原田美枝子、小林薫出演。
撮影監督は、岩井俊二の監督作や制作映画の常連、神戸千木。ギャグになってしまいそうなギリギリのところで踏みとどまっている広角の画とか面白い。


武曲 MUKOKU
http://mukoku.com/
熊切和嘉監督監督作。『そこのみにて光輝く』や前田弘二監督作常連の高田亮脚本。綾野剛主演。綾野剛がキレキレな役を演じる映画は基本面白いですよね。


花戦さ
http://www.hanaikusa.jp
野村萬斎主演、篠原哲雄監督。天下を取った豊臣秀吉の圧政に、花をいける事で立ち向かった男の話。


劇場版 屍囚獄 起ノ篇
http://www.cinemart.co.jp/theater/shinjuku/lineup/20170501_14276.html

ホラー漫画原作。レンタル屋でよく見かけるけどあまり借りる気にならないジャケだけは妙にエロいVシネ、みたいな雰囲気ですが、監督脚本編集は数多くの傑作Vシネを撮ってきた城定秀夫で、この監督が意外と撮ってないスプラッタなホラー。


トモダチゲーム
http://tomodachi-game.com
マンガ原作。監督『心霊写真部』永江二朗。出演が吉沢亮、山田裕貴、内田理央と大変にニチアサ。


女流闘牌伝 aki アキ
http://aki-movie.com
二階堂亜樹の自伝的漫画の実写映画化。小島武夫役が岩松了って格好良すぎる。


ボブ・ディラン 我が道は変る 1961-1965 フォークの時代
http://dylanmovie.jp/
ディランのデビューからエレキ化あたりまでのドキュメンタリー。2015年アメリカ制作の物をノーベル賞受賞に乗じて劇場公開、という感じでしょうか。予告編見ても正直そそられませんがマリア・マルダー出てるのは気になります。マリア・マルダーってNYのイメージ無かったけど、グリニッチ・ヴィレッジ出身なのね。


6/9(金)
怪物はささやく
http://gaga.ne.jp/kaibutsu/

傑作児童小説「怪物はささやく」を、『永遠のこどもたち』J・A・バヨナ監督で映画化。原作パトリック・ネスが脚本。


パトリオット・デイ
http://www.patriotsday.jp/

ローン・サバイバー』『バーニング・オーシャン』に続き、監督ピーター・バーグx主演マーク・ウォールバーグで実話ベース映画。この二人、相性良い上に仕事早いっすね。
今回はボストンマラソン爆弾テロ事件が題材で、共演にケヴィン・ベーコン、ジョン・グッドマン、そして『セッション』のJ・K・シモンズとメリッサ・ブノワ。
音楽はトレント・レズナー&アティカス・ロスの『ソーシャル・ネットワーク』コンビ。最近のドッカンドッカン路線とはちょっと違うピーター・バーグ映画になりそう。


6/10(土)
残像
http://zanzou-movie.com/

アンジェイ・ワイダ監督遺作。スターリンの手が伸びてきたポーランドの社会主義政策に反発した画家、ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキの伝記映画。
イタリアのファシズムと未来派あたりからの、政治と芸術主義の関係性は、面白いネタたくさんありそうなので色々と作って欲しいと思う反面、映画にするとどうしても「戦争や体制にタチムカウ」みたいなテイストに偏りそう。宮崎駿『風立ちぬ』のバランスって見事だったなーと今更思います。


セールスマン
http://www.thesalesman.jp/

アスガー・ファルハディ監督脚本。予告からして、いかにも人間関係の秘密と綾の妙に満ちた「アスガー・ファルハディ映画」な感じ。間違いなく面白いでしょうね。


アイム・ノット・シリアルキラー
http://iamnotserialkiller.jp

死体や殺人に強烈な興味を示す思春期の青年 vs 隣に住む連続猟奇殺人鬼ジイさん映画。青年に『かいじゅうたちのいるところ』主演のマックス・レコーズ、ジイさんがクリストファー・ロイド。クリストファー・ロイドは脚本にも名を連ねています。


ある決闘 セントヘレナの掟
http://arukettou.com

髭もじゃリアム・ヘムズワース vs ハゲ頭ウディ・ハレルソンな西部劇。
監督は、俳優として『アニマル・キングダム』『赤い珊瑚礁』に出演しているキーラン・ダーシー=スミス。


コール・オブ・ヒーローズ 武勇伝
http://sammohungisback.com/

ベニー・チャン監督、サモ・ハンがアクション監督の武侠映画。ウー・ジン、ラウ・チンワン、ルイス・クー、シン・ユーなど。香港映画おなじみ俳優と、動けるアクション俳優をバランスよく集めたキャスティング。


昼顔
http://hirugao.jp/
上戸彩、斎藤工主演の昼ドラ劇場版。『真夏の方程式』西谷弘監督。この監督の映画、基本面白いですよね。世間でボロクソな『アマルフィ 女神の報酬』も、お話とか酷いなーと思いつつ、僕は割とスキだったりします。


22年目の告白 私が殺人犯です
http://wwws.warnerbros.co.jp/22-kokuhaku/
入江悠監督、藤原竜也&伊藤英明主演。暑苦しい名前が並んでて楽しそう。


吉田類の「今宵、ほろ酔い酒場で」
http://horoyoi-sakaba.jp

吉田類が出演、主題歌。居酒屋を舞台にしたオムニバス。
僕にとっては「やきとんのハイボールを無理しておかわりするオッサン」という今日俺イメージしかないですが、映画になるほどのコンテンツなんですね。


パパのお弁当は世界一
http://papaben-movie.com
「Twitterで35万人が涙した パパと娘とお弁当 本当にあった感動の物語が映画化」と言われると、二の足を踏みそうになりますが、パパを演じるのが映画初出演のTOKYO No.1 SOUL SET渡辺俊美、と聞くと見てみたくなります。
監督脚本制作はじめスタッフ陣はほぼミュージック・ビデオや音楽関係の人っぽいので、既存の映画界の風がほとんど入っていない辺りも面白そう。


KING OF PRISM PRIDE the HERO
http://kinpri.com/

キンプリ映画第二弾。


マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白
http://mrsb-movie.com

北朝鮮からの脱出を請け負う脱北ブローカーとして、北朝鮮にいる息子たちを脱北させる母として、そして自らも脱北者として、韓国に生きる一人の女性を追ったドキュメンタリー。
[ 2017/05/26 17:06 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

2017年5月公開映画チェック

僕の住んでるところは、ようやく朝の気温がプラスになって、雪が溶けたと思ったらもう5月。一年の半分が冬みたいなもんなので、引きこもって自宅映画鑑賞ばかりになるのも致し方なし。この記事書かないと今の映画の動向についていけません。

5月の新作公開監督は、ウディ・アレン、シャマラン、ジェームズ・ガン、ベン・アフレック、デレク・シアンフランス、ドゥニ・ヴィルヌーヴ、アンドレ・ウーヴレダル、オリヴィエ・アサイヤス、サモ・ハン、キム・ギドク、山田洋次、降旗康男、河瀬直美、いまおかしんじ、成島出、杉山泰一、吉田大八、石井裕也、片嶋一貴、坂本浩一、辻本貴則、湯浅政明。
そして幸福の科学映画、辻仁成映画も公開。シャマラン映画と合わせて、監督や製作者でひとつのジャンルとして成立してしまう映画大好きな僕は、これらをリアルタイムで観られないのが悔しいです。

http://eiga.com/coming/


5/5(金)
カフェ・ソサエティ
http://movie-cafesociety.com/
ウディ・アレン監督脚本。


ノー・エスケープ 自由への国境
http://desierto.asmik-ace.co.jp/

アルフォンソ・キュアロンの息子であり、『ゼロ・グラビティ』の脚本を手がけているホナス・キュアロンが監督脚本編集制作。
アメリカへの不法入国を試みるメキシコ移民たちが、謎の襲撃者に狙われる。というお話。
監督が「ブレッソン『抵抗』、スピルバーグ『激突』、アンドレイ・コンチャロフスキー『暴走機関車』といった映画のコンセプトに惹かれていた」と語っているので、言葉を排し、シチュエーションでグイグイ語っていく作品なのでしょう。近年で言えば『エッセンシャル・キリング』、そしてもちろん『ゼロ・グラビティ』も同型の映画ですね。


5/6(土)
追憶
http://tsuioku.jp/
降旗康男監督作。岡田准一主演なのでYouTubeに予告映像が無くて貼れませんが、撮影が木村大作なだけあって映像に80年代大作邦画テイストが薄ら滲んでて、良いです。


5/12(金)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス
http://marvel.disney.co.jp/movie/gog-remix.html
シリーズ2作目。こんなタイトルだから前作のリマスターか何かかと思ったよ。
監督脚本、前作同様ジェームズ・ガン。キャストにカート・ラッセルとシルベスター・スタローンが新規参戦。
タランティーノ映画、『ワイルド・スピード』、そして本作と、最近カート・ラッセルのリバイバル来てるし、そろそろ『ゴーストハンターズ』リメイクみたいな企画出す猛者が、、、と検索したらドウェイン・ジョンソン主演でリメイクするそうで。しかも脚本に『X-MEN ファースト・ジェネレーション』のアシュリー・ミラーとザック・ステンツの名前入ってるから本気な企画っぽいなー。


スプリット
http://split-movie.jp/

シャマラン監督脚本、前作に続きジェイソン・ブラム制作。
先日久しぶりに『サイン』を見まして、ショットひとつひとつが強く、アクションがいちいち過剰で、やはりシャマランは面白いと興奮しておりました。空中で身体を一捻りして華麗にジャンピング寝起きするホアキン・フェニックスのショットを見た瞬間、この監督に惚れたんだよなぁ。
今回はジェームズ・マカヴォイが23人格の持ち主として過剰なアクションで楽しませてくれそうです。女子高生側の主役格アニヤ・テイラー=ジョイの「ただ傍観するしかない」という映画の本質を体現した表情演技も良さそう。やっぱシャマランは映画分かってる。


パーソナル・ショッパー
http://personalshopper-movie.com/

オリヴィエ・アサイヤス監督脚本。『デーモンラヴァー』っぽい雰囲気。


5/13(土)
バッド・バディ!私とカレの暗殺デート
http://badbuddy.jp

ホレた男は殺し屋?!しかもカレったらワタシの隠れた暗殺能力まで開花させちゃった!なロマコメ。
監督『トカレフ』パコ・カベサス。『トカレフ』はニコラス・ケイジ主演にも関わらずビックリするほど無味無臭で退屈でしたが、適度にスタイリッシュで主張のない演出は、コメディ調の本作と相性良いかも。
脚本『クロニクル』マックス・ランディス。言わずと知れたジョン・ランディスの息子さん。
キャストはアナ・ケンドリック、サム・ロックウェル、ティム・ロス、RZA。


マンチェスター・バイ・ザ・シー
http://www.manchesterbythesea.jp

ギャング・オブ・ニューヨーク』脚本のケネス・ロナーガンが監督脚本。
ケイシー・アフレック、ミシェル・ウィリアムズ、カイル・チャンドラー、ルーカス・ヘッジズ出演。


STOP
https://www.stop-movie.com/

キム・ギドク監督脚本撮影照明録音制作。日本人キャストで日本撮影の原発モノ。


トンネル 闇に鎖された男
http://tunnel-movie.net/

崩落したトンネルに閉じ込められた男の救出劇。出演はハ・ジョンウ、ペ・ドゥナ、オ・ダルス。今の韓国映画で最高の主演男優と女優とバイプレイヤー並べました!という感じの豪華メンツ。


映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ
http://www.yozora-movie.com/

舟を編む』石井裕也監督脚本。最果タヒの同名詩集を元にした恋愛劇。


いぬむこいり
http://www.dogsugar.co.jp/inumuko.html

アジアの純真』片嶋一貴監督脚本。
僕はこの監督の映画、予期せぬ方向に突き進んでいくのが楽しくて大好きですが、「自分の期待や想定に沿うモノ=良い / 期待に沿わないモノ=ダメ」というタイプの人とは相性が悪いのだろうと思います。しかし今回の新作は上映時間4時間。これだけ長けりゃどんな人でも展開を想像する気にもならず、気持ちよくブッ飛ばしてもらえるのではないでしょうか。


破裏拳ポリマー
http://polimar.jp/

坂本浩一監督作。ライダー映画みたく毎年作る訳じゃあるまいし、数十年ぶりのリメイク・ヒーロー映画なんてヒネった現代的設定やシリアスにせず、熱血!口上!変身!必殺技!主題歌!って感じでストレートにやれよ、といつも思うのですが、本作は直球そう。
主演溝端淳平。共演に山田裕貴、原幹恵、佃井皆美。佃井皆美の変身姿、いかにも坂本監督好みでイイっすね。


ブレイブウィッチーズ ペテルブルグ大戦略
http://w-witch.jp/
ストライクウィッチーズ映画。


5/19(金)
メッセージ
http://www.message-movie.jp/

突如現れた宇宙船に乗る知的生命体と言語学者のおはなし。テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」の映画化。
灼熱の魂』『プリズナーズ』『複製された男』『ブレードランナー 2049』ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。『遊星からの物体X ファーストコンタクト』『ハリケーンアワー』『ライト/オフ』エリック・ハイセラー脚本。この原作の驚きをいかに映像で見せるのか想像もつきませんが、こういった含みのあるSF作品を映画化するには現在最高のスタッフ陣なだけに、期待したいですね。
出演はエイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカー。


あの日、兄貴が灯した光
http://aniki-themovie.jp

柔道試合中の事故で視力を失った弟と、詐欺を繰り返し獄中にいた兄、15年ぶりの再会から始まる物語。『ハナ 奇跡の46日間』『7番房の奇跡』ユ・ヨンア脚本。


夜明け告げるルーのうた
http://lunouta.com/

湯浅政明監督脚本。吉田玲子脚本。こういう歌手/バンドもので斉藤和義「歌うたいのバラッド」が主題歌ってのは、あまりにもそのまんまではありますが、ハマると強そう。


5/20(土)
夜に生きる
http://yoruni-ikiru.jp/

ベン・アフレック、『アルゴ』以来の監督主演作。今回は脚本もしています。予告見ると、主演した『トゥ・ザ・ワンダー』のテレンス・マリック感もしっかり取り込んでる様で。出来る男ですね。
撮影はタランティーノ、そしてスコセッシ映画の常連ロバート・リチャードソン。
他のキャストはエル・ファニング、シエナ・ミラー、ゾーイ・サルダナなど女優陣が豪華。


ジェーン・ドウの解剖
http://janedoe.jp/

世に溢れるフェイク・ドキュメンタリーの中でも、オーソドックスでありながら一歩抜きん出た良作『トロール・ハンター』のアンドレ・ウーヴレダル監督作。
脚本は『サラ・コナー・クロニクル』『ワンス・アポン・ア・タイム』とテレビシリーズの制作脚本をしているイアン・B・ゴールドバーグ。撮影『プライドと偏見』ロマン・オーシン。こじんまりとした設定の割に、気合い入ったプロダクション。


皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
http://www.zaziefilms.com/jeegmovie/

「鋼鉄ジーグ」をネタに使いつつ、『サボテン・ブラザース』『キック・アス』的な「何者でもない者が本物のヒーローになる」映画の王道をやる、という感じでしょうか。面白そうなイタリア映画。


ピーチガール
http://peachgirl-movie.jp
少女漫画実写化。若干懐かしく感じるなーと思ったら、「ピーチガール」連載は97年から04年。10年以上前なのね。
監督は大根仁作品で助監督をして来た神徳幸治。脚本は来年公開予定の白石晃士監督作『不能犯』山岡潤平。主演山本美月。


君のまなざし
http://kimimana-movie.jp/

幸福の科学映画。大川隆法長男である大川宏洋が脚本、主題歌歌唱、そしてついに出演と、幸福の科学映画ウォッチャー騒然にして垂涎の企画。
メインキャストは大川宏洋含め、大川宏洋が代表を務めるプロダクションの若手3人。脇には手塚理美、黒沢年雄、黒田アーサーとベテランで固めつつ、さらに自身のプロダクションの若手を投入。
監督は『毎度おさわがせします』『教師びんびん物語』『GTO』とテレビドラマのベテラン監督、赤羽博が映画初監督。
幸福の科学映画とはまた違う鉱脈、大川宏洋映画の始まりとなるか、期待大です。



TOKYOデシベル
http://tokyodecibels.com/

辻仁成監督脚本原作編集。現状、監督作の地雷率100%な人ではありますが、現実感を完全に捨て去って、自身の世界観でキメキメ全開な映画作れば面白くなると思うんですよね。
出演は松岡充、安倍なつみ、長井秀和、安達祐実。音楽SUGIZO。


トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡
http://tomoshibi-choshi.jp

銚子電鉄と高校生ランナーとのレース勝負。監督『の・ようなもの のようなもの』杉山泰一。すげー良さそう。


ろんぐ・ぐっどばい 探偵 古井栗之助
http://goodbye-movie.com

いまおかしんじ監督作。


BLAME!
http://www.blame.jp

弐瓶勉の漫画アニメ化。弐瓶勉監修でアニメ『シドニアの騎士』シリーズ構成の村井さだゆき脚本のオリジナル・ストーリー。花澤香菜上手いなー。


鎌倉アカデミア 青の時代
http://kamakura-ac.blue

終戦の翌年の開校から4年半で閉校した大学、鎌倉アカデミアのドキュメンタリー。文学科、演劇科、映画科、産業科を持つ大学だっただけあって、アカデミアOBであるインタビュー出演者たちは映画監督鈴木清順、岩内克己、俳優声優勝田久、川久保潔などレジェンダリーな布陣。
監督撮影編集、大嶋拓。ドキュメンタリー前作『影たちの祭り』は、内容は面白いけど心情押し付けナレーションがイマイチで勿体無いなーと思った記憶がありますが、今回は、公式サイト見るに適切な距離感を保とうとしてそう。


5/26(金)
光をくれた人
http://hikariwokuretahito.com

3月公開予定が5月に延期。
M・L・ステッドマンの小説「海を照らす光」映画化。監督『ブルー・バレンタイン』『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ』デレク・シアンフランス。


美しい星
http://gaga.ne.jp/hoshi/

吉田大八監督作。


5/27(土)
おじいちゃんはデブゴン
http://sammohungisback.com/

サモ・ハン監督主演。認知症初期のおじいちゃんが、お隣さんの女の子を守るためにマフィア討伐映画。
お隣さんのお父さん役+ 制作&主題歌にアンディ・ラウ。ゲスト出演としてユン・ピョウ、ディーン・セキ、ツイ・ハークなど。


ママは日本へ嫁に行っちゃダメというけれど
http://mama-dame.com

Facebookでの出会いを通じて国際結婚した日本人男性と台湾人女性のおはなし。監督は谷内田彰久。映像の質感良いけど知らない人だなーと思ったら、とても面白い経歴の持ち主の様で。
https://www.skyscanner.jp/news/inspiration/movie-director/
raytrekサイトのインタビューも面白い。
6KのネイティブデータをPCで編集するそのプロセスと効果とは?
http://www.diginnos.co.jp/raytrek/interview/nafco.html



家族はつらいよ2
http://kazoku-tsuraiyo.jp/

山田洋次監督脚本。前作と同じネタきっちり入れる所や、自転車の使い方、流石に上手いですね。



http://hikari-movie.com/

河瀬直美監督脚本。


ちょっと今から仕事やめてくる
http://www.choi-yame.jp/
八日目の蝉』成島出監督脚本。キャスト福士蒼汰、黒木華。


聖ゾンビ女学院
http://zombie.united-ent.com
pixivによるアイドル育成企画から生まれたアイドルグループ「虹のコンキスタドール」主演映画。
BELLRING少女ハートの6次元ギャラクシー』『女の子よ死体と踊れ』といった同系統のアイドル低予算映画でエフェクトをやっている遊佐和寿が監督脚本編集VFX。共同脚本継田淳。亜沙美姐さんも出演。


バイオハザード ヴェンデッタ
http://biohazard-vendetta.com/
バイオの3DCGアニメーション、いつの間にやら三作目。監督辻本貴則、脚本深見真、音楽川井憲次。


ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー
https://www.facebook.com/haroldandlillianfilm/
』『十戒』『卒業』などの絵コンテを手がけたハロルド・マイケルソンと、その妻で映画リサーチャーとして活躍したリリアンのドキュメンタリー。
[ 2017/04/28 08:46 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

2017年4月公開映画チェック

ゴールデン・ウィーク興行で盛り上がる4月、の割に大作は『ワイルド・スピード』『美女と野獣』そしてクレしんコナン映画くらいでしょうか。

新作公開監督は
ビル・コンドン、F・ゲイリー・グレイ、ピーター・バーグ、ダルデンヌ兄弟、ヴォルフガング・ベッカー、ダニー・ボイル、ベン・ウィートリー、チャン・イーモウ、ウィルソン・イップ、三池崇史、古澤健、湯浅政明、橋本昌和

あまり響かないラインナップなので今回は雑です。

http://eiga.com/coming/


3/31(金)
ムーンライト
http://moonlight-movie.jp
アカデミー作品賞受賞で公開が早まった、黒人ゲイ恋愛劇。
LGBTの権利もきちんと尊重される社会になるのはとても良いことですが、反面、映画監督や俳優の性的嗜好が隠し味になっていた映画とか少なくなっていったりするのかな。


4/1(土)
ハードコア
http://hardcore-eiga.com

全編一人称視点のFPS映画。予告見た限り、一人称視点というより、単純にGoPROで撮った映像ですね、としか言いようがありませんが、クイーン楽曲のおかげで景気良くて単純に楽しそうではあります。


暗黒女子
http://ankoku-movie.jp
岡田麿里、初めての実写脚本作。監督『百瀬、こっちを向いて。』耶雲哉治。清水富美加主演。


レゴバットマン ザ・ムービー
http://wwws.warnerbros.co.jp/legobatmanmovie/
原作脚本は『高慢と偏見とゾンビ』原作者のセス・グレアム=スミス。
何でもレゴにしてしまう「LEGO○○」シリーズ、普段からゲームばっかりやってる人間には既にお馴染みですが、一般にはどう認知されてるんでしょうかね。


4/7(金)
ゴースト・イン・ザ・シェル
http://ghostshell.jp/

スカヨハは昔からですが、最近ジュリエット・ビノシュまでジャンル映画づいてきましたね。


夜は短し歩けよ乙女
http://kurokaminootome.com/

湯浅政明監督作。『聖☆おにいさん』の星野源の演技は「悪くない」感じでしたが、この映画の星野源の演技はしっかり良さそう。


4/8(土)
T2 トレインスポッティング
http://www.t2trainspotting.jp/

全く期待していなかったけど、面白そう。


午後8時の訪問者
http://www.bitters.co.jp/pm8/

ダルデンヌ兄弟最新作。社会派メッセージ監督、な印象があるので、こういうシンプルなサスペンス映画は珍しいですね。


ブルーハーツが聴こえる
http://tbh-movie.com

予告編のテンションはキッツイですが、井口昇と清水崇の監督作は流石に良さそう。


ぼくと魔法の言葉たち
http://www.transformer.co.jp/m/bokutomahou/

自閉症により喋ることをやめた少年が、ディズニー映画を通して言葉を取り戻していく、というドキュメンタリー。


4/14(金)
グレートウォール
http://greatwall-movie.jp

レジェンダリー制作の、チャン・イーモウ監督作。そんな映画が生まれる時代になるとは。


パージ:大統領令
http://purge-movie.com
Vシネマのような勢いで作られている『パージ』シリーズ3作目。来年夏には4作目も公開予定。


4/15(土)
ReLIFE リライフ
http://relife-movie.jp

コミック実写化。古澤健監督作。さすが画作り上手いなー。


映画クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ
http://www.shinchan-movie.com/

B級グルメ』『サボテン大襲撃』監督の橋本昌和が、今回は監督脚本。
サボテン大襲撃』はモンスター・パニックをクレしん映画として見事に消化しておりました。今回は『ET』と『スタンド・バイ・ミー』でしょうか。宇宙人の造形がかわいくないのが『ET』っぽくて好感持てます。声を担当するのは沢城みゆき。


名探偵コナン から紅の恋歌
http://www.conan-movie.jp/
映画21作目、百人一首ネタ。ミステリー作家の大倉崇裕が脚本。


ターシャ・テューダー 静かな水の物語
http://tasha-movie.jp

アメリカの絵本作家ターシャ・テューダーのドキュメンタリー。NHKが特集番組のために10年にわたり撮影した映像を使った、贅沢なスローラーフ映画といった趣。音楽に湯川潮音、world's end girlfriendなどが参加。


4/21(金)
美女と野獣
http://www.disney.co.jp/movie/beautyandbeast.html

ディズニーの実写化シリーズ。
監督『ゴッド・アンド・モンスター』ビル・コンドン。脚本に『ウォールフラワー』監督脚本のスティーヴン・チョボウスキー。衣装ジャクリーヌ・デュラン、美術サラ・グリーンウッドはジョー・ライト監督作の常連スタッフ。
主演ベル役エマ・ワトソン、野獣にダン・スティーヴンス、ガストンにルーク・エヴァンス。ボイス・キャストにユアン・マクレガー、エマ・トンプソン、そしてビル・コンドン作品にこの人が居てくれているだけで嬉しいイアン・マッケラン。
2015年の『シンデレラ』は、とりあえずイギリス人キャストで固めておけ感がありましたが、今回は主要スタッフ陣もイギリス寄り。


バーニング・オーシャン
http://burningocean.jp/
2010年に起こった海底油田爆発事故の映画化。監督『バトルシップ』『ローン・サバイバー』ピーター・バーグ。出演マーク・ウォールバーグ、カート・ラッセル・ジョン・マルコビッチ。


4/22(土)
スウィート17モンスター
http://www.sweet17monster.com

ヘイリー・スタインフェルド主演の青春こじらせ映画。共演にウディ・ハレルソン。この二人の共演は面白そう。


イップ・マン 継承
http://gaga.ne.jp/ipman3/
ドニー・イェン主演の葉問シリーズ3作目。


4/28(金)
ワイルド・スピード ICE BREAK
http://wildspeed-official.jp/

シリーズ8作目。シャーリーズ・セロンが敵役。前作で敵対したジェイソン・ステイサムが今回はチーム入り。
監督はリメイク版『ミニミニ大作戦』『ストレイト・アウタ・コンプトン』F・ゲイリー・グレイ。


4/29(土)
フリー・ファイヤー
http://freefire.jp/

ワン・シチュエーション撃ち合い騙し合い映画。Vシネみたいな設定ですが『キル・リスト』『ハイ・ライズ』ベン・ウィートリー監督作なのでヒトクセありそう。


僕とカミンスキーの旅
http://meandkaminski.com
グッバイ、レーニン!』のヴォルフガング・ベッカー監督、ダニエル・ブリュール主演。ドニ・ラヴァンも出てる。


無限の住人
http://wwws.warnerbros.co.jp/mugen/
三池崇史が木村拓哉をどうにか出来るのか、割と楽しみ。


エルミタージュ美術館 美を守る宮殿
http://www.finefilms.co.jp/hermitage/

ソクーロフ監督『エルミタージュ幻想』の舞台となったエルミタージュ美術館の、ストレートなドキュメンタリー。一緒に『エルミタージュ幻想』も再上映して欲しいですね。
[ 2017/03/29 09:18 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

2017年3月公開映画チェック、後半

「文芸映画なら言語が分からん映画でも何やってるか分かる!」というバカの理論に基づいて古今東西の『嵐が丘』映画を見ていたのですが、原作の精神うんぬんは置いといて「映画」として一番面白かったのは、思いっきり原作後半を割愛してシンプルに恋愛劇としてまとめた1939年ウィリアム・ワイラー監督版だったなぁ、というごく平凡な結論に落ち着きました。ヒースクリフは、1970年ロバート・フュースト監督版の若き日のティモシー・ダルトンが一番しっくり来たかな。

http://eiga.com/coming/

3/24(金)
パッセンジャー
http://www.passenger-movie.jp

5000人を乗せた宇宙船。120年コールド・スリープするはずが、90年も早く目覚めてしまった2人の男女のお話。
低予算SFでよくある宇宙船ひとりぼっちモノですが、主演クリス・プラット&ジェニファー・ローレンス、監督『イミテーション・ゲーム』モルテン・ティルドゥム、脚本『プロメテウス』ジョン・スパイツ、撮影『ブロークバック・マウンテン』ロドリゴ・プリエト、プロダクション・デザイン『インセプション』ガイ・ヘンドリックス・ディアス、音楽『007 スカイフォール』トーマス・ニューマンと、スタッフ豪華。
ベタなネタをゴージャスに料理するのか、設定の割にお話は目新しいところがあるのか、どちらでしょ。個人的にはベタを豪勢にやってこそアメリカ映画らしくて嬉しいですが。


3/25(土)
キングコング 髑髏島の巨神
http://wwws.warnerbros.co.jp/kingkong/

ゴリラをはじめトカゲだのクモだのタコだのみんなデカい、『ウルトラマン』の怪獣無法地帯を思わす楽しそうな怪獣総進撃映画。2020年には遂にゴジラ対コング映画を製作、公開予定との事。僕の思考/嗜好の根源は、幼児期に見てた怪獣図鑑のウルトラQ怪獣たちなので、スーパーヒーロー映画のように怪獣も盛り上がってくれたら嬉しいです。

脚本原案『ナイトクローラー』ダン・ギルロイ。こういう映画は大雑把でも良いと思いますが、意外と大味にはならないかも。撮影は『ウォッチメン』などザック・スナイダー映画の常連ラリー・フォン。

監督はジョーダン・ヴォート=ロバーツ。『ザ・キングス・オブ・サマー』というボンクラそうな男子3人が自力で家作って生活しようとするDIY『スタンド・バイ・ミー』な映画を撮っていますが日本未ソフト化。
彼は『髑髏島の巨神』について「モンスターが出てくるベトナム戦争映画」と語っているそうで。デブったマーロン・ブランドの代わりにデカいゴリラが出てくる『地獄の黙示録』みたいな映画だったら、確かに楽しそう。

キャストはトム・ヒドルストン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・グッドマン、ジョン・C・ライリーなど。予告に全く映ってないジョン・C・ライリーがどんな役どころか気になります。


未来よ こんにちは
http://www.crest-inter.co.jp/mirai/

ミア・ハンセン=ラブ監督作。イザベル・ユペール主演。『顔のない眼』のエディット・スコブがその母親役。
この監督主演で悪いはずがない、という感じ。イザベル・ユペールは、夏にバーホーベン監督『エル』も控えており、今年も楽しみです。


モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由
http://www.cetera.co.jp/monroi/

邦題に「愛」入れるのホント好きね、と思いつつ、映画自体は面白そう。


クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的
http://www.albatros-film.com/movie/cineespanola2017/

気狂いピエロの決闘』アレックス・デ・ラ・イグレシア監督脚本。8人の男女がよー分からんままカフェに閉じ込められて出られない『皆殺しの天使』ライクな密室モノ。
スペインのアクションやサスペンス映画を5本特集上映する、シネマート新宿&心斎橋で開催「シネ・エスパニョーラ2017」上映作品。


タレンタイム 優しい歌
http://www.moviola.jp/talentime/

2009年制作、ヤスミン・アフマド監督の遺作。日本では映画祭や特集上映で何度かスクリーンにかかっているようですが、ようやく全国各地の映画館で順次公開。良さそう。


娘よ
http://musumeyo.com

日本初公開となるパキスタン映画、だそうです。


グッバイエレジー
http://goodbyeelegy.com/

北九州市ご当地映画。
監督脚本三村順一。映画プロデュースが多かった人ですが、近年は監督脚本が主軸になっているよう。

監督作では、
楳図かずお「漂流教室」最初の映像化作品であるアメリカのビデオ映画 "DRIFTING SCHOOL" をJ・J・ミムラ名義で監督してテキトー展開と安い作りで失笑させてくれたり、
キタキツネ物語 35周年リニューアル版』で子供が生まれた父親キツネに「わお!この俺がオヤジだなんて!」「レイラ(ヨメ狐の名)、俺、すごく感動したよ!」と人間勝手な感情移入セリフを佐藤隆太の下手な吹き替えで言わせて観客の殺意の波動を目覚めさせてみたり、
震災直後にクランクインした浦安ご当地映画『カルテット!』では「震災の液状化現象で苦労しながらも頑張って作りました」アピールで被災した人の神経を逆なでする邦画史上最低レベルの予告編とエンドクレジットを作ってみたりと、
デリカシー皆無な映画を続々と送り出しているので注目しています。

とはいえ『カルテット!』は、メッシュ入れてる女子高生=不良少女という安直かつ記号的な演出と脚本、そして主演の高杉真宙&剛力彩芽のとても達者とは言えない演技力が合わさったトラッシュ具合が僕好みで、ラスト20分は心底酷いと思いつつも、そこまではかなり好きです。剛力彩芽かわいいし。
goriki.png
*メッシュ入れてfxxk youな剛力さん、かわいい

そんな個人的注目物件監督の新作。地元出身の三村監督の半自伝的なエピソードが盛り込まれている、との事で、監督の押し付けがましさがどの程度出ちゃってるか、楽しみ。それにしても、ご当地映画は公式サイトに協賛地元企業を書き連ねることが多いとはいえ、クリック一発でエンドクレジットを見せてくれるサイトってのは何とも斬新な。


サクラダリセット 前篇
http://sagrada-movie.jp

住人の半数が特殊能力を持つ街で起こる高校生能力者たちの青春とバトル。アニメ向けのネタだと思ったら、4月からアニメ版放映もするそうで。監督脚本深川栄洋。この人ならこういう題材うまく消化できそう。


PとJK
http://ptojk.jp

廣木隆一監督ド直球少女漫画原作映画。亀梨和也、土屋太鳳メイン。脇を固めるのが高杉真宙、玉城ティナ、江口のりこ、川瀬陽太、高橋メアリージュン、村上淳、ともさかりえ、田口トモロヲなどとても豪華。特に川瀬陽太がこういう映画出るの珍しいんじゃ、、、と思って調べたら古澤健監督『今日、恋をはじめます』に出てたんですね。


まんが島
http://manga-jima.com

トキワ荘を無人島に置き換えたサバイバルまんが道映画、だそうです。
UNDERWATER LOVE おんなの河童』『キツツキと雨』脚本の守屋文雄が、監督脚本編集制作出演。水澤紳吾や宇野祥平などミニシアターやVシネでよく見る系豪華キャスティングが良さそう。


仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦
http://www.superhero-movie.com
ライダーと戦隊が100人登場する春のニチアサ合同映画。金田治監督、米村正二脚本。


3/31(金)
ジャッキー ファーストレディ 最後の使命
http://jackie-movie.jp/

実は今年一番楽しみにしている一作。
ジョン・F・ケネディ暗殺後の、ジャクリーン・ケネディを描く伝記映画。ナタリー・ポートマン、グレタ・ガーウィグ、ピーター・サースガード、そして先ごろ亡くなったジョン・ハートなどが出演。ジャクリーン役ナタリー・ポートマンと、その秘書役グレタ・ガーウィグの演技がとっても楽しみです。
監督は、広告で独裁政権を変えようとするチリ映画『NO』パブロ・ラライン。撮影『預言者』『君と歩く世界』そして『エル』のステファーヌ・フォンテーヌ。


光をくれた人
http://hikariwokuretahito.com/

M・L・ステッドマンの小説「海を照らす光」映画化。
監督は『ブルー・バレンタイン』そして個人的にはそれ以上の大傑作だった『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ』デレク・シアンフランス。適役だと思います。
マイケル・ファスベンダー、来年の『トゥームレイダー』ララ役アリシア・ビカンダー、レイチェル・ワイズ主演。
[ 2017/03/02 13:26 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

2017年3月公開映画チェック、前半

ディズニー、イルミネーション、ドラえもん、しまじろう、プリパラ、プリキュア、ウルトラマン、ライダーx戦隊と、お子様映画ジャンキーに嬉しい春休み興行突入。
大作もアサシンクリードにキングコングと精神年齢低くても楽しめそうなラインナップの三月です。

新作公開監督は
テレンス・マリック、ジャド・アパトー、ガース・ジェニングス、ジェフ・ニコルズ、デレク・シアンフランス、ケン・ローチ、ジェームズ・ワトキンス、ミア・ハンセン=ラブ、アレックス・デ・ラ・イグレシア、モー・ブラザーズ、ヤスミン・アフマド、パク・チャヌク、ナ・ホンジン、廣木隆一、井口昇、深川栄洋、大友啓史、田口清隆、杉野希妃、神山健治
血の気の多い映画をよく撮る人がちょくちょく混じってますね。

めぼしい旧作上映は4Kレストア・デジタルリマスター版『クーリンチェ少年殺人事件』くらいでしょうか。

http://eiga.com/coming/



3/3(金)
アサシン クリード
http://www.foxmovies-jp.com/assassinscreed/

人気ゲームフランチャイズの実写映画化。映像見ると、いかにもアサクリなアクション満載。3D版で見るの良さそう。
キャストはマイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール、ジェレミー・アイアンズ、シャーロット・ランプリングなど。ゲーム映画化作品にも、これだけ豪華なキャスティングが出来る時代なんですねぇ。


ラビング 愛という名前のふたり
http://gaga.ne.jp/loving/

1960年代まで、いくつもの州にあった異人種の結婚を禁じる州法を撤廃させる事になる、一組の夫婦の実話を元にした劇映画。
監督脚本『テイク・シェルター』『MUD』ジェフ・ニコルズ。
出演は、監督作『ザ・ギフト』も好評なジョエル・エドガートン。他のキャストはテレビドラマ出演はしてるけど、映画はあまり出ていない人が多く、渋くも今後が楽しみな顔ぶれ。
良さそうな映画なだけに、いかにもギャガ配給なイモい日本語サブタイトルがついてしまったのが悲しいですね。昔の日本は、一つの身体に白人と黒人のアタマが付いた双頭男が出てくる映画に『Mr. オセロマン』なんてしょうもないタイトル付けてたのに。


お嬢さん
http://ojosan.jp/

オールド・ボーイ』『イノセント・ガーデン』パク・チャヌク監督作。
1930年代、日本統治下にある朝鮮の日本人華族の財産を巡る、騙しと愛のお話。


WE ARE X
http://www.wearexfilm.jp
X JAPANのドキュメンタリー。監督のスティーヴン・キジャクはこれまでに、スコット・ウォーカー、ローリング・ストーンズ、バックストリート・ボーイズ、ジャコ・パストリアスのドキュメンタリーを監督。特定の音楽ジャンルに囚われないチョイスが好感持てます。


3/4(土)
エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方
http://www.interfilm.co.jp/amyamyamy/
ジャド・アパトー監督作。海外では2015年夏に公開済み。


フレンチ・ラン
http://gaga.ne.jp/french.run/

CIAのアウトローな捜査官と、天才スリ師のバディ物。監督脚本は、善良なカップルがDQN連中にひたすら酷いことされる、イヤな気分になれる映画の傑作『バイオレンス・レイク』のジェームズ・ワトキンス。


アシュラ
http://asura-themovie.jp/

金や私欲のために悪いことする偉い人や刑事がいっぱい出る、韓国映画お得意の犯罪映画。監督『FLU 運命の36時間』キム・ソンス。
出演は、『グッド・バッド・ウィアード』良いヤツ役のチョン・ウソン、『新しき世界』の良いツラでお馴染みファン・ジョンミン、『息もできない』社長役チョン・マンシクなど。一見すると、このメガネ市長がファン・ジョンミンとは思えませんね。


しゃぼん玉
http://www.shabondama.jp

女性や老人を狙った通り魔を繰り返していた青年が、偶然助けてしまったおばあちゃんとの出会いをきっかけに変わっていく、というお話。市原悦子ボイスの説得力すごいなー。
乃南アサの小説原作。監督脚本は、阪本順治監督作に助監督で付いていた東伸児。


雪女
http://snowwomanfilm.com

ほとりの朔子』などの制作や、『欲動』など監督もしている女優、杉野希妃が監督脚本出演。僕はどうもこの人が制作に入っている映画と相性が悪い傾向にあるのですが、本作は良さそうな。こういう怪談話に水野久美を怪しい役でキャスティングしてるのが嬉しい。


探偵は、今夜も憂鬱な夢を見る。
http://tantei.united-ent.com

若手イケメン俳優たちが出る青春映画を定期的にリリースしてくれるユナイテッドエンタテインメント制作の、探偵バディ物。
監督は、『武蔵野線の姉妹』『すんドめ』助監督の櫻井信太郎。脚本継田淳。撮影『闇金ドッグス』吉田淳志。
ツタヤの邦画新作を片っ端から借りていくタイプの人や、『ガチバン』みたいなVシネをよく見る人ならご存知でしょうが、この手の若手イケメン俳優ファン向け低予算映画は時折プログラム・ピクチャー的な映画の魔法がかかって傑作が生まれたりします。このスタッフ陣は期待できそうな。
主演廣瀬智紀、青木玄徳。共演に岸明日香、小野真弓、田中要次、津田寛治、田島令子。


よしもと新喜劇映画 商店街戦争 SUCHICO
http://www.shotengai-war.com

吉本新喜劇の座長と、熱血刑事のバディ物。イロモノじゃなく、ちゃんと面白そう。


映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険
http://doraeiga.com/2017/

長編37作目。かつて地球表面全体が凍結するほどの激しい氷河時代があったとするスノーボールアース仮説と、氷の下に眠る古代都市を絡めた、F先生の劇場版SFマインドを感じさせるお話。
監督脚本は、ジブリ出身で『千と千尋の神隠し』で監督助手を務めた高橋敦史。
ゲスト声優にサバンナと浅田舞、織田信成。フィギュアスケーターの二人は、『宇宙開拓史』にも出ていた動物パオパオの声を担当。パオパオの出番多そうなので違和感ないといいな。


劇場版プリパラ み~んなでかがやけ!キラリン☆スターライブ
http://pp-movie.com/
去年同様、毎週ルートが変わる上映形式。前作があじみ、ひびき、ちゃん子とブッ飛びチョイスだった反動か、今回はらぁら、ひびき、みれぃと無難そうなチョイス。
前作は監督森脇真琴、副監督コンテ演出佐藤まさふみ、とクレジットされていましたが、今回は森脇真琴は総監督名義で、大久保政雄が監督。


人類遺産
http://jinruiisan.espace-sarou.com
世界70箇所以上の廃墟を撮影したドキュメンタリー。『いのちの食べ方』『眠れぬ夜の仕事図鑑』ニコラウス・ゲイハルター監督作。


3/10(金)
スレイブメン
http://slaveman-movie.com/
ヒーロー+タイムリープ物な井口昇監督脚本作。


モアナと伝説の海
http://www.disney.co.jp/movie/moana.html
ディズニー最新作。ディズニー第二次黄金期の『リトル・マーメイド』『アラジン』などのロン・クレメンツ&ジョン・マスカー監督。脚本は『ズートピア』ジャレド・ブッシュ。
日本語吹替のメイン二人、屋比久知奈と尾上松也は予告編で聞いた感じ不安がありますが、夏木マリやROLLYは面白そう。


しまじろうと にじのオアシス
http://kodomo.benesse.ne.jp/open/movie/2017-oasis/
映画5作目。監督脚本平林勇。個人的には山田隆司脚本がこのシリーズの楽しみだったので今回不参加はちょい悲しいですが、ライムスターのMummy-Dが声優&歌で参加というトピックがあるので、やっぱり楽しみ。


ボヤージュ・オブ・タイム
http://gaga.ne.jp/voyage/

テレンス・マリック監督作。宇宙の誕生と死を探求するドキュメンタリー。『ツリー・オブ・ライフ』からやってる事の集大成みたいな感じでしょうか。


3/11(土)
ヘッド・ショット
http://headshot-movie.net/

ザ・レイド』イコ・ウワイス主演、主人公が記憶喪失で何者か分からないサスペンスなアクション映画。
モー・ブラザーズ監督脚本。『マブカル』のシャリーフ・ダーニッシュ、『キラーズ』の北村一輝と、楽しい猟奇描写で主役のキャラを徹底的に立たせてきた監督が、アクションでどうイコ・ウワイスを見せてくれるか楽しみ。


哭声 コクソン
http://kokuson.com/

チェイサー』『哀しき獣』ナ・ホンジン監督作。
韓国映画好きなら必ずどこかでその顔を見ているクァク・ドウォンが初の主演。共演にファン・ジョンミン、國村隼。


チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話
http://cheerdance-movie.jp/
タイトル通りのお話。『ちはやふる』広瀬すず、『劇場版零』中条あやみ、『野のなななのか』山崎紘菜、キュアカスタード福原遥と、ピンで主役張れそうな若手がいっぱい出てて、豪華ですね。
監督『鈴木先生』河合勇人。脚本は『白ゆき姫殺人事件』『繕い裁つ人』『夫婦フーフー日記』などオールラウンダーな林民夫。


コスメティックウォーズ
http://cosme-wars.com
東京PRウーマン』『インターン!』に続くBS-TBS制作の企業タイアップ映画。このシリーズは、TBSドラマにゆかりの深いベテランがスタッフ参加したり、プロダクトプレイスメントどころか映画全体プレイスメントなタイアップから生まれる奇妙な肯定性が面白いので、注目していきたいです。
監督『東京PRウーマン』鈴木浩介、脚本『こちら芝浦探偵社』『あぐり』清水有生。僕の偏愛TBSドラマ『オシャレ泥棒』脚本もこの人ですね。


劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!
http://m-78.jp/orb/movie/
監督田口清隆、脚本中野貴雄。


残されし大地
http://www.daichimovie.com
2016年3月、ベルギーのブリュッセルで起きたテロ事件で亡くなった音響技師ジル・ローランの初監督作。原発事故後の福島に生きる人をおさめたドキュメンタリー。


3/17(金)
SING シング
http://sing-movie.jp/

ミニオンズ』『ペット』のイルミネーション・スタジオ製3DCG映画。監督脚本『銀河ヒッチハイク・ガイド』『リトル・ランボーズ』ガース・ジェニングス。
日本語吹替版は、演出にアニメ音響監督の三間雅文、音楽プロデュースにアゲハスプリングスの蔦谷好位置、歌詞監修にいしわたり淳治、歌姫キャラ役吹替のMISIAをはじめ坂本真綾、水樹奈々、大地真央、大橋卓弥、河口恭吾など、とても気合の入った布陣。
本国版もスカヨハやジョン・C・ライリーなど豪華キャスティングで、どちらで見ても良さそう。


3/18(土)
わたしは、ダニエル・ブレイク
http://danielblake.jp/

ケン・ローチ監督作。前作の頃だったか引退宣言してましたが、映画監督の引退宣言はホント当てになりませんね。


3月のライオン 前編
http://3lion-movie.com/
実写映画化。監督大友啓史。出演神木隆之介、有村架純、倉科カナ、染谷将太、加瀬亮など。


ひるね姫 知らないワタシの物語
http://wwws.warnerbros.co.jp/hirunehime/

神山健治監督脚本のオリジナル長編アニメ。作画監督佐々木敦子、黄瀬和哉。黄瀬和哉は演出にも名を連ねています。音楽は下村陽子。映画音楽は去年のFF15映画に続き2作目。
主人公が主題歌を歌ってるのはとても良いと思うんですが、もうちっと演技とつり合った歌わせ方したほうが、エンドクレジットなんかで流れた時にグッと来るんじゃないですかね。
それと、授業中寝てる生徒を先生がポンと叩いて起こしてクラスメイトがわははと笑う、みたいな描写をいまだにやってるのに恐怖を感じます。


映画プリキュアドリームスターズ!
http://www.precure-dreamstars.com/
強引に全プリキュア参戦させるオールスターズ形式を改め、最新3作のプリキュアのみ登場させる春のプリキュア映画。本当は5年前のNSの時点でこの形式にしたかったんだろうなー。

監督はプリンセスプリキュアのフル3DCG中編『プリキュアとレフィのワンダーナイト』宮本浩史。この人選という事は、今までは主にアクションシーンで使って来た3DCGを、本編内でも積極的に使っていくのでしょう。
レフィ』は世界観説明を一気に行う会話シーンが単調にならないよう色々なカメラアングルを使える所に3DCGの良さを感じた反面、屈指のお子さま退屈ポイントである説明パートをアングル変える程度の演出でごまかそうとするのは如何なものか、とも感じました。とはいえ、プリキュア映画は制作期間が短いから、説明パートに手間をかけるくらいなら、他の部分にコストをかけたい事は想像に難くないですが。

脚本は坪田文。プリリズシリーズに参加し、レインボーライブのシリーズ構成までしただけあって、べらぼうに上手い人だと思います。教育的要素や恋愛要素を女児向けに落とし込む力量は、プリキュアから離れてしまった成田良美と赤尾でこ以上ではないでしょうか。まほプリからの脚本参加にして早くも劇場版に起用されるのも納得。

演出は佐藤宏幸と村上貴之。コンテと演出は主にこのお二人って事かな。総作画監督は中谷友紀子、作画監督は大田和寛。予告見た感じ、CGモデルと馴染みの良さそうな大田和寛テイストが強いですね。ゲスト主人公の声優は阿澄佳奈。
OP曲「桜MISSION プリキュアリレーション」は青木久美子、小杉保夫の初代主題歌コンビ作詞曲でアレンジ高木洋、歌はGoプリED北川理恵、コーラスに五條真由美&うちやえゆかと、歴代プリキュアイズムに満ち満ちた布陣でアツイです。
[ 2017/02/26 14:46 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

2017年2月公開映画チェック、後半

2月後半の公開映画チェックです。

http://eiga.com/coming/


2/17(金)
セル
http://cell-movie.jp/
スティーヴン・キング原作脚本、ケータイ使った人が次々に暴徒と化していく中をサバイヴするお話。
とても楽しそうな設定ですが、キャストがジョン・キューザック&サミュエル・L・ジャクソンで、監督が『パラノーマル・アクティビティ2』トッド・ウィリアムズとなると、残念映画に仕上がってそうな予感。とはいえ、この二人が主演したキング原作の『1408号室』はそこまで悪くなかったですが。『エスター』のあの少女を演じたイザベル・ファーマンが、ちょっと大人になって出演してるのが嬉しい。


2/18(土)
雨の日は会えない、晴れた日は君を想う
http://ame-hare-movie.jp/

ダラス・バイヤーズクラブ』ジャン=マルク・バレ監督、近年の主演作にハズレなしジェイク・ギレンホール主演。妻が死んだけどこれっぽっちも悲しくなれない男が、身の回りのモノ全てブッ壊して、改めて自分を確かめていく。この人にピッタリの役柄で、これまた良さそうです。
原題は "Demolition" だそうで、邦題とのかけ離れっぷり凄いっすね。


ナイスガイズ!
http://www.niceguys-movie.com/

シングルファーザーで酒浸りの私立探偵と、腕力にモノを言わせる示談屋がコンビを組み、失踪した少女を捜索するバディ物。
主演ライアン・ゴズリングとラッセル・クロウ。
リーサル・ウェポン』『ラスト・アクション・ヒーロー』脚本、『アイアンマン3』監督脚本のシェーン・ブラックが監督脚本。撮影は『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』『ファンタスティック・ビースト』フィリップ・ルースロ。
この布陣ならそりゃあ間違いなく面白いでしょう。


愚行録
http://gukoroku.jp

貫井徳郎の小説映画化。ポーランド国立映画大学出身の石川慶、長編初監督作。脚本向井康介。キャストは妻夫木聡、満島ひかり、市川由衣、中村倫也など。上手い人が揃っていて良さげ。


一週間フレンズ。
http://ichifure.jp
実写映画版。僕は原作もアニメも全く知らないので何とも言えませんが、「ヒロインが日記を書く」から「主人公ふたりで交換日記する」という設定に変わっているそうで。日記にしろ交換日記にしろ、『50回目のファースト・キス』チックで実写映画にも向いてそうな題材な気はしますが、僕は原作もアニメも全く知らないので何とも言えませんね。


スプリング、ハズ、カム
http://springhascome.xyz

一人娘を生んで母はすぐに他界。二人で暮らしてきた父と娘。娘の大学進学を機に二人は別々に暮らすことになるけれども、父はあまりに素直で良い子に育った娘が心配で、娘は一人暮らしになってしまう父が心配。
小津映画の笠智衆と原節子を思わす関係性。とても良さそう。
監督『あかぼし』吉野竜平。出演、柳家喬太郎、E-girls石井杏奈、『あかぼし』主演の朴璐美。


天使のいる図書館
http://www.toshokan-movie.com

機械的なまでにド真面目な図書館新人司書が、ある老婦人の探し物の手伝いをきっかけに変わっていく。監督『リュウグウノツカイ』ウエダアツシ。出演、実写版『魔女の宅急便』小芝風花、香川京子、横浜流星、森本レオ。小芝風花と香川京子のアンサンブルも、フレーム内の人物の置き方も、すごく良い。これは間違いなく俺好みな映画ですね。


息の跡
http://www.ikinoato.com/

映像作家小森はるかが遂に作った長編。
陸前高田市で「佐藤たね屋」として種苗販売を営みつつ、津波の経験とその後の生活、また陸前高田の歴史や文化などを独学の外国語で書き続けている、佐藤貞一さんのドキュメンタリー。

予告編を見て、監督がユリイカ小津安二郎特集号に寄稿していた文章を思い出しました。
"小津の映画を観るとき、いつも少し気になることがある。あの登場人物たちが口にしている「お嫁さん」とか「戦争」とか「幸せ」という言葉は、私の知っているそれと少し違っていた。(中略)その少し違うというのがずっと咀嚼できずに残っている"
"バイト先の店長とおばちゃんたちはお昼休みによく子どもの頃の話をする。それは小津が映画を撮っていた時と同じ頃の話で、その時にもやっぱり「お嫁さん」とか「戦争」とか「幸せ」という言葉が出てくる。はっきりとあの映画の中にあるものと同じだと思う。私はわからないなりにもおばちゃんたちの口から発するその響きに慣れ親しんできて、あの登場人物たちの声が近づいたような気がする"

映像の人であるゴダールは映画をたくさんの言葉で埋め尽くし、言葉の人であるマルグリット・デュラスは一時期たくさんの映画を監督しました。二人とも、わざと映像と音の情報をずらした、映像と音が戯れるシーンを作る人です。
言葉から想起されるイメージを映像が変えていく。あるいは逆に、映像というイメージを言葉が変えていく。あるいは、言葉のイメージと映像のイメージが合わさる事で、そこに存在しないイメージが浮かび上がる。
1+1が2ではない全く別のものに変わってしまう。映画のそんな瞬間は、とても刺激的です。映画的、と呼ぶにふさわしい興奮があります。

小森監督は、小津映画の「幸せ」と、バイト先のおばちゃんの「幸せ」が、同じものを示しているのに、距離感が違う、と感じ取る人です。映像と音をずらすまでもなく、対象との距離感だけで、イメージは変わってしまうという事に気付いている人です。
息の跡』は、映像と音を編集して作られる「映画」の本質を掴んでいる、映画そのもの、な映画になっていそうな雰囲気があります。見に行ける環境にある人は、是非行って欲しいですね。


劇場版 列車大行進 日本を駆ける列車たち
http://daikoushin.jp

イオンシネマのみで上映される系映画。おこさま向け列車映画はちょくちょくありましたが、大人向けは初めてですね。ナレーション沢城みゆき。みゆきちボイスと列車サウンドを劇場で堪能できるのは良いですね。一日中これを上映している劇場でうとうとしたい。


2/24(金)
ラ・ラ・ランド
http://gaga.ne.jp/lalaland/

セッション』デイミアン・チャゼル監督脚本。ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン主演。2016年アメリカ賞レース席巻のミュージカル。出不精の僕ですが、流石にコレは見に行くつもりで事前情報シャットアウトしているので、どんな映画かよく知りません。


トリプルX 再起動
http://www.xandercage.jp/
ヴィン・ディーゼル様主演アクション『トリプルX』待望の続編。エクストリーム・スポーツ要素を取り入れたのが一作目の売りでしたが、今回は、最近の『ワイルド・スピード』シリーズからの影響か、曲者揃いのチーム物になっているようです。

キャストは過去作から続投のヴィン・ディーゼルとサミュエル・L・ジャクソン。
そして新規参入組は『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』ディーピカー・パードゥコーン、『シックス・センス』母親役トニ・コレット、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』ニーナ・ドブレフ、台湾のクリス・ウー、オーストラリアのルビー・ローズ、サッカー選手のネイマール、そしてトニー・ジャー、さらにドニー・イェン様。
何だか知らんがとにかくよし、という感じで愉快なゴッタ煮キャスティングです。一作目のヒロインであるアーシア・アルジェント様がここに居ないのが本当に残念ですね。二作目の主人公アイス・キューブは一応出てるみたいですが。


2/25(土)
アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発
http://next-eichmann.com

「アイヒマンはじめ多くの戦争犯罪を実行したナチス戦犯たちは、そもそも特殊な人物であったのか。それとも家族の誕生日に花束を贈るような平凡な愛情を持つ普通の市民であっても、一定の条件下では、誰でもあのような残虐行為を犯すものなのか」
それを検証しようと行われたミルグラム実験を描く実録モノ。主演ピーター・サースガード、奥さん役にウィノナ・ライダー。


素晴らしきかな、人生
http://wwws.warnerbros.co.jp/subarashiki-movie/
クリスマス・シーズンのニュー・ヨーク。最愛の人を失い、失意のどん底にいる主人公の前に、三人の奇妙な舞台俳優が現れる。彼らとの出会いが主人公を変えていく。
原題は "Collateral Beauty" ですが、何とも恐れ知らずな邦題つけましたね。お話的には『素晴らしき哉、人生!』というよりクリスマス・キャロルっぽい感じがあります。
出演ウィル・スミス、エドワード・ノートン、キーラ・ナイトレイ、ナオミ・ハリス、ケイト・ウィンスレット、ヘレン・ミレンと恐ろしいメンツ。
監督『プラダを着た悪魔』デヴィッド・フランケル。撮影マリス・アルベルチ。この人、トッド・ソロンズ『ハピネス』、ダーレン・アロノフスキー『レスラー』、シャマラン『ヴィジット』、ライアン・クーグラー『クリード』と、錚々たるタイトルの撮影してますね。


彼らが本気で編むときは、
http://kareamu.com/

荻上直子監督脚本。育児放棄された少女と、その叔父さんと、叔父さんのトランスジェンダーな恋人の共同生活なお話。
僕は荻上直子作品の閉鎖的な感じは好きですが、わざとらしい無機質さがどうにも鼻をついて、基本ニガテです。しかし今回はその辺が控えめで、僕でも楽しめそうな予感。
男の体に生まれたトランスジェンダー役の生田斗真がハマってますね。この人、ホント何やっても上手いなー。叔父さん役に桐谷健太。共演にミムラ、小池栄子、門脇麦、田中美佐子。


バンコクナイツ
http://www.bangkok-nites.asia/

空族の最新作。監督『サウダージ』富田克也。間違いなく面白いでしょうが、ソフト化しないでしょうから僕はまず見る事が出来ないと思うと悲しい。お近くで上映しているなら是非見るべきですよ。


真白の恋
http://mashironokoi.com

富山に暮らす軽度の知的障害を持つ少女と、東京から来たカメラマンの恋。
地元出身監督を迎えたご当地映画は最近山ほど作られていますが、こちらはかなり良さそうな。
[ 2017/01/31 03:18 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

2017年2月公開映画チェック、前半


この時期の宅配便はもれなくクール便状態で届く事に北海道を感じる今日この頃。ひえひえで届いたC91新刊の中ではコチラが特に良かったです。

Grand Hotel765! サークル:シロマトグラフィー

タイトル通りグランドホテル形式な765プロ本。
人数の多い765プロのアイドルたちそれぞれのエピソードを描きながら、全く散漫にならない構成力が見事です。律子と数人のキャラが劇中で通底させている話題のお陰でビシッと決まるラストには感嘆しました。お話の最後を飾る〇〇〇とアイドルの関係性は、映画の方の『グランド・ホテル』で最後を飾る登場人物であるライオネル・バリモアとジョーン・クロフォードの関係性と通じるところがありますね。



さて、2月公開映画です。良さそうな邦画が多いですね。
深夜アニメの劇場版も多めですが、僕はその辺あまり明るくないので省いています。

新作公開監督は、ティム・バートン、ロバート・ゼメキス、ゲイリー・ロス、シェーン・ブラック、ジャン=マルク・バレ、デイミアン・チャゼル、トム・ティクバ、グザヴィエ・ドラン、ジャンフランコ・ロージ、万田邦敏、中田秀夫、矢口史靖、荻上直子、富田克也、月川翔、ウエダアツシ、吉野竜平、山岸聖太、そして小森はるか。

http://eiga.com/coming/


2/3(金)
ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
http://www.foxmovies-jp.com/staypeculiar/

空中浮遊する少女、ふたくち女の子、体内に蜂を飼う少年、透明人間、などなど特殊能力を持った子供たちが住む屋敷での奇妙な生活。そして、彼らを襲う外敵との戦い。ジュヴナイル版『X-MEN ファースト・ジェネレーション』って感じで楽しそう。

監督はティム・バートン。撮影は『ダーク・シャドウ』『ビッグ・アイズ』から引き続きブリュノ・デルボネル。脚本は『X-MEN ファースト・ジェネレーション』『キングスマン』ジェーン・ゴールドマン。
キャストはエイサ・バターフィールド、エヴァ・グリーン、テレンス・スタンプ、ジュディ・デンチ、サミュエル・L・ジャクソン。


咲 Saki
http://www.saki-project.jp/
実写劇場版。
監督は麻雀漫画原作モノを多く手がけている小沼雄一。撮影は井口昇監督作や河崎実監督の『まいっちんぐマチコ先生』シリーズなどの長野泰隆。
キャストは、女性アイドルやモデルを多数集めているので、今後演技で活躍する人を青田買いするのも楽しそうです。主人公チームに『たまこちゃんとコックボー』廣田あいか、そして『1/11』古畑星夏と、誇張の効いたキャラも平気で演じられる芸達者な人を起用している辺り、キャスティングかなり良さそう。


虐殺器官
http://project-itoh.com
伊藤計劃原作アニメ映画化シリーズ「Project Itoh」の一作。当初は2015年10月に上映される予定でしたが、随分伸びましたね。


2/4(土)
ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男
http://newtonknight.jp

南北戦争時代のアメリカ南部で、貧しい白人脱走兵と黒人奴隷500人の反乱軍を率いて南軍に立ち向かった男、ニュートン・ナイトの物語。南北戦争真っ只中で、そんな事をしていた人がいるんですねぇ。ベタベタな泣かせに走らなければ、かなり好みの映画になるかもしれない。
監督脚本制作は『カラー・オブ・ハート』『シービスケット』『ハンガーゲーム』ゲイリー・ロス。主演はマシュー・マコノヒー。


キックボクサー リジェネレーション
http://aoyama-theater.jp/feature/mitaiken2017
ジャン=クロード・ヴァン・ダムの出世作『キックボクサー』リメイク。
あらすじはオリジナルと同じで、ヴァン・ダムは師匠役で登場。主人公は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』チームの筋肉役ドラックスを演じたWWEスーパースターのデビッド・バウティスタ。監督『ブルークラッシュ』『ネイビーシールズ:チーム6』ジョン・ストックウェル。


男と女
http://mw-movie.com

シークレット・サンシャイン』『ハウスメイド』チョン・ドヨンと『トガニ』コン・ユが共演する恋愛モノ。絵になるカップリングで、フィンランドロケ。とても良さそうです。カウリスマキ監督でよく憮然とした表情をしている人、カティ・オウティネンも出演。


君と100回目の恋
http://kimi100.com/
デート映画。事故が起こってしまう運命を変えるために何度もタイムリープするよ映画。監督は『携帯彼氏/彼女+』『黒崎くんの言いなりになんてならない』の月川翔。監督脚本作『携帯彼氏+』はタイトにまとまったティーン向けホラーの良作だったので、またホラーやって欲しいけど、無理かなー。『学校の怪談』とか、この人が監督脚本したら面白くなりそうな気がするんだけど。


傷だらけの悪魔
http://kizuaku.jp/
星野源や乃木坂46のMVなどを手がける山岸聖太監督編集。

これなんか実に「山岸聖太」なテイストの仕事ですね。

ファミ通WaveDVD読者だった僕としては、星野源や乃木坂仕事より、ファミ通WAVE一連の仕事の凄まじさが、やはり忘れられません。

ビデオゲーム紹介雑誌であるはずのファミ通WAVEが、山岸聖太の才気に導かれるまま、ルパン小島という一人の編集者がどこまでも堕ちていく様を記録する一大ドキュメンタリーへと変容していったのは、とてもスリリングでした。

めちゃイケ片岡飛鳥や、水どう藤村Dのスタイルに悪意を十割増しした追い詰め方で対象者を捉え、先鋭的なカッティングやテロップでさらに悪意を増長させる。自分が面白いと思う事を徹底し、時には非情にもなれる資質は、原一男や森達也といったドキュメンタリー監督に通じているように思います。
ただ、そういったドキュメンタリー監督と違い、非情さや冷静さを最終的に「笑い」に還元できるサービス精神があるので、劇映画にも向いてそう。


LIVE FOR TODAY 天龍源一郎
http://tenryu-genichiro.jp/movie/
天龍源一郎の引退ロードを追ったドキュメンタリー。ナレーション染谷将太。


A FAT WRECK:ア・ファット・レック
https://www.facebook.com/AFatWreckJapan/
NOFXのファット・マイクと、当時の妻エリンが作ったインディー・レーベル、ファット・レック・コーズのドキュメンタリー。


2/10(金)
マリアンヌ
http://marianne-movie.jp/

ロバート・ゼメキス監督、『イースタン・プロミス』『ハミングバード』『オン・ザ・ハイウェイ』スティーヴン・ナイト脚本、ブラッド・ピットとマリオン・コティヤール主演。愛する妻はスパイかもしれない、というサスペンス&ロマンスなお話。

スティーヴン・ナイトが監督脚本した『ハミングバード』は、現代を舞台にしたステイサム主演のリベンジ物でありながら、本質的にはステイサム様が「人生で一番ホレた女に、オレ史上最高のスマイルを贈るよ。そして、この最高の瞬間を永遠に美しく留めるために、二人いっしょに生きるより、離ればなれになる事を選ぶよ」という極めてロマンチックな、ステイサム版『マディソン郡の橋』な映画でした。

そんなスティーヴン・ナイトが脚本でこの題材。しかも疑惑の妻はマリオン・コティヤール。ロマン炸裂の良作になりそうな気がします。


王様のためのホログラム
http://hologram-movie.jp
サウジアラビアの国王に最先端の映像装置「3Dホログラム」をプレゼンすべく現地に向かうも、オフィスは砂漠のテントだし、肝心の国王にはいつ会えるか見当もつかないよトホホ、、、でも人生なんとかなるさ系映画。
トム・ハンクス主演。『ラン・ローラ・ラン』『ザ・バンク』『クラウドアトラス』トム・ティクバ監督脚本音楽。この題材には意外な監督チョイスな感じ。


2/11(土)
グリーンルーム
http://www.transformer.co.jp/m/greenroom/

売れないパンク・バンドがライブしに来た会場はネオナチの巣窟。バンドはそこで殺人現場を目撃してしまい、楽屋に閉じ込められ命が危うい事に。どうにか殺らなきゃ、殺られる!という大変楽しそうなお話。
キャストに、昨年若くして亡くなった『オッド・トーマス』アントン・イェルチン、最近テレンス・マリックやボグダノヴィッチといった巨匠の作品に次々と出演しているイモージェン・プーツ、そして『X-MEN』プロフェッサーX役のパトリック・スチュワート。
監督脚本『ブルー・リベンジ』ジェレミー・ソルニエ。撮影のショーン・ポーターはマイク・ミルズ監督最新作もやっていて、これから注目されそうな人。


世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方
http://www.sekaideichiban.com

幼稚園を脱走した6人の四歳児が、おじいちゃんおばあちゃんを老人ホームから救出すべく奮闘する、スラップスティックなキッズ・ムービー。

平凡な村が、その平凡さゆえにマーケット・リサーチのためのモニター村にされてしまう。しかし村の老人たちは、さまざまな分野で初めてのことを成し遂げてきた奇人がいっぱい居て、モニター村には不適格なので老人ホームに入れられてしまう。藤子F先生のSF短編を思わす設定が良いですね。
モニター村を脱却すれば老人たちは解放されるだろうと、子供達が村の中で世界新記録を出して、特別な村にしようと奮闘する、ってプロットもワクワクもんです。

公式サイトのレビューは宇田川幸洋先生が寄稿。まんまと映画が見たくなる、素敵な文章です。これは絶対に見たい映画だなぁ。


たかが世界の終わり
http://gaga.ne.jp/sekainoowari-xdolan/

グザヴィエ・ドラン監督。第69回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作。
自分の死期が近いことを伝えるため12年ぶりに帰郷した若手作家の苦悩と家族の葛藤。
キャストは、ギャスパー・ウリエル、レア・セドゥ、マリオン・コティヤール、ヴァンサン・カッセル、ナタリー・バイ。グザヴィエ・ドラン作品でこんなにメジャーな役者が並んでいるのは初めてですかね。


サバイバルファミリー
http://www.survivalfamily.jp

矢口史靖監督脚本。小日向文世、深津絵里主演。ある日突然、地球から電気がなくなった。という世界をサバイヴする、東京の一つの家族のお話。


SYNCHRONIZER
https://www.facebook.com/synchronizer.movie/
万田邦敏監督作。自主配給かな。見逃すと次に見る機会を得るのが難しくなるかもしれません。


ホワイトリリー
http://www.nikkatsu-romanporno.com/reboot/whitelily/
日活ロマンポルノ、リブートシリーズ。中田秀夫監督、加藤淳也&三宅隆太脚本。『クロユリ団地』『劇場霊』と同じ布陣。中田監督は日活で助監督していた人ですが、ロマンポルノは初めてなんですね。


青鬼 THE ANIMATION
http://aooni-anime.com/movie/

誰が期待しているのか謎な『青鬼』劇場版。今回はアニメーション作品。『てさぐれ!部活もの』みたいな質感で、かなりのヤバさが漂う物件です。メインスタッフは、脚本に我孫子武丸、キャラクター原案に坂井久太、声優陣に逢坂良太や喜多村英梨と、決して悪くない布陣ですが。
実写版『青鬼』は、配給のAMGエンタテインメントが自社専門学校の関係者や生徒に仕事を提供する企画、という側面はありましたが、その分バジェットもそれなりに提供され、役者やVFXは割と充実してたと思うんですよね。内容はともかく。
今回のアニメ版はAMG絡んでないようで、それが吉と出るか凶と出るか、ほんのちょっとだけ気になります。


海は燃えている イタリア最南端の小さな島
http://www.bitters.co.jp/umi/

イタリア最南端にある小さな島、ランペドゥーサ島。そこは地中海を命がけで渡って来た難民の玄関口でもあった。島の人口約5500人に対して、5万人を超える難民や移民が島に来ているが、島の人々にはそれぞれの生活があり、難民と交わることは無い。そんな中、島に一人の医師だけが、島民の診察と、難民の検診や検死をして、両者を見ている。
今現在、こんなにも興味深いドキュメンタリーの題材は他にないでしょう。監督は『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』ジャンフランコ・ロージ。
[ 2017/01/26 22:17 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

2017年1月公開映画チェック、後半

イザベル・ユペールが100以上の映画で演じてきた役をコンパクトにまとめた動画。

"She was a killer twice.
And she was killed twice."
のシーンチョイスが連続でシャブロル映画なのが良いなぁ。しかしこれだけ映画出て、殺す/殺される役が二回しかない、というのが意外です。
100本以上出演して殺す/殺される役が無い人っているのかな。渥美清とか、兵隊役は多いけど、劇中で人を殺める描写はないかもしれないですね。


http://eiga.com/coming/


1/21(土)
沈黙 サイレンス
http://chinmoku.jp/
マーティン・スコセッシ監督作。遠藤周作の小説が原作。
出演アンドリュー・ガーフィールド、アダム・ドライバー、リーアム・ニーソン、浅野忠信、窪塚洋介、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシ、PANTA、片桐はいり、伊佐山ひろ子、洞口依子、菅田俊、青木崇高、SABU、渡辺哲、EXILE AKIRA、黒沢あすか。キャスト眺めてるだけで面白い。
これだけ役者揃えて日本の時代物で、それでも『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の半分のバジェットで製作できるのかぁ。


ザ・コンサルタント
http://wwws.warnerbros.co.jp/consultant-movie/

表向きは田舎の会計コンサルタント、しかし実は裏社会の帳簿を仕切る凄腕会計士で、なおかつ暗殺術を身につけた殺し屋。大企業の不正を暴き、マフィアとの違法取引を重ねる、彼の真の目的とは、、、という楽しそうなお話。
主役にベン・アフレック、共演アナ・ケンドリック、J・K・シモンズ、ジョン・リスゴー。監督ギャヴィン・オコナー。撮影はジョー・ライト監督作の常連でなおかつ『アベンジャーズ』やギャレ版『ゴジラ』もやってるシーマス・マッガーベイ。


マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ
http://maggiesplan.jp

フランシス・ハ』グレタ・ガーウィグ、イーサン・ホーク、ジュリアン・ムーア共演の、ニューヨーカーな大人の割り切った(つもりでも実際はそうでもない)三角関係モノ。
監督脚本は『50歳の恋愛白書』レベッカ・ミラー。撮影めっちゃ良いな、と思ったら『フランシス・ハ』のサム・レビ。グレタ・ガーウィグとジュリアン・ムーアの共演は見ておきたい。


アラビアの女王 愛と宿命の日々
http://gaga.ne.jp/arabia/

ヴェルナー・ヘルツォーク監督脚本。
20世紀初頭、イギリス上流階級の生活を捨て、世界中を旅行/冒険し、やがて第一次世界大戦下のアラビアで英国情報員として、そしてイラク王国樹立の立役者となった女性、ガートルード・ベルの半生記。同時期のアラブで活動していた「アラビアのロレンス」ことT. E. ロレンスとも当然交流があったそうで、その辺りの描写も映画好きには興味深い所です。
主役はニコール・キッドマン、共演ジェームズ・フランコ、ダミアン・ルイス、そしてアラビアのロレンス役は『トワイライト』ロバート・パティンソンと、面白いキャスティング。戦争突入前の若いアラビアのロレンスを描いた映画をロバート・パティンソンでやったら、、、と夢想してしまいます。


ショコラ 君がいて、僕がいる
http://chocolat-movie.jp/index.html
リュミエール兄弟もその芸を撮影したフランス初の黒人芸人と、彼を支えた相方の白人芸人の半世紀。主役は『最強のふたり』オマール・シー、相方役にチャップリンの孫、ジェームス・ティエレ。監督は、俳優としても活躍しているロシュディ・ゼム。
リュミエール兄弟が撮影した彼らの映像は "Foottit et Chocolat" というシリーズで、6本あるようです。その内、 "IV. Guillaume Tell" と "III. Chaise en bascule" は、こちらで見ることができます。



パリ、恋人たちの影
http://www.bitters.co.jp/koibito/
フィリップ・ガレル監督作。撮影はダニエル・シュミットやストローブ=ユイレ作品に数多く参加してきたレナート・ベルタ。
最近のフィリップ・ガレル監督作常連である息子のルイ・ガレルが出てない、と思ったらナレーションで参加してますね。


新宿スワンII
http://ss-2.jp/
監督園子温、制作&脚本は実写版『ルパン三世』でお馴染み山本又一朗 aka 水島力也。アクション監督に谷垣健治。
前作は脚本が水島力也&鈴木おさむという地雷コンビで、極めてキツイ台詞や展開満載でしたが、役者の魅力で面白く見れてしまう映画でした。特に山田孝之が毎度のことながら良くて、ボウリング場で酷い事しちゃうシーンを台詞の発音一つで最高に怖く、笑える名場面にする役者力に震えました。
今回のキャストは、引き続き出演の綾野剛、伊勢谷友介、金子ノブアキ、深水元基、村上淳に加え、浅野忠信、上地雄輔、椎名桔平、中野英雄が新規参戦。女優陣は広瀬アリス、高橋メアリージュン。


太陽の下で 真実の北朝鮮
http://taiyouno-shitade.com

ロシア人監督が北朝鮮の一般市民生活のドキュメンタリーを撮ろうとしたら、「北朝鮮側の監督」が逐一セリフや演出を入れてOKが出るまでリテイクするので、それも隠し撮りしました、というドキュメンタリー。


1/27(金)
マグニフィセント・セブン
http://magnificent7.jp/

荒野の七人』リメイク。アントワン・フークア監督作。
出演デンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク、ヴィンセント・ドノフリオ、イ・ビョンホン。
デンゼル・ワシントンは『七人の侍』の志村喬っぽさがあって良さそうですね。『荒野の七人』は、イーライ・ウォラックが敵役を演じているおかげで、『七人の侍』で印象が薄かった悪役が光っているのが魅力の一つだと思いますが、今回はどうでしょ。


ドクター・ストレンジ
http://marvel.disney.co.jp/movie/dr-strange.html
MARVELヒーロー映画。監督脚本は『フッテージ』『NY心霊捜査官』スコット・デリクソン。映像を見ると、気取ってない『インセプション』って感じで楽しそうです。
キャストはベネディクト・カンバーバッチ、『それでも夜は明ける』キウェテル・イジョフォー、レイチェル・マクアダムス、マッツ・ミケルセン、そしてスコット・アドキンスにティルダ・スウィントン。最後のお二人はアベンジャーズにも進出して欲しいですねぇ。


スノーデン
http://www.snowden-movie.jp/
アメリカ政府による個人情報監視を告発したエドワード・スノーデンのお話を、オリバー・ストーン監督、ジョセフ・ゴードン=レビット主演で劇映画化。
エドワード・スノーデン本人がカメラの前で事実を話す『シチズンフォー スノーデンの暴露』というドキュメンタリー映画は、告発の過程そのものを記録しているだけに緊迫感があって面白いのですが、告発シークエンスは淡々として喋りも回りくどい面があるので、劇映画にした方が問題の切実さは増すでしょうね。
他のキャストは『ダイバージェント』主人公のシャイリーン・ウッドリー、現行『スター・トレック』スポック役ザカリー・クイント、クリントの息子スコット・イーストウッド、ニコラス・ケイジなど。


1/28(土)
エリザのために
http://www.finefilms.co.jp/eliza/

カンヌ国際映画祭において、『4ヶ月、3週と2日』でパルムドール、『汚れなき祈り』で女優賞脚本賞、そして本作で監督賞と、大いに評価されているクリスティアン・ムンジウ監督脚本制作。すげぇ面白そう。


エゴン・シーレ 死と乙女
http://egonschiele-movie.com
エゴン・シーレの伝記映画。1980年にもジェーン・バーキンをヒロイン役にした『エゴン・シーレ 愛欲と陶酔の日々』という映画が作られています。
監督脚本はディーター・ベルナー。日本ではハネケの『セブンス・コンチネント』の夫役しか知られていませんが、監督業が本職のようです。


僕と世界の方程式
http://bokutosekai.com

自閉症でコミュニケーションが苦手、そしてズバ抜けた数学力を持っている少年が、国際数学オリンピックの場で中国代表の少女と出会って、、、という、ウェス・アンダーソンが撮ったら数学版『天才マックスの世界』に題材。本作はオーソドックスな感動作だと思いますが。
主演エイサ・バターフィールド。キョドい演技うまいなー。母親役は『ブルージャスミン』やマイク・リー監督作で忘れ難い印象を残すサリー・ホーキンス。
撮影は『THIS IS ENGLAND』『パイレーツ・ロック』『英国王のスピーチ』など近年のイギリス映画を代表するような作品に次々参加しているダニー・コーエン。


残酷ドラゴン 血斗竜門の宿
http://www.shochiku.co.jp/kinghu/

日本以外のアジア各国で爆発的にヒットし、武侠映画、そしてその後の功夫映画の流れを決定づけた映画史に残る一作。
香港アクション好きなら、ツイ・ハーク監督のリメイク版『ドラゴン・イン 新龍門客棧』は見ているかもしれません。僕も先に見たのは『新龍門客棧』でした。また、アクション映画好きでなくとも、ツァイ・ミンリャン『楽日』の中で上映されている映画として見ているかもしれません。
とても重要で、それより何よりベラボウに面白い映画ですが、日本では随分と遅れて公開され、妙な邦題を付けられてしまいました。

巻物をサッと広げると「ジャーン!」と威勢良くタイトルが表示される気持ち良いオープニング。
荒涼とした地にある宿「龍門客棧」に、いわくありげな者が集まり面白技を披露するワクワクの展開。
タランティーノ『デス・プルーフ』ラストでも使われる「ジャーン!」音や拍子木など、京劇由来の音使いがアゲにアゲてくれる緊迫感や高揚感。
主要素がどっか行ったり、敵役の方が観客受けする属性持ちだったりする支離滅裂さ。
そして、ショットと繋ぎの奇妙なる美しさ。
映画の「フレーム」の中に何を収めるべきか本能的に分かっている人が、京劇と西部劇を一体化させてしまった奇跡の結実。

などと、幾ら言葉を費やしたところで、何の意味もない。アクションひとつで我々を圧倒してくれる「これぞ活劇」という映画です。

今回は『侠女』も併せてリマスター上映されます。こちらは未見なので早く見たいですね。しかし今回のリバイバル上映は箱が小さいのが難です。自宅のブルーレイでゲラゲラ笑ったり「ウヒョーすげー!」と驚いたりしながら見た方が楽しいかもしれません。


人狼ゲーム ラヴァーズ
http://jinro-game.net
古畑星夏初主演映画。『青鬼』で見事なスクリーミング・クイーンっぷりを見せていたのでこの手の作品も合うけど、屈指の演技力の持ち主なので、こうギャーギャー喚く映画じゃなく、もっと良さげな作品で初主演を飾って欲しかったなぁと思いますが、まあ余計な御世話ですわね。


アンチポルノ
http://www.nikkatsu-romanporno.com/reboot/antiporno/
日活ロマンポルノのリブートシリーズ、園子温監督脚本。


ゴンドラ
http://gondola-movie.com/

DOGMAのTOHJIRO監督が、1987年に伊藤智生として監督した作品。


キセキ
http://kiseki-movie.com

GReeeeNの代表曲「キセキ」の誕生秘話を、松坂桃李と菅田将暉のダブル主演で描く青春ドラマ、だそうです。この予告編を見て、素直に「本編も見たい」と思える人間に育っていたら、もう少し楽に社会人生活が出来ていただろうな、と思います。
とはいえ、監督は是枝作品で助監督についている兼重淳、脚本『余命1ヶ月の花嫁』や(僕の2014年ベスト映画である)『抱きしめたい 真実の物語』斉藤ひろし、そしてキャストが松坂桃李、菅田将暉、忽那汐里、横浜流星、奥野瑛太、小林薫と、面白い映画に出来そうなスタッフが揃っているし、俺が忌み嫌う要素に満ちた映画こそ積極的に当たりに行きたいので、見ておきたいですね。
しかし普通の映画は相容れない世界観でも割と許容できるのですが、ミュージシャン映画は感性が合わないと心底ツラくなるのが不思議なところです。『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー』とか、こんなの見始めてしまった自分を呪うレベルで不快だったりしますからね。サシャ・バロン・コーエンの嫌がらせ映画が好きな人はインティライミ映画も是非見て欲しいです。


ホームレス ニューヨークと寝た男
http://homme-less.jp

ファッションモデル出身で現在はファッション写真家、そして家族も恋人も持たないホームレス生活をしているマーク・レイのドキュメンタリー。


下旬公開予定
タンジェリン
http://tangerinefilm.jp

全編スマホ撮影。でもオーソドックスな切り返し、ステディカムっぽいスムーズな移動撮影、それにクレーンショットまであって、スマホらしいパンフォーカスな映像ながらも、しっかり映画の画になってますね。色はポスプロでかなり弄ってる感が強いですが、後処理でギラギラさせていく方向性がむしろ題材とバッチリ噛み合ってそう。

[ 2017/01/05 21:45 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
プロフィール
Author:かりふら